プロチームがもっと増えてくれたら

うたぼっとです。

最近フォトナ界隈を見て思ったことをブログにします。

どちらかというと選手よりもクランを運営している方に見てもらいたいなと思いました。


アマチュアクランの存在

大会運営というものを仕事にしてまだ2か月ではあるが、仕事を通じて疑問に思ったことは、なぜこんなにフォートナイト界隈はアマチュアクランばかりが存在するのか?ということ。

Wikipediaによると、

アマチュア(英: amateur)とは、芸術・学問・スポーツなどを、職業ではなく、趣味や余技として行う人。素人、愛好家とも言う。対義語はプロフェッショナル(professional。金銭を得る人)。

つまり、完全に趣味でクランに入っている人、職業とはしていないクランを指す。

自分自身も去年の9月から今年の2月くらいまでアマチュアクランにはいたが、仕事になったかといえばならなかった。なぜならあくまでも「趣味の範疇」だからだ。

フォトナのクランを抜けて思ったのは、クランに入ってからツイッター上での環境がガラリと変わり、抜けた後もガラリと変わったなということ。

クランに入ったら自分のことを知ってくれる人もそこそこ増えたし、注目度が上がれば上がるほど好かれる数も嫌われる数も増えた。

でもツイッター上での環境が変わっただけで、自分の人生的に変わったかと言ったらそうではなかった。むしろ忙しくなって仕事との両立が中々難しかった。批判とかではなく、単純にそれが事実だった。

現地集合の運営を今年5月から始めて、それが実際に今の仕事に繋がった。でもそれはあくまでも無所属の時で、クランは関係なかった。

アマチュアクランはプロみたいな契約もない。

アマチュアクラン自体は沢山存在していて、それぞれが目標に向かって頑張っている。


なぜプロチームにしない?

しかし、こういったアマチュアクランが大量にあるということから自分の中では更に疑問点が浮かぶ。

なぜ知名度があるのにプロチームにしないのか?ということだ。

実際、自分が仕事をしていて思ったのは「プロチームでないと仕事を頼めないが、そういったチームがフォトナ界隈には少なすぎて仕事を頼める人がほぼいない」という点。いたとしてもホントに数人で、結局はその人たちに依頼が絞られてしまう。

これは界隈的にはかなり損であると私は考えている。

確かに、フォートナイトはアマチュアでもプロでも上位に食い込んでいて、プロ・アマがそこまで差がないどころか、アマチュアや無所属が1位になることもたくさんある。

でも選手ではなく、実際にゲームや実況などを仕事にしたい人がアマチュアクランにいるのは少し勿体ないと思った。なぜならアマチュアクランにいる限り、企業としてはその人に仕事を頼みにくいからだ。

スポンサーはついてます。でもアマチュアクランです。

先月大会を開いたときにこういったチームが多かった。しかし、こういうチームが多い現状も非常に勿体ない。

スポンサーがついていてもアマチュアという時点で企業側の選択肢からは外れてしまう。更に不景気になればなるほど企業が削るのは間違いなく広告費であり、そうなったらアマチュアクランを支えるスポンサーはいなくなるか、支援金や支援する商品だって少なくなる。

これからコロナ禍が落ち着いて、来年にかけてオフラインイベント・オンラインイベントが大量に開かれることが予想される。その時に依頼する選択肢はやはりプロチームがメインになり、アマチュアクランにいる人は選択肢からほぼ外れる。

完全にイチから個人で数字を持っている人は稀であるし、信頼ある法人化しているチームなら企業的に依頼もしやすい。お互いに営業もかけやすい。その上、今のゲーム業界は伸びに伸びているため、esports業界に投資を考えている企業は沢山いる。広告代理店にはそのような投資を考えている依頼も来るそうで、タイミング的にはバッチリだ。

しかし、その「イベントが大量に開かれた」時期に「もし今自分のチームがプロだったら…」と思っても遅い。


ハードルよりも壁の方が乗り越えるのが難しい

もちろん、プロチームにするのは個人としてはハードルが高いし、お金の面でチーム全体を回せるかどうかも分からない不安もある。でも、全くお金にならないことをいつまでもやり続けて自己犠牲を出しすぎるのは本当に良くない。これは昔の自分に対しても言えることで、自己犠牲を出しすぎた結果「なぜこの界隈にいるのかが分からない状態」になってしまったからこそ言える。

界隈的に幼い人が多いため、年齢的に厳しいところもある。未成年の、さらに中学生・高校生となれば精神面も幼いためそういった所の管理も難しいが、年齢関係なくしっかりしている人はいるし、アマチュアクランだけでなく、プロチームという選択肢があってもいいのではないかと思う。

自分が作ったクランにめちゃくちゃいい選手がいたとしても、アマチュアという時点で乗り越えられない大きな壁がある。

これからesportsがどんどん発展していった時に、表舞台に呼ばれるのはプロ・アマチュアのどちらかを考えたとき、その波に乗れるのはプロの方が圧倒的に確率が高いはず。

選手だけのチームではなく、ストリーマーのチームでもいい。


あくまでも私個人の意見ではあるが、顔出しが出来てステージに立てる人の需要はこれから絶対に増えると思う。しかもそこからさらにゲームが上手くて話術もある人の需要は更に上がるはず。

フォートナイトは今注目されているタイトル。

つまり、関連イベントも増えていく。

そうなった時にフォトナのプロチームが今よりもっとたくさんあれば、色んな人が表舞台に立つことが出来て界隈が盛り上がるのでは?と妄想した夜でした。


来年の今頃にはもっとプロチームが増えてますように!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?