今年もおわります

おはよーございます。うたぼっとです。

2020年ももう終わりますね、「あっという間だった」という感覚よりも、「今年がやっと終わった・・・」っていう感覚です。

今回は今年を振り返りながら来年の目標も書いていこうと思います。

上半期

今年2月16日にLibertaを抜けて、仕事に集中して完全にフォトナ界隈からは離れる予定でした。

一時期どうぶつの森にドハマリしたものの、仕事もかなり減った時期にやりすぎてなんか他のゲームないかなーって思ってた5月に現地集合の運営に誘われ、そこからまたフォトナ界隈に戻ることになりました。

個人主催の賞金付きやカスタムマッチしかやったことが無い自分がいきなり大規模な大会運営をやることになったことが本当に人生の転機でした。

まあどれくらい大変だったかは過去の記事を見ていただければ・・・。

某ウイルスのせいで仕事がうまくいかなくなって時間も沢山あったので、本当にそれくらいしかやることが無かったんですよね。

ずっと仕事が好きだったのに、仕事が無くなった自分に価値なんか無いなって思ってて、どこかで自分を必要としてくれる存在っていうのがありがたかった。

あの時はずっとそう思っていた時期でした。

下半期

しんぺーさんとお話しする機会があり、7月からRATELの大会運営事業部として入ることになりました。

フォトナの大会運営って色んな理由があってすごく難しくて、それを1年続けてる人は珍しい人種というか、わりとガチめなドMの領域に入ると思います。(笑)

ゲームってやればやるほどうまくなるってみんなから言われるんですけど、社会人って時間も無いし、うまくなっても最終的にどこで活かすか?今の仕事に活かせるか?って考えると結局仕事の方を頑張ろうってなっちゃって。

でもRATELだとフォトナのことだけに詳しくてもダメで、色んなゲーム・esportsのことを知ることも仕事のうちで、最初は一度もやったことのないゲームの大会運営をやることがすごい難しかったです。フォトナだったら任せてくれ!って感じなんですけど。APEXは特に苦戦しました‥‥。

9月までは現地集合で忙しかったので、10月から本格的に出社して色んな方と交流を深めました。

オフィスも新しくなって広くてきれいなオフィスに・・・!


ディレクターの仕事ってなんだ?

RATELに入って一番最初に思ったことは「ディレクターの仕事ってなんだ?」ということです。

ディレクターって響きだけはまあかっこいいんですが、実際に自分がなってみると分からないことが沢山あって、現地集合のときは全てオンラインで指示をしていたのですが、この仕事はオンライン上もオフライン上も指示をすることが多いのでどちらもやらないといけない。

〇か✖かしかないくらいにきっぱりしてる自分はどうしても人とコミュニケーションを取るのが難しい性格なので、今までチームで仕事をするような仕事は避けてきました。

でもチームで仕事をするようになって、ディレクターって現場を仕切るだけじゃなくてコミュケーションを取るのも仕事なのかなと。

そう思うようになってから仕事がどうこうよりも、まずは新しく入った人と交流をすることから始めました。

私自身、全然人見知りをしないので逆に自分から全然話しかけてくれない人にめちゃくちゃ興味あるんですよね。(笑)

自分に興味ない人に興味持ってもらえたらそれってめちゃくちゃ面白くないですか!?

だから最近は「この人ってどんな人なんだろな~」って予想しながら話しかけて、意外と天然だったりしっかり者だったりギャップが見えたときにとても嬉しくなります。素を引き出せたというか。


それと知り合いが「ゲーム中は敬語を使わない」って言ってて、失礼じゃないのかな?と思ってたんですけど、「敬語だと報告が遅れて大事なときに報告が間に合わない」って言ってて、なるほどなあって思ったことがあります。

確かにコミュニケーションが取れてない人に報告したり指示するのってすっごい長文になるんですよね。逆に仲が良ければ短文でも理解してくれる。

それを考えるとある程度コミュニケーションを取っておいて損はないかなと。


また、人それぞれ得意・不得意なことは絶対にあります。

リサーチが得意な人

仕切るのが得意な人

細かい作業や整理整頓が得意な人

色んな人がいるので、相手のことをまず知って、小さい発見から「適材適所」を見つけ出してあげて、仕事を振り分けてあげる。

自分も苦手なことで成果や結果をいきなり出すことは難しいので、最初は相手が得意なことを伸ばすことに特化して自信を持たせる。

もちろん苦手なことをやらなければいけないのも仕事のうちなのですが、まず自信を持ってモチベーションがあるときに苦手なことを教えた方がいいかなとも思いました。

モチベというのは仕事の効率にかなり関わってくるので、後輩に効率よく教えるならまず相手が効率よく吸収してくれる環境とモチベにしよう!という感じですね。


自分の荷物を下ろすということ

あとは、自分の荷物を下ろして荷物を持たせることも仕事かなって。

今の自分は大会運営のディレクターを週3~4くらいでやっているのですが、大会の大小やオンラインオフラインは全く関係なく、どの大会もかなりの体力を使います。

試合直前は経験したことのある人しか分からないほどのプレッシャーと、想定外のトラブルがあったときどうカバーすればいいかを常に考えながら後輩に指示するということを抱えながら本番を迎えます。

初めてお会いする方がいるときの緊張感は言葉では到底表せません。本当にすごい方とお仕事させていただく機会が多いので・・・・。

しかし、その仕事や感覚もしっかり後輩に引き継がなければ自分も含めて誰も育つことなんか出来ません。

ただ、この仕事の本番の感覚ってよくある教育方法の「横にいながら教える」だけじゃ伝わりきらない。実際にその立場に立たせることが一番伝わるし、どれくらい大変な感覚でやっているかを肌身で感じることが出来ます。

まあ自分はスパルタってよく言われてますけど、まず先輩がどれくらい大変なことを抱えているかをまず知ってほしい。

それこそが相手へのリスペクトに繋がって、ディレクターやADの面白さが分かるのかなと。言葉であーだこーだ大変なんだよって言っても絶対伝わりません。というか伝えることができないというのが正しいかな・・・

最初は「自分なんかに出来るわけがない」って思う人がほとんどで、でも実際にやらせると終わった直後はヘトヘトですが、「大変だったけど自分にもできた!」という成功体験が出来ます。

一度やらせてみて分からないことや困ったことがあれば聞いてもらう。

やりたいことがあるけど自分では出来ないといわれたらサポートしつつも相手主体でやらせてあげる。

そこから「来週はこうした方がいいかも」だとか、私には思いつかない新しい発想がどんどん生まれて行きます。

自分が引き継がなければいけないことも徐々に引き継いでいって、自分の荷物を下ろす。そしてその荷物を新しい誰かに抱えてもらう。

そうしたら私はどんどん新しい仕事が出来るし、もっと別のことが出来るので、今は少し精神的にも楽になって助かってます。

やりがいだけで人は生きていけるほど簡単ではないので、頑張っている後輩がもっと評価されるようにどんどん新しいことを自分も吸収しながら教えていくことが今は楽しいです!


来年の目標

去年は伝説になるとかよくわかんないこと言ってましたが、多分伝説にはなれてないですね(笑)

来年の目標は余裕を持つことです。色んな意味で…。

やはり余裕が無い人間って色々しんどいですよね。

去年は切羽詰まることが多かったので、余裕を持って生きていけたらなと。

あとは新しいスマホも買ったので、色んなゲームをプレイして、新しい人とも交流を深めたいです!


ということで2020年は激動の1年でしたー。

スクショ職人からアマチュアクランのデザイナーから大会運営の仕事に異業種転職するって人生中々面白いですね。趣味が仕事になるって面白いです。

まだ20代の貴方もこれから運命の人と出会うかもしれません。運命の人というのは、恋人とかではなく、自分の人生を変えるターニングポイントになる人です!

私は一人の運命の人と出会って、そこから今の仕事に繋がりました。

なんとなくすごい人っていうより、自分なんか一生追い付けないくらいに尊敬できる人。

「手伝ってあげるよ」っていう言葉が建前じゃなくて、「本気で自分のことを助けてくれる人」「行動に移してくれる人」。

そういう人に出会ったら、チャンスを逃さずとりあえず掴んでおくといいと思います。20代でもまだ遅くないし、なんなら一番良い時期で、やりたいことに対して自由に動ける年齢です。

面白いと思ったら始めて、面白くないと思ったらやめればいいかなーって。

それこそが刺激的な毎日に繋がって人生面白くなると思います!


ってことで今年1年ありがとうございました!

来年も色々な方にお世話になると思いますが宜しくお願いします!


うたぼっと




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