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私が現地集合の運営を辞める理由

私は現地集合-Meet At The Venue-の5月から今回のvol.3に至るまでメイン運営をやっていました。

結論から言うと、私は今回の現地集合vol.3でメイン運営を辞めます。
私は自分が現地集合で今までやってきたことと、なぜ辞めようと思ったのかについてここで話そうと思います。

みんなは私たち現地集合のスタッフが「仕事」でやっていると思っていたと思うのですが、vol.1-vol.3まで携わった私より下の立場の子は全員ボランティアで運営をやっていました。

もちろん私もそうです。1円も貰っていません。
つまり、私たちがやっていた運営はあくまでも「趣味」の範疇であり、かといって「趣味」の範疇で収められる規模ではありませんでした。
何でもそうですが報酬がない限りやる気に差が出てしまうのも当然で、毎回メンバーが脱落していくことを私は申し訳ないと思いつつも受け止めていました。
※私は現地集合に関してはお金の管理を一切していません。

実際どんなことをしていたのか?

では私がやっていたことは何かというと、運営としてのオペレーションや当日までの抽選対応、ディスコードなどの作業です。
Vol.1-2通して約5万人分のエクセルデータの重複を手作業で削除し、1はほぼ一人でその作業をしていましたが、2も大体は自分が削除してその先の抽選作業を主に後輩の運営の子に手伝ってもらっていました。
Vol.1は運営陣が二人で、もう一人の子は途中から仕事が忙しくなり、自分一人でほとんどの作業をして、自分がしんどい時は申し訳なくも主催に手伝ってもらっていました。
食う・寝る・風呂・トイレ以外はずっとPCの前に張り付いて、チェアと恋人になれるレベルでずっとくっついていました。

そのレベルの作業をしてやっと成功したのがvol.1です。

Vol.2は後輩に任せることが多かったですが、期間が長かったため、比較的楽ではありましたが盛り上がりに欠けた部分もありました。ちょうど私がRATELの一員として働き始めたタイミングもあり、途中から告知不足になってしまったことを反省しています。

抽選に関しては、1-3のほとんどの部分でツイッターIDを全て確認し、決勝に関してはIDを全て把握し、ツイートでも名前とIDの表を出して視聴者からも誰がどのIDなのかを見えるようにしました。また、匿名であっても容赦なく違反としました。
そこに関してはかなりよかったと思います。

今回の3ではセキュリティを高めるために、ディスコードの電話番号認証を必須、botによるTwitter認証、アカウント作りたてのものは弾かれる設定にし、ディスコード内で応募させる形にしました。
これにより、Twitterのアカウントロックなどによる支障が出なくなりました。

大変なことといえば質問対応でした。

よくある質問のチャンネルを用意しても何百回も同じ質問をされ、私もスタッフも疲弊しきっていました。途中からさすがに限界が来て、質問チャンネルを封鎖したことは良かったと思います。

また、現地集合に携わるようになってから約四カ月、膨大な量の作業に毎日追われていたせいでストレスも半端なく、また、プライベートの時間はほとんどありませんでした。

なぜ辞めようと思ったのか?
私が辞めようと思ったきっかけは、お金関係やストレスによるもの、トラブルやプライベートによるものではありません。

私は元々フォートナイト界隈で約1年間カスタムマッチの運営(賞金付き含め)を行ってきました。
その時に自分が担当している大会があったのですが、今回は自分の仕事と現地集合を同時進行で行っていたため、元々運営や画像作成をしていたその大会を私は断ってしまいました。

その時に自分は少し違和感を感じていたのですが、他の企画主催者の方と話す機会もあり、そっちのほうも私はあまり手伝える状態ではありませんでした。
でもそこでいろんな人と話していくうちに、私が本当にやりたいことってなんだろう?本当に今のままでやりたいことが全力で出来るのだろうか?と考えるようになりました。

そこから数日経っていろんなことが積み重なって考えた結果、自分が今やりたいことは現地集合を運営することではなく、RATELで全力を尽くして自社大会・依頼していただいた大会を盛り上げ、うたぼっと個人では小さいコミュニティ大会を支えていくことだと思いました。

もちろん、現地集合のメイン運営を今後も続けていれば私は何か変わるかもしれません。
こんなビッグチャンスをたった3回目で手放す私は本当にバカかもしれません。
でも私はやっぱり知名度なんかどうでもいいし、メイン運営辞めるってなったらフォロワーもごっそり離れるかもしれません。
それでも私はまだまだ小さいコミュニティの企画者を本気で支えたいと思いました。

そしてRATELで今よりもっと大きい存在になって、フォートナイト界隈以外でも胸張って活躍できる存在になりたい。

私の夢に一番近付ける方法はこの道なのだと自分の中で強く感じました。

だから私は今回限りで現地集合の運営をやめます。

ここに書ききれないほどの思い出が現地集合にはあります。
現地集合のお陰で私の人生は一変し、大会運営の会社に入ることになりました。
自分自身は普通に運営していたつもりなのですが、周りから見ると私がやっていることは普通じゃないと言われ、おそらく他の人が私と同じことをやろうとしたらきっととんでもなく辛い思いをすると思っています。
次にメイン運営をやる人はだれか分からないですが、きっと私と同じ立場になった人は間違いなく今までの私と全く同じことを考えるでしょう。

でも私がこの作業量をこなせたのは、私が現地集合の運営にチャレンジしたからこそです。
チャレンジしなければ自分の限界は分かりません。自分がそれに長けているのか向いてないのかもわかりません。

だから、このブログを読んでいるあなたも、実は自分が今まで挑戦したことがないことの方が向いているかもしれません。
勉強、学校、仕事、ゲーム、趣味やスポーツ・・色々な経験が数年後の自分に全部繋がります。

私はずっと接客業が自分の中で向いてると思って働いてきました。でも今の会社で働いてるほうがずっと楽しいですし、ストレスなく仕事が出来ています。
でもこれも去年の今頃カスタム運営に挑戦しなければ仕事に出来ませんでした。
DMグループのときからうたぼっとカスタムに参加してくれていた人、私が今まで開催した大会に参加した人は会社に入るって知った時びっくりしたと思います。

人生何をきっかけに変わるか分からないので、皆さんもチャレンジできる元気がある時にチャレンジしてください。

また、現地集合に携わってくださった全ての皆様、本当にありがとうございました。
私は今回で一旦離れますが、仕事として現地集合に関われる機会があればまたその時は考えたいと思います。

運営陣の子も私の厳しい指導によくついてきてくれました。

自分のために、現地集合のために、毎日必死に頑張ってくれてお互いに助け合えたおかげで無事成功に導けたと思います。

エディターやデザイナーの子も、とんでもない納期の作業をクオリティ高くこなしてくれて本当に本当に感謝しかありません。


現地集合に携わってくださった全ての皆様、参加して下さった選手の皆様

今までありがとうございました。

うたぼっと


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