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Mt.富士ヒルクライムを巡る

開催日:2021年6月6日
第17回Mt.富士ヒルクライム
エントリーしたのは2月の事だった。
エントリー開始されてすぐにエントリーした。
わたしがこの大会にエントリーするのは2回目だ。
昨年9月、秋のMt.富士ヒルクライムに参加した。
ロードバイクを始めて半年、イベント初参加、登り切れるかどうかもわからない。不安だらけの大会だった。
登りきることだけを目標にして参加した。
結果、2時間弱で完走。
心拍があがり切らず、色々セーブしたがわかるデータが残っていた。
来年また来よう、そう思った。

そして、今年も開催日が迫ってきた5月、何やら雲行きが怪しい。
緊急事態宣言が解除されない・・・
大会は開催されるのだろうか・・・
色々な感情と世間の風向き、周囲の動向を読み取りながら、考えに考えを重ねた。
小旅行になるであろう、山梨県への遠征は否
大会3日前、

今回の出走は辞退。

わたしの決断は以上のようなものだった。
誤解のないように言っておきますが、開催した運営や参加した人を批判するようなものではなく、今の状況に対してはそれぞれの思いや考えがあり、そのひとつひとつに間違いはないと思っています。
わたしは様々な事情があり、今回は参加を断念いたしましたが、何か違っていれば参加するという選択をしてたかもしれません。

大会の1日前 6月5日

富士ヒルクライムに参加できなかったわたしは、一つ何かをやろうということで自己最長記録に挑戦した。
225㎞、長い距離を走りながら心は富士山へ・・・
参加できなかったことへの悔しさ、富士ヒルクライムに向けて重ねてきたトレーニングとか色々。ふと思い出して涙がこぼれそうになることもあった。

大会当日 6月6日

朝からわたしのTwitterのタイムラインは富士ヒル一色に埋め尽くされた。
様々な記録の報告のツイートが飛び込んできた。
吹っ切ったはずの想いが戻ってきた。
自分で決めたことなのに「わたしも行きたかったな。」と堰を切ったようにあふれ出た想いが涙となって表れた。
ずっと動画を見てたyoutuberさんのシルバー獲得報告に
自分の事のように嬉しくなり、お祝いのローキックを入れたかったなとさみしい気持ちになった。

緊急事態宣言下で行われた大会。
賛否両論あるだろうけど、開催に踏み切った運営チームも参加した人たちもそれぞれの想いや葛藤を乗り越えてそこに至ったんだと思う。
わたしはきっと彼らより勇気や情熱が劣っていたのでしょうね。

来年は必ず参加する。

今年は今年。
いろんな人の記録報告のツイートに勇気をもらった。
準備の年だったと思うことにした。
来年は何が何でも、たとえ富士山が噴火しても参加しようと思った。

今年走ったみなさん、お疲れさまでした。
そして、ありがとう

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