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自転車とわたし。

オリンピックの自転車競技、自国を海外のTOP選手が走ってる映像に胸が熱くなりました。
パラリンピックの自転車競技では、杉浦佳子選手の二冠に涙した。
おそらく、数年前なら観ていなかった競技です。
自転車に乗る前なら、234㎞を6時間で走ることがどれほどすごいことなのか、皆目見当もつかなかった。
でも今はタイムは遠く及ばないにしても同じ距離を走ることができる。
彼らが叩き出すタイムは、異次元なものだということがよくわかるようになった。

わたしが初めて自転車に乗ってからもう1年以上が経った。
1年生は終わり、今はロードバイク2年生。
この1年でわたしはいろんな人に自転車を勧めてきた。

実際に自転車を趣味にした人も、趣味とはいえなくてもスポーツ自転車を購入した人もいる。

100㎞、200㎞
ビワイチ、アワイチ
富士ヒルクライム、金剛山、高野山

色んなことに挑戦をした。

ツイートしたり、話したり、SNSで少し発信していた。
それを見た関東の友人が、霞ケ浦一周にチャレンジした。
後半はわたしを恨みながら走ったそうです。
さも余裕で琵琶湖一周したみたいに書きやがって、と。笑

長いルートを走るとき、キツい時間は必ず訪れるんです。
だからこそ、完走時に何かを得られるんです。
疲労感がなければ、満足感も達成感もない。

約2年前までわたしは家にこもって深夜までオンラインゲームをしていた。
今はやめたわけではないが、深夜に及ぶまではなくなった。

極力しんどいことはやりたくない。
自転車を買った当初もそのスタンスは変わらない。
楽をして、体脂肪を絞ろうというのがわたしが自転車に乗ったきっかけだ。
4時間も5時間も走り続けるなんて、耐えられない。
自転車レースに挑戦することなんて絶対にない。

そんなわたしでしたが、富士ヒルクライムというヒルクライムレースを走ったんですね。自主的に。

山に登ることなんてあり得ない。
3月に自転車を始めて9月にヒルクライムレース。
半年ですべて変わってしまいますね。

なぜ富士ヒルクライムに出ようと思ったのか。
自分でもよくわからない。
ただ単に「登ってみたくなった」それだけかもしれません。

「富士山登ったことあるよ」とただ言いたかっただけかもしれない。

今年の富士ヒルクライムは出場を辞退したが、タイムを目標に取り組んできた。
目標に向かって日々コツコツ努力して、少しずつの成長を楽しむ。
明らかに筋力がついて、活力が出て、大人になってから、こんな風に本気で何かに取り組んだのは初めてだった。

出場を辞退する決断をしたときには涙した。

競技に参加するんだから、人と競うのはもちろんなのですが、自転車はタイムを縮める競技。
だから、他人に勝つよりも過去の自分を越えることがまずは目標なのです。

過去の自分に負けないように・・・

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