美容院が怖い10の理由
こわい。美容院(最近の子はサロンって言うのかな…知らんけど)がこわい。
陰キャでヒキコモリ、誰とも会わない日もあるくらいの私だけど、髪の伸びる速度が異様に速いうえに量も半端ないので、放っておくとボサボサのモワモワのオバケみたいになる。こわくても行くしかないのだ。
実際行ってみて「あ、やっぱこわいな」と思ったことをあげてみる。
①鏡越しの会話こわい
イスに座ったあと、どのような仕上がりにするか相談をする、あの場面。
ふだん人と鏡越しに会話することってある?いや、ない。だからこそ、鏡越しに相手の目を見ればいいのか、後ろを振り返る風に話せばいいのか迷ってしまう。
②希望の仕上がりを説明するのこわい
「ボブ」で検索しても可愛い綺麗な人ばかり出てくる。私がやっても絶対こんな風にならんやろ……と思うし、「これにしてください」なんて言おうもんなら、身の程をわきまえろよと思われるような気がしてこわい。
③会話とぎれるときこわい
決して話さないでほしいわけじゃなく。ただ、話すなら、そっちが会話の主導権握ってポンポン振ってほしい。たまにとぎれるとすごく気まずくなって、「えーとえーとなにかないかなぁ」と必死に考えることになって疲れる。その結果、めちゃめちゃくだらない話をしてしまって失笑される。
④シャンプーのとき「痒い」って言いづらい
「痒いとこありませんかぁ?」って聞かれて「痒いです」って答えられる人、何人いるんだろう。
それに、いつ話しかけられるかわからないからずっと緊張感はんぱない。
⑤シャンプーのとき顔に乗ってる白い布が落ちそうでこわい
ふわってかけられるんだけど、私の顔面が平たすぎるせいかすぐに落ちそうになる。口で動かすのも滑稽な気がして、どうか落ちないでくれ…!と祈るしかできない。
⑥雑誌のチョイスがこわい
何冊か持ってきてくれるんだけど、そのチョイスが毎回こわい。あ、こんな感じに見られてるんだってわかるから。ミセスものなんか持ってこられた日には「うわぁぁ!」とショックを受けてしまう。かといって、あまりにも若い子向けの雑誌だと戸惑う(勝手)。
⑦ドライヤー中の会話こわい
ドライヤー中は無言でいい。だって全然聞こえないから。なんかいっぱい話しかけてくれても、本当に全く聞こえなくて「はは」と薄ら笑いしか浮かべられない。轟音の中で会話できる人がいたら、それは耳がつよつよだと思う。
⑧仕上がりになにも言えない
「いかがですか」なんて聞かれても「え、めっちゃ可愛いです!」とか言えない。自分に対して「可愛い」を使えない人間。逆にあんまりよくなかった時も言えない。「あ、あそこだけちょっと長いな…」と思っても言えない。帰ってから自分で切る。
⑨顔面に細かな髪の毛ついてても言えない
前髪を切ってもらうと確実についてくるヤツら。ブラシでとってくれる美容師さんもいるけど……完全にはとれてない。いや、むしろブラシ貸してください!私が自分でやりますからァ!と挙手したくなる。
⑩そもそも美容院に着ていく服がない
なんで美容師さんってみんなオシャレなの…。そのキラキラ空間にいる普段着の自分!っていうのに我慢できなくて、なんとなくいい格好で行こうと頑張るんだけど、そんなにオシャレな服持ってない。
そんな感じで10個あげたけど、まぁ私もいい大人なので、表面上は「すごく楽しいです~」って感じで接客を受けてる。えらい。
でもストレスはかかるので、帰ってきたらものすごく疲れている。
美容院、いつか慣れるといいなぁ。
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