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私のひとりごと、砂糖菓子の甘さ、ままならぬ人生


物事には、良くも悪くも『タイミング』がある

電車に乗るタイミング、ご飯を食べるタイミング、眠るタイミング


そして、大人になるタイミングである


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 此処から先の文章は、ただの独り言であり、私のわがままな性格をそのまま成文化したようなものである。砂糖菓子のように甘い私の精神構造を晒すこの恥を、どうかお許しいただきたい。そして、真に受けず、サラリと読み流すことをお勧めしたい。

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 私はどうやら、大人になるタイミングを逃してしまったらしい。


 私にとって『大人』とは、「優しく、博識で、辛抱強い人間」であった。各々性格に内向性・外向性の差異こそあれ、『大人』という言葉は、私にとって美しく、揺るぎない存在であり、自分もそうなりたいものだと常々思っていた。それは、今も変わらない。


 にもかかわらず、私は大人というものを勘違いしていたらしい。そして、自分の大人像を中心にこの世界を捉えていたことが、大きな仇となった。

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