渦潮と鑑賞ルート約4km(!)の大塚国際美術館 - day2 キャパオーバー美術館
2021.11.27-28
「普通の人なら休憩入れて3~4時間」の前情報は入れていたので「私なら終日やな」と、朝いちで大塚国際美術館へ。
「日本で一番広い」とあったので、ひとまずザっと全部を見てから見たい展示を後からジックリ見ようと思っていました。
「この見方なら1日あれば余裕じゃろ」と。
考えが甘すぎた。
まったくをもって足りない。
全然、時間が足りない。
時間がドロドロに溶ける、なにコレこわい。
現地に行くしか見る方法がないはずの、原寸大で再現した教会や壁画などの空間展示に始まり、世界の名画が大集合。
陶板ってわかっているけど。
本物じゃないってわかっているけど。
名画を一気に見過ぎて、早々に脳の処理落ち。
絵画展示の初期「ルネサンス」で、すでにキャパオーバー。
この1枚だけで展覧会できそうなレオナルド・ダ・ヴィンチ「受胎告知」あるよ。
というか「受胎告知」だけで10枚くらいある。
もうわからん。
誰の受胎告知かもうわからん。
そもそも受胎告知ってこんなに一気に見る絵画なの?
「ヴィーナスの誕生」「春」ばきばき古典もある。
わーい「バベルの塔」だぁ。
お腹いっぱい満腹・大満足♡(まだ1/3くらい)
「最後の晩餐」修復前後を一緒に見れるとか、ここは天国かな?
なに?
召されたの私?
名画を一気に浴びすぎて召された???
この絵を現地で見るまでは、大塚国際美術館に来るつもりはなかったんだけどな。
360°の絵画、モネ「大睡蓮」
屋外でモネの絵が見れるのも、陶版だからこそ。
35点(37点説もあり)しか存在しないフェルメールが何枚もあるよ。
こんなに一気に見ていいの?
フェルメールだよ?????
印象派~ポスト印象派はよく展示に行っているから、見たことのある絵画の山。
余裕だね、サラっと行こうと思っていたらゴッホ「ひまわり」7枚すべて展示してある。
なにそれ。
燃えて、この世に存在しない「ひまわり」も見れるの?
やっぱり私、召された???????
近代美術もクリムト、ムンク、ピカソ、シャガールと名画が続く。
ピカソ「ゲルニカ」だぁ!陶板でも見れてメッチャ嬉しいよぉ。
駆け足ザクっと1周で午前終了。
最初になに見たのか覚えていない。
全部を見れたのか自信がない。
展示数1,000点おそるべし。
午後からは音声ガイドを借りてジックリ観賞しようと思っていたら、音声ガイド2時間ってなにごと?
音声ガイドに沿って展示を見るだけで2時間溶けるの???
そのボリュームの情報量を500円で借りれるとか、もはや無料。
本当に意味がわからない。
そして閉館タイムアップで時間が足りず最後の方が聞けなかった。
また来るよ。
2回目なら、もう少し心と時間に余裕をもって見れるかもしれない。
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