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自分の当たり前を強みに — くぼちゃん

TABIPPOが運営する、ニューノーマルトラベラーを育てる学校POOLOポーロ。今回は、POOLOのコースのひとつ「POOLO JOB 1st」に参加している、くぼちゃんにお話を伺いました。

多様な選択肢を持つ

本業である営業のお仕事の他に、様々なことをしてきているくぼちゃん。現在参加している「POOLO JOB」の他に、POOLOの別コース「POOLO」や、複数の仕事を同時並行するスラッシュワーカーを目指す「スラッシュワーカーズ」、コミュニティマネージャーの学校「BUFFバフ」にこれまで参加しています。

ー 上記のコミュニティや学校は、いつ頃参加していたのでしょうか?

POOLO3期(以下、POOLO)と同時並行です(2022年1月~9月に参加)。POOLOに参加してから、スラッシュワーカーズやBUFFという名前を知りました。コミュニティマネージャーという仕事もそれまで知らなかったのですが、興味があったのでどちらも始めたという感じです。


ー 多様な選択肢を持たれてるように思いますが、意識し始めたのはいつ頃からでしょうか?

以前から意識はしていました。ですが、これまでは他の選択肢が自分の中にある気がしても、「これが正しいよ」と言われるような環境で生きてきて、「周りに相談してもみんな同じだし、どうしていいか分からない。」というモヤモヤがあった中、思い切って飛び込んだPOOLOで形になっていきました。

自分の強みに気づき、行動する

POOLOで自分が持っていた「共感力」に気づき、コミュニティマネージャーの学校BUFFへの参加、そして現在では副業としてコミュニティマネージャー(以下、コミュマネ)をやられています。

ー「共感力」に気づいたきっかけはありますか?

ストレングスファインダーがきっかけでした。仕事で悩んでいる時に、本当にこの仕事合うのかなと思い、ストレングスファインダーの本を購入したものの、積読していました。ですが、参加していたPOOLOの宿題としてストレングスファインダーがあり、買ってあるし宿題だしやるかと思ってやったら、その中の1位が「共感性」。

私自身、共感性が高いことをそれまで知らなくて、「共感力あるよね」と言語化されたこともない。確かに、テレビとか見て感動してすぐ泣いちゃうこともあったけど、それは自分にとって当たり前だから、人も同じだと思っていました。「私が泣くってことは、みんな泣くよね」みたいな。そしたら、1位で共感性が出て、「あ、そうなんだ」と思ったのが最初のきっかけで、次第にPOOLOのメンバーからも言われるようになりました。

アルメリア・花言葉は「共感」

例えば、「今まで誰にも言えなかったことをくぼちゃんには言えた」とか、あまり意識はしていないんですけど、そういうことをちょこちょこ言われ始めるようになって、自分の共感力って自分の人生の強みなんだなってことに気づき、という感じです。

共感性は元々あったものの、ストレングスファインダーを受けたり、POOLOに入るまでは悪い方に使ってたというか・・・共感性の特徴として、わりと色んなことをすぐ察したり、直感が鋭いというのがあって、「すぐいろいろなことを気づいていいよね」となりがちなんですが、仕事とかしていると結構デメリットに働くことが多かったです。

例えば、誰かに頼まなきゃいけないのに「この人忙しそうだから頼めないから、私やろう」とか変に強がって頼めなくて、自分が一人で仕事を抱えていくみたいな。悪い使い方をしていたのが、良い使い方もできるようになったのがPOOLO。


ー 共感力に気づいてから、コミュマネの学校「BUFF」で勉強を実際してみて、どうでしたか? ギャップなどありましたか?

BUFFには、「くぼちゃんコミュマネ絶対合うよ」とPOOLOのメンバーに言われて興味を持ち始めて、「自分の共感力とかがあればいいのかな」と思い、入りました。

コミュマネには、鳥の目、魚の目、虫の目というのがあって、「鳥の目」は、高いところから様々なことを把握して見る。「虫の目」は近くで1対1で寄り添う。「魚の目」は物事を流れで見る目で変化に強い。というもので、わたしはその時、虫の目が得意でした。

人に寄り添う虫の目があれば、コミュマネできるのかなと思っていたら、案外大切なのは鳥の目。コミュマネは一人に肩入れとか、誰かに肩入れするのはダメだから、そういう意味でちょっと一歩引きながら俯瞰して見る方がむしろ大事ということを、勉強するうちに気づいたのは、一歩大きいかもしれないな。


ー もうすでに副業でやられているんですよね?

そうなんです。コミュマネもBUFFで3ヶ月体系的に勉強してから、その後スラッシュワーカーで3ヶ月修行させてもらいました。修行が終わった後に別のオンラインサロンのコミュマネに応募したら受かり、現在副業でやっていますが、コミュニティに参加する人によって、活発さもちがうので難しさを感じています。


ー これまでのお話聞いていると、POOLOがすごい良い方に働くきっかけになったように感じます!

まさに、本当に大きな転換期。POOLOは自分の豊かさとか、自分の人生これでいいのかなと見つめ直すプログラムになっていて、入るとみんな会社を辞めてフリーランスになって、世界一周に行ったり自由に生きていく人が多い。

だけど、私は本業も変わらずやっているし、世界一周に行くわけでもなく、生活スタイルは変わらないんですけど、自分が悩んでいたことが自分の強みだったと気づけたことで、すごくマインドが変化しました。離婚とかいろいろなことがあって2、3年落ち込んでいたんですが、POOLOのおかげで元の自分に戻ったという感じです。

くぼちゃんの旅とこれから

現在、くぼちゃんが参加されているPOOLO JOBは、旅を仕事にするトラベルクリエイターになるための講座。ライティングやSNSのブランディングをメインに学びます。SNSでは「建築・インテリア×旅」の発信をしていきたいというくぼちゃん。2023年中にはマルタへの短期留学も計画しているとのことで、「旅」についても伺いました。

ー マルタへの留学を計画されていますが、マルタにした理由はありますか?

一人旅に行くようになってから、次の行き先を、現地で旅をしている日本人のおすすめをもとに決めて行くようになりました。例えば、スリランカに行った時にたまたま電車で隣にいたおじさんと喋ってたら「ミャンマーいいよ」って言われて、次はミャンマーへ。

シーギリヤロック(スリランカ)

ミャンマーへ行った時には、iPhoneなくして困っていたお姉さんがいて、一緒に探しながら話した話題の中で「私、マルタ留学してたんですよ」とマルタの良さを説明してもらって興味が出たけど、コロナになって行けなくなってしまいました。


ー 旅から次の旅先を決めるのは、素敵ですね!

現地に行って一人で旅してる日本人って旅慣れてるし、いろいろなところに行っているから、あえて探しにはいかないんですけど、たまたま一緒だったらついでに聞こうかなという感じです。

バガン遺跡(ミャンマー)


ー マルタへの留学は語学というイメージですか?

仕事の休みが最大2週間なので、語学は絶対に身につかないと思ってて、これまでは有給を使って周遊したり、1都市2、3泊が限界だったので、そうじゃなくて2週間の拠点をマルタにしたいと思ってます。


ー 暮らす旅のような感じですね!こういう旅をしたい理由は何かあるんですか?

コロナで会社がテレワークできるようになって、会社のパソコンを持って、日本国内をワーケーションしていました。でも、フルリモートではなくて、半分テレワーク、半分出社の形なので、半分のテレワークが過ぎちゃうとまた自宅に帰って、出社期間が終われば、また翌週どこか行ってという、忙しないことをしていました。

でもその時に、今の会社にこだわらなければ、フルリモートだったり、フリーランスになれば、私は自宅に戻ってこなくても、パソコンがあればどこでも働けると気づいたのが理由です。

ウーベイン橋(ミャンマー)


ー今後フリーランスになりたいという気持ちが強いですか?

五分五分くらい。結婚したときに両親の病気のことがあって仕事を辞めて、家に入って主婦をしてたんですよね。そこから再就職するときにブランクがあったのでとても苦労して・・・。

なので、過去のトラウマで、会社を辞めることへの恐怖が少しあるという感じです。今は働いているしブランクはないですけど、でもまた苦労したらどうしようという怖さがあるから、会社辞めても自分のスキルで生きていけると自信を持ったときに、辞めるかもしれません。


ーアートや建築・インテリアがお好きとも聞きました。

大学で現代アートの作品はどういう意味があるんだろうとか、考える講義があった関連でずっと好きでした。どハマりしたのは、結婚していた頃に建てた注文住宅がきっかけ。一生に一度と1年以上かけて、こだわりながら設計士さんと打ち合わせしていくなかで、「わたしこの分野めっちゃ好きだわ」と思いました。

建築家ジェフリー・バワが
設計したホテル「ヘリタンス・カンダラマ」

ホテルに関しては、1人で泊まるときとか、お金がないときはゲストハウスとかに泊まるんですけど、ホテルの建築・インテリアを見に行きたいとかあれば、それベースでホテルを選んだりもします。


ー今後、インテリアと旅とか旅と何かを絡めていきたいと思っていますか?

はい。まずは旅の発信のなかで、おしゃれなホテルとか、インテリアと旅を絡めていきたいのが軸として一個あります。

ほかには、取材ライターをやりたいと思っていて、取材っていうのは地域だったり、人とかも含めてなんですけど、例えばリノベーションしたお宅に取材へ行って、リノベーションのこだわりを聞くとか、そういうのをやりたい。家を建てる前は、渡辺篤史の建物探訪という番組が毎回録画していたほど好きで、それの取材版をやりたいなという目標はあります。

インタビューを終えて

自分の強みに気づき、勉強して仕事にしている行動力は、シンプルにすごい。そして、「行動すれば変われる」ことをわたしも再認識できました。

POOLOに参加したことで、自分を取り戻し、自分の強みに気付いたくぼちゃんの今後のさらなる展開と、発信がとても楽しみです。

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