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自分という人間

まずはこの記事を作成、物語の主軸となる自分自身を振り返ろうと思う。
この記事を読んでいる人間も少ないとは思うが自分を知ってもらう事で
多少なりとも感情移入しコンテンツとしての要素を増やしておきたい。
これは持論だが本質を見抜く上でその背景やプロセスは非常に重要だと思う。その情報の蓄積が統計データとして全てにおいて自分の判断材料になり
間接的ではあるが経験であり、自他ともに測る目盛りになるからだ。
つまり、ここまで読んで私を既に面倒くさそうで偏屈な人間だと判断するには情報が少なくまだ早いという事にも多少の理解は頂けたと思う。

自分は平成4年に関西にて生を受けた。
母親は20歳で私を産んだ、父親の歳は母の幾つか上の年齢だった筈だ。
若い両親を持ちその5年後に生まれる妹の兄として後に甘やかされて育つ。
幼き頃の私は控えめに言って天使だった、人見知りが激しくガードは堅かった様だが母親の兄弟が計10人くらいいたが子供が出来たのが早かった為
親戚からも可愛がられいくつもの伝説を残したがここでは割愛する。
父親は自営業だった為に金銭的にはまずまずの家庭だった。
取り敢えずの親ガチャは星4ってとこだろうか、両親としても初の子供で
可愛がり甘やかした為に気付けばその天使はすくすくと悪魔に育っていた。
その悪魔は幼くして強欲で欲しいと思ったモノは手に入らないと気が済まなかった、チャイルドシートという玉座から眺める外の世界にマクドナルドの看板を見つけたときは「ポテドぉぉぉ」と毎回泣き叫ぶ様で両親は定期的に
ポテトを献上していたらしい。
癇癪を起こし欲しいものを手に入れる術を得た悪魔は「我慢」というものが
出来なくなっていった、魔王の誕生の瞬間である。

魔王が人を遣いそれを生業とするまでの道程はまだ、長い。

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