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自創作「てならいかがみ」について

 創作についてのよしなしごとを、どこかに書き留めておく場所をいつも探していました。自分でもどこに書いたかを見失ってしまうので、ここにひとまずまとめておこうと思います。設定や世界観、そのうち小話なんか載せられたらいいね。
 だってやばくないですか、フォロワー800人。創作の詳細を知ってるにしろ知らないにしろ、それだけの数の方の目に触れる機会をいただいている。背筋が伸びます。
 いつも昨日の続きみたいにしれっと話す創作の話、本人には昨日の話でもだいたい半年前とかざらで、自分でも遡れない。絵もそうだけど、文章もどっかでまとめておきたいなと思ったわけです。

タイトル「てならいかがみ」について

 人形浄瑠璃、歌舞伎、文楽の演目にある「菅原伝授手習鑑」から取っています。
 上記の演目は菅原道真=菅丞相 藤原時平(ときひら)=藤原時平(しへい)として、実際の事実と創作を織り交ぜて演じられます。
 誰もが道真と時平のことを描いていることは承知の上で、あくまでも創作の演目、つくりばなしとして楽しむ。そのぐらいの力加減で歴史をモチーフにした創作がやりたいなという気持ち。それに追加して「練習中=手習い」なので、多少の不備や不足は許してねの小狡い逃げ口上でもあったりします。

 なのでまあ、実際に現れることのないものたちと、その時代を生きた人たちをまぜこぜにして、気が遠くなるほど長く生きる草木の化生の過ごした年月を縦軸に進められたらいいなあ、なんて考えています。

 そんなわけで、当創作は歴史上の人物をモチーフに、草木の化生たちという、それぞれの人物にゆかりのある草木たちを織り交ぜたフィクションです。実在の人物、出来事、事件をモチーフにはしていますが、一切関係はありません。そこのところ、よろしくお願いいたします。(雨水)

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