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その過程が全て全国的に有名かと言われるとそうでもない?御柱祭②〜里曳きの非日常空間〜

山出しは、トレーラーが活躍した御柱祭。 里曳きは、人力で行われます。 5月3日から3日間かけての長丁場です。 氏子衆の皆様、どうか怪我のないように! ◎4月に行われる神事 古御柱祭 里曳きに先立って、7年間神の宿る樹として立ち続けた御柱を、普通の材木に戻します。 八龍神神社(地元では八立神社)で、御柱休めの儀が行われます。 御柱休め 観光用として第二の人生を送る、かつて神として人々を守った大樹の姿もあちこちに見受けられます。他県のお諏訪さんに寄贈される事もあり、中に

    • その過程が全て全国的に有名かと言われるとそうでもない?御柱祭①〜山出しの旅〜

      【諏訪の名物として人気の御柱祭】 日本三大奇祭の一つと言われる、諏訪の御柱祭ですが、あまりメディアに取り上げられない木落とし以外の過程をざっと紹介します! ◉諏訪の神様の氏子にはたくさんの仕事があります。 2016年から、2022年の御柱祭のために子ども会員を募集!木遣り衆募集ポスター 3月 御柱を引くための縄から氏子衆で作ります。 匠技だな‥! 元綱(もとづな)というのは御柱に直接取り付ける、曳き綱の中でも非常に重要な綱です。 この元綱は2本とりつけられ、それ

      • 雷で祟る恐ろしい(?)菅原道真を愛する飛梅と飛松と桜

        桜は、主を失ったショックに耐えられず全ての葉を落として枯れてしまった! 松と梅は、いたたまれず、手を取り合い、遠い太宰府まで、飛んで行く事にした。京都⇨福岡 菅原道真平安時代の貴族で学者、右大臣(ナンバー2)にまで上り詰めたが周囲の貴族達に疎まれ、無実の罪を着せられて太宰府に左遷される。 道真は、長い旅に出る直前に、邸宅に植えられた梅の木に言い残した。 「東風吹かばにほひおこせよ梅の花、主なしとて春な忘れそ」 自分はいなくなるけれど、春には花を咲かせるんだよ。 松と

        • 御神渡り(おみわたり)氷点下の諏訪湖を蛇に乗った軍神が通る

          長野県、諏訪湖。 諏訪湖は、昔はスケートができるくらい分厚い氷が張っていました。 下駄スケート しかし、最近は暖冬が続くので、氷が割れてしまう事もあり、一般人が氷に乗るのは禁止。落下すれば、0度の水に全身が浸かることになります。 諏訪地区観光客安全対策推進会議は、 氷には厚さのムラがあり危険なため、注意喚起しています。 諏訪湖のダイナミックな伝説1〜2月の真冬の諏訪湖には、 諏訪大社上社の男神が下社の女神のもとへと渡る恋の道が出来るという言い伝えがあります。 【

        その過程が全て全国的に有名かと言われるとそうでもない?御柱祭②〜里曳きの非日常空間〜

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