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奥会津博物館に行ってみた〜番外編〜

『奥会津の木地師』の上映会から早一月…

映画の舞台になった福島県南会津町にある『奥会津博物館』に、木地師についての展示があるとのことで、GWのさなか家族を引き連れて行ってきました。
…というのを前回書きましたが、今回はその前の寄り道話です。

はじめに

以前から気になっていた南会津町針生地区にある南山木地師戸板集落跡。
Googleマップを散策していた時に見つけ、道路沿いにあって訪ねやすそうだったので、博物館訪問に合わせて行ってみることにしました。
(ちなみに私は地図を眺めるのが趣味です。笑)

会津若松市内から約1時間半ほど
博物館とは30分ほど離れたところにある

いざ、レッツ・ゴー!!

会津若松市から南下していくわけですが、南会津町の街中で進路を西へ変え、さらに進みます。
街場を離れ、山へ向かって走ること数分。

トンネルを抜けた先にひっそりと佇む看板

遠かった…(2回目)

映画の舞台もこの針生地区。
よくここにたどり着いたなぁ…と感嘆。

ひとまず道路脇に車(と家族)を置いて道路を歩いてみましたが、それらしいものが見えず。

熊も出る地域ですので途中で断念しました…

のちほど博物館の方に聞いた話によると、

  • 比較的アクセスしやすい集落跡だが、徒歩ではおすすめしない。(やっぱり熊も出る)

  • 車で近くまで行けるが乗用車は難しい。(ジムニーとか4WDじゃないと…)

  • 史跡は元の場所から移設されたものもある。

  • 映画の木地師集落ではない。(さらに奥地である…!!)

もし訪れる人がいましたら、以上の点を注意して下さい。
高確率で携帯電話が圏外になりますし、人通りはほとんどど無いことを付け足しておきます!(強調)

おわりに

そんな訳で、現場には行けずでした…

ですが、どこにでもあるような山だとしても、その土地にしかない人々の営みがあって、今の地域文化に脈々と繋がっているんだなぁ…と。
一見しただけでは解らなかった『それ(文化)』が『ここ(地域)』にある意味を読み解いていくのが個人的にはとても楽しく、知的好奇心を刺激されました。


それにしても東京から会津の山奥までカメラを担いでやってきた民映研メンバーの労力たるや…脱帽です。
映画のナレーションで姫田忠義氏が言っていた、『見てみたかった』の熱量を感じられた気がしました。

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