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EDIX2024TOKYOの振り返り

 2024.05.08〜10まで3日間にわたり開催されていたEDIX2024東京。2日目にちょこっと参加してみての振り返りです。
 そもそも「EDIXとは?」を、GPT4先生に聞いてみた。

EDIX(エディックス)は、日本最大の教育関連の展示会です。教育技術(IT)ソリューションに特化したこの展示会は、東京ビッグサイトで定期的に開催され、教育関連の製品やサービスを提供する業者が集まります。教育機関、企業の人事担当者、教育コンテンツの提供者などが最新の教育技術やサービスを展示し、ビジネス拡大のためのプラットフォームとして機能しています。展示会は、最新のICT製品、教育施設の改装、学校用品、教育サービスなどを紹介し、教育分野でのビジネスチャンスを提供する場となっています 。

Chat-GPT4

 ・・・との事です。たしか2010年頃から開催されていたはずのEDIX。先進的なITなどを用いた教育の祭典、みたいな感じですかね。色々と感じたことを、簡単にまとめます。

1. 展示会の様子

 1階と4階、そしてエリアでテーマが分かれてました。1階は、業務支援・施設サービス・人材育成研修・教育DX、4階はICT機器・STEAM教育・教材コンテンツでした。全体的には、1階の方が賑わっていた気がします。GIGAスクールも4年になり、機器まわりなどは直接みる必要性が落ち着いてきたのでしょうか。1階については、Googleやソフトバンクが業務支援で、MicrosoftやNTTグループが教育DXに出展していたあたりも、スタンスが感じ取れて興味深かったです。Google、ソフトバンク、Microsoftブースはいずれもプチセミナーが人気だった印象です。通路への滞在が原則NGですので、基本的には大きめの区画をある程度の出店費はらっていたブースは、やはりモリアが得ている様には感じましたね。 

会場案内図

2.参加してみた体感

 私は「日本中のお友達と久々に会える!」という同窓会に近い感覚でした。ブースも色々眺めてましたけれども、それよりも「あ、誰々さん!!」という場面がとても多かった印象です。それはまぁ、仕事柄ですかね、、、。
 ブース系は"AI"と"データの見える化(ダッシュボード)"関連が結構目につきました。目につきすぎて、ちょろっと聞いただけでは違いも分かりにくかったり、プチセミナーでも「それは代替できる様な、、、」という話もちらほら。かなりレッドオーシャン化している印象でした。
 後は、久しぶりにお会いした先生とも話してましたが、水木金と平日開催故に、教育委員会関係者や管理職クラスの参加者が多く、教諭の参加は少ないです。これは大人の事情通りなもんで、出展する側は高いお金を支払ってでも"利益に繋げる"事が重要になりますから、一番お金を握っている"教育委員会"の方々が参加しやすい日程になるわけです(教育委員会関係者は公務員扱いになり、土日勤務は原則NGなのです)。仮に出展業者が1校あたり100万円の商材を扱っているとして、たちよってくれた教諭がきっかけで1校の導入が決まった場合の売上は単純に100万円。それが管轄内に20校ある教育委員会の方が来て導入が決まれば、売上は2,000万円。故に、教諭として現場であれこれ頑張っていて、情報が欲しい先生は参加しにくいんだよなぁ、、、という話でした。

2.まとめ

 EDIXがはじまった当初の様な、"イノヴェーティブな何か"があるかと言われると、なんとも言えない印象にはなってきました。ただ、参加してみて現在の立ち位置などを図ったり、雰囲気を感じたりする意味ではありかなぁと思いました。この感覚ってのは、行ってみないとわからないですね。
 そして今年のEDIX登壇者は、女性の割合も相当増えたと聞きました。これは主催側の企業努力の賜物でしょう。色々な教育系セミナーに参加してみても、登壇者は男性比率が圧倒的に多い気がします。そういうパッと気づかない努力をされている辺りも好印象でした。
 という訳で、関西EDIXも行けたら顔出そうかなぁと思います!運営や登壇や関係されて皆様、ありがとうございました。

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