[高校生エッセイ#1]今日も腰が痛い

  初めまして。現役高校生のましゅろと申します。
  突然ですが私はクラスではよくはぶかれがちです。スポーツでも掃除でも、いつもみんなの中に入っていけないでいる。
  小学校の時は元気に外を走り回ってたし中学校の時も廊下を走って先生に睨まれていたような気がするのですが、今じゃちっとも走ることなんて出来ません。体育は基本見学、ちょっと動けば数日体が動かなくなる。

  そうなんです。タイトルからお察しの通り、私はめちゃくちゃ腰が悪い。まだ高校生だろとか、腰てwとかよく言われるんですけど、めちゃくちゃキツいんです。
  基本腰を痛めたことのある同級生は仲間です。理解してくれる少数の先生も仲間。
  数年前まで運動は苦手で体育なんてサボりたかったけど今じゃ動きたくたって動けないのです。

  じゃあ記念すべき1回目は私の腰のお話。つまらないかもですが、「腰だけはほんとに気を付けて」という気持ちで書いているので、優しい方はお付き合い頂けると幸いです。

  まず、私が初めて腰に違和感を感じたのは高一の春でした。何故かその日は体育で柔軟を3回ほどやったのですが、私めちゃめちゃ硬いので結構無理な体勢をしていたんですよ。
  その瞬間、なんか分かんないけど腰にビキッと激痛。何がなんだか分かんないまま帰宅。そのまま病院の流れ…。
  何が起きたのかイマイチ分からないままヤバめの整形外科に行かされました。

  その整形外科ではレントゲン撮って、そのまま問診でしたが、先生が一言。「あー痛めたんだwもっと痩せた方がいいんじゃない?」
  衝撃の一言。それ言われて固まったまま電気をあてられ、薬と湿布を出されて一旦は帰宅。

  そこから数週間経ち、痛みがひいた私は、あの時の辛さも先生の言葉も忘れかけていました。しかしその後の体育のランニングでまた腰を痛めます。そして同じ病院へ行き同じことを言われ同じ処置を受け、、、そして同じように痛める。そんなことを大体1年は繰り返していました。

  転機が訪れたのは高二の時。相変わらず痛める治るの繰り返しだったのですが、ある日突然腰に体験したこともないようなとんでもない激痛が走ったのです。
  それはもう何をするにも痛い。体の要とも言える場所、寝返りを打つどころか腕や頭を動かすのも一苦労でした。
  次の日、寝不足ながらも違う病院に足を運んでみました。恐る恐る問診の部屋に入ると、お医者様は淡々と言いました。「これは腰椎分離症ですね。もうちょっと早くに気付けばよかったんだけど。」

  なんと私は腰椎分離症とかいうよく分からない状態になっていたのです…。しかも発見が遅く、もう骨が完全に分離してしまっていたのです。
  腰椎分離症初めて聞いた!という方へご説明しますが、これは腰椎がスポーツなどにより疲労骨折することなんです。10代にはよくあることらしく、早期発見によってコルセットなどで自然癒着するのですが、私の場合思いつくものが小学校の時にやっていた水泳のみ。
  水泳やってたのもだいぶ前だし謎だったのですが、それより驚いたのは私はもう末期と呼ばれる状態で、腰椎が完全に分離しており自然には癒着しないほどまでになっていたんです。

  これにより私は腰椎と共に生きていくことになりました。毎日のように腰痛に悩まされ、歩くのも立つのさえ辛い日もあります。何を恨むわけでもないのですが、仕方ないことですが、たまにふと悲しくなるんです。
  皆様もどうかお身体にはお気をつけください。そして腰にも。

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