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『夢をかなえるもう❷』とはまじの話

「ちびまる子ちゃん」のはまじのモデルになった浜崎憲孝さんが亡くなったようだ。
 この知らせを聞いたのは数日前の夜の11時すぎ。その頃の僕は『夢をかなえるもう❷』の制作が佳境に入っていた時期だった。
そのため、そんな遅い時間でも電話に出たのだった。
 電話の主は青志社の社長。はまじの本も僕の本も出している出版社だ。

 はまじの夢の1つが自分の本が図書館に所蔵されることだった。
 その夢は自費出版した処女作『僕、はまじ』で実現した。
 さくらももこの紹介で徳間書店から出した第2作が売れなかったことで、はまじの作家としての市場価値は地に落ちた。
 心ない人からは「いつまでさくらももこの名前を使って商売をするんだ」という批判も飛んだ。
 それでも、はまじは書くことをやめなかった。
 社会人としては成功した人生ではなかった。      

 作家として商業出版した本は2冊だけだったが大量の電子書籍を遺して逝った。
 青志社から出版した『はまじとさくらももこと三年四組』ははまじ本の決定版だと思う。

 が、本来のポテンシャルから考えると売れているとは言えない。今回、はまじが亡くなったことがわかって出版社は増刷を決めたようだ。
 無印だが本命のものを紹介するのが僕のミッションだ。その観点から言えば青志社版のはまじ本はまだまだ売れる必要がある。はまじに変わって僕が積極的に宣伝していきたい。
 29日に『夢をかなえるもう2』が発売になる。それを記念してサンクチュアリ出版でイベントを開催する。その場でもはまじの話題に言及すると思う。
 本記事の読者にサンクチュアリ出版でお会いできることを楽しみにしている。

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※尾張アズーリFM無印本命チャンネルより
※8月29日発売の『夢をかなえるもう2』(青志社)

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