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「ジェネラリストコンプレックス」を消したくて 2022/12/31

今年の6月、人生で2回目の転職をした。社会人7年目。残り少ない20代のうちに、挑戦してみたいと思った。

ポータルメディアの広告営業として2016年にキャリアをスタートさせ、同社ではリサーチャー、バックオフィス、インサイドセールスの立ち上げ、プランナーと、さまざまな領域に携わった3年半。
2社目のコスメ・美容プラットフォームでは、SaaS事業のビジネスサイド専任担当1人目としてインサイドセールス、フィールドセールス、プリセールス、カスタマーサクセスからはじまり、プロダクトマネージャー、事業開発とさらに領域を広げ、マネージャーとして4人のメンバーと事業を推進する立場になった。

2社目の送別会時の写真
エモい感じでちょっと泣きながら挨拶していたらしいが、全く覚えていない

1社目も2社目も同僚にも恵まれ、仕事も楽しく、傍目から見ても自分から見ても、順風満帆だったと思う。
ただ、自分から望んでさまざまな職種に携わってきた一方で「ウスイって何ができる人なの?」と問われた際に、明確なものを持ち合わせていない自分にコンプレックスを抱き始めた。
ジェネラリストとしての道を突き詰めるにせよ、スペシャリストとして「私は○○ができます」と明確な強みを持つことで、今後のキャリアがより開けると考え、今年の1月に転職活動を始めるに至る。

その際に、自分が好きなことを整理すると、ジェネラルであれスペシャルであれ、今後も携わっていきたいことは


①コンテンツによる態度変容
自分自身がさまざまなコンテンツによって救いを得た・QOLをあげてもらったことへの感謝が、ずっと根底にある。1社目に携わったメディア、2社目に携わったユーザーのクチコミ、それぞれで携わったコンテンツそのもの、届ける手法、人が動く瞬間、そのすべてが好きだ。

②課題解決
インサイドセールス立ち上げによる組織課題の解決、セールス・カスタマーサクセスとしての顧客課題の解決、チームメンバーのマネジメントによる個の悩み解決。それぞれベクトルは違えど、事業が前に進み、人の役に立っているという感覚が好きだ。


この2点だと考え、結果として
・人の態度変容、より良い体験を実現する「UX」という概念
・ロジカルシンキングによって顧客課題を解決する「コンサルタント」という職種
の両方を手に入れられる現職に出会い、現在に至る。

未経験業種、未経験職種。もちろん苦労することも多いが、今回も同僚に恵まれ、刺激の多い日々を送り、得たかったものを得られている。

今年の夏に受けた検定
基礎からみっちり叩き込まれています

今年は転職に加えて、スペシャリティの獲得という意味合いで言えば、宣伝会議のコピーライター養成講座に通い始めた。こちらも苦労は多いが、半年ある講座の折り返し地点で、ひとつの目に見えた結果が得られた。

コンプレックスは解消できたのか、結局選ぶ道はジェネラリストなのか、スペシャリストなのか。この解は、自分の中で出たけれど、それはまた来年に。

#2022年のわたしと仕事

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