元女子のキネ。

「元女子」こう書くと、語弊があるな。笑
女子歴が長い、としておこう。

毎月の私の生理にあたって
キネ(夫)は、おもち(息子)に

「母ちゃんは今日から生理やねん。
 生理中はな、
    女の人は無理せずゆっくりするんやでー。
 やさしくやさしくするんやでー」

って、おもちが1歳の頃から聞かせてきた。
説明がちょっとずつ詳しくなってるようだ。

キネは私の月経周期にも詳しい。
女子の体調の変動を共感できるキネのおかげで
おもち出産時も随分助かった。

女性の生理や、バイオリズムについて知ることは
この地球で生きてくのに自然なことだし
子宮の話は、ひいては宇宙のリズムに通じると思うので
息子の中で「当たり前」になって欲しいと願う。


さて。
そんなウチの夫。
実はちょっと面白い記憶を持つ。

彼が物心つくかつかないかの小さい頃、
自分が男の子として生まれたと認識した時

「やったーーーーーー!!!!
    今回はもうアレ(出産)しなくていいーー!!!」

って、ヤッホー!っとめちゃくちゃ嬉しかったらしい。

↑自然と‘今回は’っていうてる時点でちゃんと認識して転生してんのね、この人。
今まではよほど難産だったのかしらねぇ。笑


加えて、女子歴が相当長かったらしくて

小学校低学年くらいまでは
自然と女の子たちと人形やままごとで遊んでいて

はたっと
「あ、そうやった!!
    今回は(女)違うかったんやーーーっ!」

と気づき、意識的に男の子の遊びに
自分でシフトしていったそうな。


そんな女子歴が長い夫は
ものごとの受け取り感覚が女子に近くて、
生理しかり、子宮のことしかり
女性特有の体調変化なんかも理解があって有難い。

おもち妊娠中だって、悪阻もあったし
私より食の好みが変化し、酸っぱい柑橘系を好んで、
生グレープフルーツジュースばかり飲んでたし。
(出産後はパタリと飲んでない。笑)

↑キネ(夫)ですよ。

立会い出産だったが、破水後の
出産のガイドが産婆さん並に恐ろしく上手かった。
おかげで超安産。

↑しつこいようですが、キネ(夫)ですよ。


前世の記憶なんて屁のつっぱりにもならへんなぁ、
なんーて思ってたけど
前世の習慣はちょっと有難いものだったりする、という報告でした。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?