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実生アガベの成長記録⑥

前回の成長記録はこちら。

実生の沼にどっぷり浸かってしまい、小苗たちの成長が楽しみでしかたない。播種からすでに1か月以上経過しており、実生が上手な方であればもっと大きくなっているのかな~などと思いながらも、まずは枯れないようにマイペースで育てていければそれだけで十分。また、全体的な変化として気が付いたのは、腰水の減りが早くなっていること。播種からずっと腰水管理を続けているのだが、最初は1週間以上水を追加しなくても大丈夫だったけれど、今は3日ほどでトレーのそこが出てくるようになった。気温が上がり蒸発する量も多くなったのかもしれないが、小苗たちが水を吸う量も多くなっているのだと信じたい。

オテロイ


オテロイ。真ん中と右下が期待の子かな!

発芽したすべてから本葉が見え始めた。最初に発芽したのがやはり成長度合いが良く、本葉も他より大きくなっているように見受けられる。本葉を上からのぞくと真ん中にスジが見えるので、そこから葉が広がるとともに、根元からも新しい葉が展開していくのだろう。順調に大きくなっているのがわかるので観察するのがとても楽しい。5月はもっと成長のスピードが上がると思うので、引き続き変化を見逃さないようにしよう。

アメリカーナ・オアハセンシス


オアハセンシス。葉が細長い。

1枚目の本葉がだいぶ大きくなった。オテロイとは違い、葉はかなり細長い。まだ大人のアガベのような葉の厚さはないが、軽く触ってみた感じ結構硬くなっている。最も成長が遅かった子も子葉の根元から本葉がのぞき始めたので一安心。2枚目の本葉ももう少しで出てくるのだろう。アメリカーナは大きくなる品種だと思うので、発芽した7株すべてがうまく成長したらスペースは大丈夫かな…?とまだ要らない心配をしている。

グアダラハラナ


グアダラハラナもいい感じ!

こちらもひとつを除いてちゃんと本葉が出てきた。今のところはオアハセンシスに似て細長い本葉のよう。本葉が出てくるまでに少し時間を要したが、ちゃんと育っていてなにより。根っこがしっかりしているのはわかっていたので特に心配していたわけでもないが、やはり成長が目に見えてわかると嬉しい。
先日鷺沼のFlower Villageさんでグアダラハラナの子株を見たのだが、結構かわいい感じだった。オテロイのように少し幅が広い葉ではあるが厳つい鋸歯はなく、ボール状にはならなさそう。僕が見たのは10㎝にも満たない子株だったので、本来の姿なのかどうかわからないが、そのあたりも楽しみに育成を続けよう。ちなみに僕がグアダラハラナの種を選んだ理由は完全に名前から。

おまけのサボテン


サボテン。写真では伝えきれないかわいさ…

小トトロの頭のてっぺんが白くわしゃわしゃしてきた。毛が生えているように見えるが、これがサボテンの棘になるのだろう。3種のアガベと同じように管理しているが、全体的に赤みがかっているのはストレスカラーだろうか。日の当てすぎ?

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