見出し画像

企業のファンをつくる「noteワークショップ」の話

企業のメンバーがnoteで情報発信をすることで、その企業のファンが増えていきます。そんなお手伝いをしたいと思い、ミミクリデザインのメンバーに向けて「noteが書きたくなるワークショップ」を実施しました。

ミミクリデザインとは、ワークショップデザインのノウハウを生かして商品開発をしたり、組織開発をしたりするコンサルティングファームです。ぼくは「子どもの身体を踊る」というイベントの企画でご一緒して以来の縁で、いくつかの案件をお手伝いしています。

そんなミミクリデザインには、まちづくり、教育工学、心理学、デザインリサーチなどさまざまな専門性をもったメンバーが集まっています。そうしたメンバー個々人が持っているノウハウや思想を共有し、チームブランディングをしていくためにnoteを活用していきたいと考えていたそうです。

そんなおり、ぼくが以前設計した「noteが書きたくなるワークショップ」の話になり、ミミクリさんスペシャル版で実施をすることになりました。

イントロ:noteを「読んでもらう」ためには?

まず、noteの基本的な概要と、多く読まれている記事を紹介したあと、ぼくなりに実践している「読んでもらう方法」を紹介します。

noteではフォロワー数よりも「スキ」の数やシェアされた数のほうが「読まれた」指標としてわかりやすいという話をしました。また、ぼくは「note経由で来た仕事の数/額」を指標にしているという話をし、その経過を話したりもしました。

ワーク:noteを書く目的/書きたいネタ10個シェア

イントロダクションの後、具体的なワークをしていきます。

まず、noteを書く目的と、書きたいネタ10個を紙に書き出してもらいます。

そして、3人1組で編集会議をし、1人1つ1つ磨きあげてもらいます。最終的には、1つのテーマについて140字で要約し、ツイートするところでゴールです。

140字で一気にまとめて、えいやで発信してしまう、というライブ感は非常に楽しかったです。

ワークショップから生まれたツイートたち

では、どんなツイートが生まれたのかご紹介します。

👇まずは、代表の安斎さん。4月は毎日更新をされていたそうですが、まだmだ尽きることないネタがあるそうです。「遊びを生かして創造的衝動を解放する」って、ワクワクする文面ですよね!読みたい!

👇アシスタントのゆーのくん。「傷つきやすさ」をさらけ出しながらツイートしてくれました。こんなエモーションにあふれたnoteが書かれたら、読みたい。

👇デザインリサーチャーのしおんさん。「展示されたものを見る」という経験から「人を見て学ぶ」という経験ができそう。どうやってこの空間を実現させていったのか、プロセスをしりたいですね〜

👇飛び入りでご参加いただいた野島さん。久しぶりのツイートとのことで、「久しぶり感」を出してもらいました。といいつつ8名から100名になるまでの10年間って、、、知りたすぎますね。

👇リサーチャーであり、NPO法人PIECESの理事もされている青木さん。社会課題に対して、未来の社会をよりよくする事業にとりくまれるなかで意識していること。「ソーシャルグッドまとめ」にとりあげてほしい、素晴らしいnoteになりそうです。

👇まちづくりの研究で大学院を修了されている東南さん。彼女の切り口の鋭さがそのままでたようなツイートで、多くの方が関心を寄せています。「まちづくり」と「組織論」って、ありそうでなかった組み合わせですよね。期待が大きくなります。

どれも面白そうなテーマです!

noteを運用するときに、ツイッターで実験するのが有効、というのはよく聞く話です。今回の実験から、どんなnoteが生まれるのか、楽しみですね!

働く人の思いをnoteで知りたい

企業がファンをつくっていくとき、SNSで個人がノウハウや考えを発信していくことが有効な手段になります。会社単位でのメッセージだけでなく、「中の人」の思いや裏話を知ることができると、その企業のことをよく知ることができますよね。

ミミクリデザインはもちろん、ぼくは最近オンラインカウンセリングサービスを展開している「cotree」という企業が気になっています。SNSで発信されている方々が、皆さん面白いのです。

そうやって、働く個人が発信しファンをつくっていくうえでも、noteはとてもいいプラットフォームだなぁと思います。

企業向けの「noteが書きたくなるワークショップ」、どんどんやっていきたいと思います。

==

代表の安斎さんがさっそくこのワークショップについて言及してくださっています。ぜひこちらもご覧ください!


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。いただいたサポートは、赤ちゃんの発達や子育てについてのリサーチのための費用に使わせていただきます。