赤ちゃんの活動をグルーヴさせる「片付け」の話
「いろいろと玩具をあたえても、集中して遊んでくれない」「ご飯を集中して食べてくれない」といった悩みを聞くことが多いです。
興味が拡散してしまうことはかならずしも悪いことではありません。ただ、赤ちゃんが何かに集中してくれると、大人は嬉しいものです。
赤ちゃんがうまく集中できない要因は、身の回りにいろんなおもちゃや気になるものが散らかっているからかもしれません。
片付けが活動をグルーヴさせる
積み木とぬいぐるみとガラガラが散らばっていたとしたら、どれに集中してよいかわかりません。ご飯を食べようとしているのに、本やティッシュボックスなどが置かれているとそっちが気になってしまいます。テレビやPCなども集中を妨げそうです。
そんなとき、集中してほしいものを選び、それ以外をすっきりと片付けてみると、案外集中してくれることがあります。
コツは、遠巻きに「注目」をしていることです。自分に眼差しが向かっていることで、赤ちゃんは遊びに自信を持ってとりくめるようになることがあります。
ぜひ、試してみてください。
ワークショップと「片付け」
ワークショップのファシリテーションにおいても、似たような状況があります。ワークで付箋を使ってほしいときは、付箋とペン以外をすこし片付けてもらえるように声がけをすると、参加者の集中度があがります。
造形ワークショップであれば、ゴミや不要な道具などが散らばっていくので、手が空いているファシリテーターはゴミや道具を片付けていくと、参加者のフロー状態を維持できます。
かくいうぼくは、部屋の片付けが苦手なんですけどね・・・笑
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