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イルな毎日に、極小の創造力で抵抗すること

私の1週間

月曜 千乃が初めて幼稚園に行く。心的負担はだいぶ大きかったが「泣いてる友達がいたから、先生がいるから大丈夫だよって言っといた」と言っていて、なんという子なのかと驚いてしまった。

火曜 友人とZOOMでお茶をする。記憶について話す。また別の友人とメッセンジャーにて意見を交わす。批評について。

水曜 千乃と千温(ちはる)、2人ともが熱を出す。夕方病院へ

木曜 子どもたちの熱の様子を見守りながら仕事。ヘトヘトにつかれる。

金曜 朝2時に仕事準備するも、千乃が吐きながら起きる。仕事は休暇をもらい、ミーティングを予定していた人たちに片っ端からメールをしたあと、午前中は冷たい雨の中病院へ。帰宅するとぐったりしていた千乃が回復し、千温と遊び始める。子ども同士の遊び方を見守ると、千乃はあらゆるシーンで千温のケアを楽しんでいる。

深夜 千温の咳とたんの絡みがひどく、眠れない。妻が緊急外来に行くも、新人の医師が、診察ができず他の医師にずっと相談していたため、3時間も病院にいた。帰宅して朝4時。

土曜 もう一度千温を病院に連れていく。アデノウィルスとPCR検査をするも陰性。昼間は千乃と近所のお菓子とキッシュのお店へ。ホタテとベーコンのキッシュ、レモンケーキを買い、みんなで食べる。夕方、千温の具合がさらに悪そうで、喘息のような胸の音だったので別の病院へ。薬を吸入し、落ち着く。

深夜 昨日よりも良くなったものの、千温の呼吸が苦しそう。抱っこしていた方が体勢として楽なようで、ぼくはリビングのソファに座り、抱っこして寝る。楽なポジションが決まらずもがくので、浅い睡眠しかできないまま朝を迎える。

日曜 妻と千乃が買い物に出かけ、千温をおんぶして寝かせている。ぜえぜえという苦しそうな音を聞きながら、キーボードを叩く。

友達よこれが私の1週間の仕事です。
てゅらてゅらてゅらてゅらてゅらてゅらら
てゅらてゅらてゅらてゅりゃりゃ〜

できるけど、つかれる私のルサンチマンデイズ

改めて思うが、ぼくはバイタリティがない。多方面に関心を持ち、自分の好きなことはいくらでもできるが、苦手なことや慣れないことを頑張ろうとすると、ほんとうにぐったり疲れてしまう。twitterで見かけた、この画像に、うっかり共感してしまう。これおれだ。

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