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春ドラマ 2024 日程・内容

2024年の1月スタートの民放秋ドラマについて、主に制作陣に注目して、過去の代表作や期待度などをまとめてみました。
※( )内は代表作、☆は連続ドラマのメインライターもしくはチーフディレクターだった作品。


月9『366日』(4月8日~)フジテレビ

出演:広瀬アリス、眞栄田郷敦、坂東龍汰、長濱ねる、綱啓永、夏子、中田青渚、中沢元紀、清乃あさ姫、和久井映見、前田公輝、戸田菜穂、北村一輝 他
脚本:清水友佳子(☆「リバーサルオーケストラ」☆「彼女はキレイだった」)
音楽:REMEDIOS(映画「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」☆「Mother」)
主題歌:HY「366日(Official Duet ver.)」
演出:平川雄一朗(☆「義母と娘のブルース」☆「JIN-仁-」)
   宮木正悟(☆「恋愛戦略会議」「刑事ゆがみ」)
   片山雄一(「うちの弁護士は手がかかる」「勝利の法廷式」)
プロデュース:狩野雄太

HYの名曲「366日」の世界観に着想を得たオリジナルストーリーで、高校時代に実らなかった恋をかなえようと再び動きだした男女が、予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を想い続ける壮大な愛の物語。
広瀬アリスさんは月9ドラマ初主演。好評だった「マイ・セカンド・アオハル」から続けて恋愛ドラマとなります。相手役は「エルピス」などでの演技が記憶に新しい眞栄田郷敦さん。脚本は「最愛」「リバーサルオーケストラ」、連続テレビ小説「エール」など人間ドラマに定評のある清水友佳子さん。監督は「JIN-仁-」「義母と娘のブルース」「白夜行」「天皇の料理番」「天国と地獄〜サイコな2人〜」などTBSで数々のヒットドラマを手がけた平川雄一朗さん。脚本・監督ともに月9ドラマで初めてタッグを組みます。プロデューサーは広瀬アリスさんも出演されていた「知ってるワイフ」の狩野雄太さん。現在好調だったお仕事ドラマ路線からマイナーチェンジを図り、なにかと苦戦中の月9ですが、勢いのあるキャスト・スタッフを迎えて久しぶりの恋愛ドラマでのヒット作を期待します。

月10『アンメット ある脳外科医の日記』(4月15日~)カンテレ

出演:杉咲花、若葉竜也、岡山天音、生田絵梨花、山谷花純、尾崎匠海(INI)、中村里帆、安井順平、野呂佳代、千葉雄大、小市慢太郎、酒向芳、吉瀬美智子、井浦新 他
原作:子鹿ゆずる(原作)/ 大槻閑人(漫画)「アンメット-ある脳外科医の日記-」
脚本:篠﨑絵里子(☆「クロサギ」☆「グッドワイフ」)
音楽:fox capture plan(☆「ノッキンオン・ロックドドア」☆「カルテット」)
主題歌:あいみょん「会いに行くのに」
演出:Yuki Saito(☆「リエゾン -こどものこころ診療所-」☆「鹿楓堂よついろ日和」)
   本橋圭太(☆「グレイトギフト」☆「DOCTORS〜最強の名医〜」)
プロデュース:米田孝、本郷達也

過去2年間の記憶がなく、さらに今日のことも明日にはすべて忘れてしまう記憶障害を抱える脳外科医の主人公が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく医療ヒューマンドラマ。
杉咲花さんは初の医師役に挑戦する。プロデューサーは「竜の道」「僕たちがやりました」の米田孝さん。脚本はその「竜の道」や「グッドワイフ」「クロサギ」などを手がけた篠﨑絵里子さん。監督は同じく医療漫画原作で発達障害の子どもに向き合っていく研修医の物語を丁寧に描いた「リエゾン」のYuki Saitoさん。劇伴は「カルテット」「ブラッシュアップライフ」「ノッキンオン・ロックドドア」などのfox capture planさん。原作は少し読んだことがあり、いつか映像化されそうだなとは感じていましたが、カンテレが実写化するのは意外でしたね。原作のミヤビというキャラクターにフォーカスして描くようです。杉咲花さんの久しぶりの連続ドラマ出演作なので楽しみです。

ドラマプレミア23 テレビ東京開局60周年記念連続ドラマ『95』(4月8日~)テレ東

出演:髙橋海人、中川大志、松本穂香、細田佳央太、犬飼貴丈、関口メンディー、浅川梨奈、工藤遥、鈴木仁、渡邊圭祐、桜井日奈子、井上瑞稀、山中崇、紺野まひる、新川優愛、勝矢、嶋田久作、三浦貴大、斉藤由貴 他
原作:早見和真「95」
脚本:喜安浩平(☆「村井の恋」☆「夢中さ、きみに。」)
音楽:ゲイリー芦屋(☆「大病院占拠」☆「ボイス 110緊急指令室」)
主題歌:
監督:城定秀夫(「ブラックファミリア〜新堂家の復讐〜」(脚本兼任)、☆「なれの果ての僕ら」)
プロデュース:森田昇(チーフ)、倉地雄大、清家優輝

第68回日本推理作家協会賞を受賞した早見和真さんが手がける、大人の作った社会の仕組みに抗い、大切なものを守りながら1995年の渋谷をがむしゃらに駆け抜けた高校生たちの熱い物語。
主演はテレ東ドラマ初出演の髙橋海人さん。脚本は映画「桐島、部活やめるってよ」「幕が上がる」「村井の恋」「夢中さ、きみに。」など青春ドラマを中心に多くの作品を手がける喜安浩平さん。劇伴は「大病院占拠」「ボイス 110緊急指令室」をはじめ個性的な音楽を手がけるゲイリー芦屋さん。監督は2020年に日本映画プロフェッショナル大賞監督賞を受賞された城定秀夫さんです。シリアスな青春群像劇になりそうですね。楽しみです。

火9『Destiny』(4月9日~)テレ朝

出演:石原さとみ、亀梨和也、安藤政信、宮澤エマ、矢本悠馬、曽田陵介、田中みな実、高畑淳子、佐々木蔵之介、仲村トオル 他
脚本:吉田紀子(☆「Dr.コトー診療所」☆「その女、ジルバ」)
音楽:得田真裕(☆「silent」☆「アンナチュラル」)
主題歌:椎名林檎「人間として」
演出:新城毅彦(☆「日曜の夜ぐらいは…」☆「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」)
   星野和成(「グレイトギフト」「未来への10カウント」)
   中村圭良(「日曜の夜ぐらいは...」「サワコ ~それは、果てなき復讐」)
プロデュース:中川慎子(ゼネラル)、浜田壮瑛、森田美桜、大古場栄一

長野から横浜を舞台に、20年の時をかけるサスペンス×ラブストーリー。
主演の石原さとみさんは初の検事役に挑みます。脚本は「Dr.コトー診療所」「その女、ジルバ」「リエゾン」などを手がけた人間ドラマの名手・吉田紀子さん。劇伴は「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」「silent」「アンナチュラル」をはじめ数々のヒットドラマの音楽を手がける得田真裕さん。監督は「日曜の夜ぐらいは…」「僕たちがやりました」「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」などを手がけ、サスペンスや恋愛ドラマの演出にも定評がある新城毅彦さん。一見金曜ドラマのような雰囲気のサスペンスになりそうですが、吉田紀子さんらしい人間ドラマを期待しています。新城監督の映像もとても綺麗で好きなので楽しみです。

火曜ドラマ『くるり〜誰が私と恋をした?〜』(4月9日~)TBS

出演:生見愛瑠、瀬戸康史、神尾楓珠、宮世琉弥、丸山礼、肥後克広、片平なぎさ 他
脚本:吉澤智子(☆「持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜」☆「初めて恋をした日に読む話」)
音楽:末廣健一郎(☆「逃げるは恥だが役に立つ」☆「私の家政夫ナギサさん」)、MAYUKO(☆「あたりのキッチン!」☆「おいハンサム!!」)
主題歌:Da-iCE「I wonder」
演出:松木彩(「18/40〜ふたりなら夢も恋も〜」☆「TOKYO MER」)
   大内舞子(「フェルマーの料理」「王様に捧ぐ薬指」)
プロデュース:八木亜未、武田梓(編成)

記憶を失ったヒロインの手元に残された1つの男性用の指輪・・・。指輪がピッタリとはまる3人の男たちの登場で恋の四角関係が幕を開ける。恋の相手と本当の自分を探すラブコメミステリー。
生見愛瑠さんはGP帯連続ドラマ単独初主演。脚本は「初めて恋をした日に読む話」「持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜」などの恋愛ドラマを手がけてきた吉澤智子さん。劇伴は「逃げ恥」「わたナギ」「レンアイ漫画家」「G線上のあなたと私」「海月姫」をはじめとしてラブコメの音楽に定評がある末廣健一郎さん。監督は「TOKYO MER」で緊迫感とスケールのある演出でドラマアカデミー監督賞を受賞された松木彩さん。お馴染みの火10らしいラブコメになりそうですが、ミステリー要素がどうなるか気になりますね。あまりごちゃごちゃしないと良いのですが・・・。

火ドラ★イレブン『お迎え渋谷くん』(4月2日~)カンテレ

出演:京本大我、田辺桃子、内藤秀一郎、中川翼、ゆいちゃみ、ハリウッドザコシショウ、乙葉、宮近海斗、長谷川京子 他
原作:蜜野まこと「お迎え渋谷くん」
脚本:山岡潤平(「婚活1000本ノック」「特捜9」シリーズ)
音楽:青木沙也果(☆「マイ・セカンド・アオハル」☆「ユニコーンに乗って」)
主題歌:SixTONES「音色」
演出:紙谷楓(☆「わたしのお嫁くん」☆「彼女はキレイだった」)
   菊川誠(「あたりのキッチン!」「純愛ディソナンス」)
プロデュース:萩原崇(チーフ)、三方祐人、島本講太、森安彩、関本純一

保育園のお迎えがきっかけで出会った二人の、うぶキュンラブコメディー。今春キュンの花が咲き乱れるそうです。笑
主演はカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ初出演の京本大我さん。相手役は「リコカツ」でお馴染みの田辺桃子さんです。劇伴は「マイ・セカンド・アオハル」をはじめ爽やかなラブコメ音楽に定評のある青木沙也果さん。監督は「わたしのお嫁くん」をはじめ、こちらも明るく爽やかな恋愛ドラマ演出に定評のある紙谷楓さん。火ドラはカンテレのラブコメ枠なんですね。

水9『特捜9 season7』(4月3日~)テレ朝

出演:井ノ原快彦、羽田美智子、吹越満、田口浩正、山田裕貴、向井康二、深川麻衣、中越典子、原沙知絵、中村梅雀 他
脚本:徳永富彦(「相棒」シリーズ、「dele」) 他
音楽:𠮷川清之(「刑事7人」シリーズ、「臨場」)
主題歌:20th Century「旅立ちの鐘」
演出:豊島圭介(☆「妖怪シェアハウス」☆「書けないッ!?」) 他
プロデュース:大川武宏(ゼネラル)、川島誠史、森田大児、土井健生

長期シリーズの続編ですが、前作は初回しか見ていませんでした。井ノ原快彦さんや羽田美智子さんをはじめお馴染みのキャストが引き続き出演します。脚本は「相棒」シリーズでお馴染みの徳永富彦さんがメインライターに復帰。監督はギャラクシー賞を受賞した「妖怪シェアハウス」の豊島圭介さんで、前作のシリアス路線から、コメディ路線に引き返す模様です。とはいっても最近はあまり見れていないシリーズなので、あまり詳しくは書けませんが、ファンの方々にとっては引き続き続編が作られて良かったですね。「刑事7人」の後枠は何になるんでしょうか?

水10『ブルーモーメント』(4月24日~)フジテレビ

出演:山下智久、出口夏希、水上恒司、岡部大、仁村紗和、ワタナベケイスケ、玉田志織、夏帆、平岩紙、音尾琢真、真矢ミキ、舘ひろし 他
原作:小沢かな「BLUE MOMENT」
脚本:浜田秀哉(☆「ノッキンオン・ロックドドア」☆「イチケイのカラス」)
音楽:佐藤直紀(☆「青天を衝け」☆「コード・ブルー」)
主題歌:ボン・ジョヴィ「レジェンダリー」
演出:田中亮(☆「イチケイのカラス」☆「コンフィデンスマンJP」)
   森脇智延(「女神の教室」「競争の番人」)
   下畠優太(「うちの弁護士は手がかかる」「やんごとなき一族」)
プロデュース:高田雄貴、栗原彩乃、古郡真也(制作)

気象学の天才が、自然災害から人々の命を守るヒーロードラマ。甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かうSDM(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語。
主演の山下智久さんは「コード・ブルー」以来、7年ぶりのフジテレビドラマ出演となります。劇伴はその「コード・ブルー」や、「教場」「マスカレード・ホテル」「青天を衝け」など壮大で爽やかな音楽が印象的だった佐藤直紀さん。脚本は「絶対零度」や「イチケイのカラス」などのヒットシリーズから、いじめ・体罰・モンスターペアレント・教師のブラック労働といった教育現場の問題をテーマにした「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」などの社会派風お仕事ドラマまでインパクトのある作品を多く手がける浜田秀哉さん。監督は「コンフィデンスマンJP」など、ポップでスケール感のある演出に定評のある田中亮さん。プロデューサーは「刑事ゆがみ」「イチケイのカラス」など中身の濃いお仕事ドラマを手がけてきた高田雄貴さんと、同枠でヒットした「ナンバMG5」の栗原彩乃さんです。日テレ水曜ドラマが土曜9時に移動したことで、水10枠のドラマは本作のみとなりました。キャスト・スタッフともに話題性たっぷりで、既に雪山ロケなども行っており、力の入った作品になりそうです。

木曜ドラマ テレビ朝日開局65周年記念『Believe-君にかける橋-』(4月25日~)テレ朝

出演:木村拓哉 他
脚本:井上由美子(☆「エンジン」☆「GOOD LUCK!!」)
音楽:林ゆうき(☆「未来への10カウント」☆「ストロベリーナイト」)
主題歌:
演出:常廣丈太(☆「ハヤブサ消防団」☆「BG〜身辺警護人〜」)
   樹下直美(「ガラスの城」☆「愛しい嘘~優しい闇~」)
プロデュース:三輪祐見子(エグゼクティブ)、都築歩、髙木萌実、松野千鶴子

「BG〜身辺警護人〜」「緊急取調室」の制作陣が贈る、大手ゼネコンを舞台にしたサスペンス×人間ドラマ。
主演の木村拓哉さんは橋づくりに情熱を燃やす設計者を演じます。脚本は「白い巨塔」「昼顔」「きらきらひかる」「14才の母」などを手がけ、社会派ドラマに定評のある井上由美子さん。「GOOD LUCK!!」「エンジン」「BG」2作に続き、木村拓哉さんとは5度目のタッグとなります。監督は昨年斬新なサスペンス演出で話題を呼んだ「ハヤブサ消防団」やドラマアカデミー監督賞を受賞した「dele」などを手がけた常廣丈太さん。劇伴は「ストロベリーナイト」「嘘の戦争」をはじめ、数多くの大ヒットドラマの音楽を手がける林ゆうきさん。プロデューサーは、その脚本・監督らが集結したドラマシリーズ「緊急取調室」を手がけた三輪祐見子さんです。直前で企画が変更されたとのことで、放送前からいろいろバタバタしている印象の本作ですが、実力派のキャスト・スタッフがそろっていますので前評判を覆す大ヒットドラマを期待しています。

木曜劇場『Re:リベンジ-欲望の果てに-』(4月11日~)フジテレビ

出演:赤楚衛二、錦戸亮、芳根京子、見上愛、梶原善、青木柚、白山乃愛、利重剛、小木茂光、光石研、余貴美子、笹野高史 他
脚本:伊東忍(過去作不明)
   中村允俊(☆「ホスト相続しちゃいました」、ヤングシナリオ大賞「パニックコマーシャル」)
   奥村徹也(「家政夫のミタゾノ(5,6)」「生ドラ!東京は24時」(演出兼任))
音楽:堤裕介(「アナウンサーたちの戦争」☆「アバランチ」)
主題歌:Stray Kids「WHY?」
演出:金井紘(☆「ゆりあ先生の赤い糸」☆「ナオミとカナコ」)
   柳沢凌介(「ONE DAY」「踊り場にて」)
プロデュース:藤野良太(企画)、足立遼太朗

木曜劇場「グッド・ドクター」「刑事ゆがみ」の藤野良太さん企画。巨大病院で巻き起こる権力争いをきっかけに、さまざまな事件が起こり、登場人物たちの「野心」と「復讐心」が入り乱れ、人間の内に秘めた「欲望」がむき出しになっていくリベンジサスペンス。
赤楚衛二さんはフジテレビ系連続ドラマ初主演。脚本はヤングシナリオ大賞「パニックコマーシャル」の中村允俊さんら3名が担当。監督は「グッド・ドクター」「ゆりあ先生の赤い糸」「ナオミとカナコ」などのヒットドラマを手がけた金井紘さん。プロデューサーは「僕たちの校内放送」の足立遼太朗さんです。劇伴は「アバランチ」の堤裕介さんで、静かに迫ってくるようなサスペンス音楽も楽しみです。ここ最近は再び大人の恋愛ドラマ枠として定着してきていた木10ですが、同時に「純愛ディソナンス」「silent」「あなたがしてくれなくても」などをはじめとして、キャストの好演と演出のアンサンブルを楽しむ枠でもあったので、久しぶりの復讐劇となる本作でもキャスト・演出に期待したいと思います。

金9『イップス』(4月12日~)フジテレビ

出演:篠原涼子バカリズム、渡辺大知、味方良介、足立英、勝村政信、矢本悠馬、染谷将太 他
脚本:オークラ(☆「となりのナースエイド」「素敵な選TAXI」)
   森ハヤシ(「名探偵ステイホームズ」「ダブルブッキング」)
音楽:
主題歌:
演出:筧昌也(☆「スナック キズツキ」☆「素敵な選TAXI」)
プロデュース:宮﨑暖、熊谷理恵

書けなくなったミステリー作家と解けなくなったエリート刑事の絶不調バディが絶妙会話術と掛け合いで事件を解決する倒叙ミステリーコメディー。
主演は篠原涼子さんとバカリズムさん(W主演だったようです。笑)。脚本はバカリズムさんと共同で「素敵な選TAXI」を手がけたオークラさんと、外出自粛期間中に話題となったリモートサスペンスコメディ(?)「名探偵ステイホームズ」「ダブルブッキング」などを手がけた森ハヤシさん。監督は「素敵な選TAXI」など、独特な世界観の演出に定評のある筧昌也さんです。ユルく楽しめるお仕事コメディになればなと思います。倒叙ミステリーとのことですが、最近のサスペンスドラマは倒叙式と言っておきながら中途半端に真相を隠すことが多くて犯人にたどり着く面白さを損なってしまっていることがあるので、やるならしっかりとした倒叙ミステリーを期待します。

金曜ドラマ『9ボーダー』(4月~)TBS

出演:川口春奈、木南晴夏、畑芽育、井之脇海、木戸大聖、山中聡、伊藤俊介(オズワルド)、内田慈、岩谷健司、箭内夢菜、奥村佳恵、矢崎広、兵頭功海、YOU、松下洸平 他
脚本:金子ありさ(☆「着飾る恋には理由があって」☆「恋はつづくよどこまでも」)
音楽:
主題歌:
演出:ふくだももこ(「かしましめし」、映画「君が世界のはじまり」)
   坂上卓哉(「不適切にもほどがある!」「わたし、定時で帰ります。」)
プロデュース:新井順子、阿部愛沙美(協力)

19歳、29歳、39歳・・・各年代のラストイヤー、9ボーダー。3姉妹がモヤり、焦りながら、自分の生きる道を模索、金曜日がハッピーになるヒューマンラブストーリー。
主演の川口春奈さんと、「着飾る恋には理由があって」の脚本 金子ありささんと、新井順子プロデューサーが再タッグを組みます。監督はすばる文学賞佳作を受賞された演出・小説家であり、「春になったら」の松本佳奈監督とともに「かしましめし」を手がけたふくだももこさんです。実は「着飾る恋」は4話でリタイアしておりまして、登場人物の心情の描き方やロケーションなど丁寧に作られたドラマであることは伝わってきたのですが、イマイチ個人的な楽しみポイントを見つけられず、優先順位が上がらないままフェードアウトしてしまった作品です。クオリティには期待できますので、あとは自分に刺さるポイントがあるかどうかですね・・・。笑

金曜ナイトドラマ『JKと六法全書』(4月19日~)テレ朝

出演:幸澤沙良、大東駿介、日向亘、大和奈央、柄本明、黒木瞳 他
脚本:鈴木智(映画「金融腐蝕列島・呪縛」「未解決ロッキード事件」)
   柏谷周希(過去作不明)
音楽:日向萌(☆「セクシー田中さん」☆「日曜の夜ぐらいは…」)
主題歌:
演出:大谷健太郎(☆「たとえあなたを忘れても」☆「ある日、アヒルバス」)
   木内健人(「和田家の男たち」「さくらの親子丼」)
プロデュース:内山聖子(エグゼクティブ)、飯田サヤカ、下山潤、有重陽一(協力)

史上最年少で司法試験に一発合格、法律関連のみ天才ぶりを発揮する女子高生弁護士(JKB)が法廷で新旋風を巻き起こす、法曹×学園ハイブリッド新感覚エンターテインメント。
2022年にオーディション番組「TBSスター育成プロジェクト 私が女優になる日_」で約5500人の中からグランプリに輝いた幸澤沙良さんが主演を務めます。脚本は、日本アカデミー優秀脚本賞をはじめ数々の賞を受賞した「金融腐蝕列島・呪縛」をはじめ社会派作品に定評のある鈴木智さんと、刑事事件を担当する現役の弁護士で脚本家でもある柏谷周希さん。劇伴は「セクシー田中さん」「日曜の夜ぐらいは…」などで優しい音楽に定評のある日向萌さん。監督は「たとえあなたを忘れても」でシリアスで繊細な演出をされていた大谷健太郎さん。プロデューサーは「ドクターX」「家政夫のミタゾノ」「黒革の手帳」などを手がけたヒットメーカー内山聖子さんと、「民王」「ハヤブサ消防団」「妖怪シェアハウス」の飯田サヤカさんらです。成人年齢が18歳に引き下げられ、高校生も法廷と関わりを持つことになった時代にテレ朝で数々の個性的なヒットドラマを手がけた制作陣がどんなユニークな法廷ドラマを作ってくださるのか楽しみです。

土ドラ9『花咲舞が黙ってない』(4月13日~)日テレ

出演:今田美桜、山本耕史、菊地凛子、上川隆也 他
原作:池井戸潤「花咲舞が黙ってない」「不祥事」
脚本:松田裕子(☆「恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜」☆「花咲舞が黙ってない」1,2シリーズ メインライター)
   ひかわかよ(☆「個人差あります」「やんごとなき一族」、シリーズ初参加)
音楽:菅野祐悟(☆「ハケンの品格」☆「ホタルノヒカリ」)
   得田真裕(☆「奥様は、取り扱い注意」☆「家売るオンナ」)
  (ともにシリーズ続投)
主題歌:
演出:南雲聖一(☆「悪女 (わる)」2022版、☆「ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜」、シリーズ続投)
プロデュース:田中宏史(チーフ)、小田玲奈、鈴木香織、能勢荘志、加藤正俊(シリーズプロデューサー)

池井戸潤さん原作、メガバンクを舞台に臨店班の花咲舞と相馬健のコンビが、銀行内の様々なトラブルを解決してゆく、杏さん主演のドラマシリーズの新作。キャストを一新し、本年4月期に復活する土9枠で放送されます。
新たに主演を務めるのは、一昨年に「悪女」のリメイクにも出演された今田美桜さん。相馬を山本耕史さんが演じます。また、前シリーズまで相馬を演じられた上川隆也さんも主人公の叔父役として出演されます。脚本・監督・劇伴ともに前シリーズまでの制作陣が引き続き参加。プロデューサーとして全シリーズに関わった加藤正俊さん(←南雲監督とともに、ブラッシュアップライフの登場人物にもなってた人だよ。笑)は制作に参加できませんが、シリーズプロデューサーとしてクレジットされています。

土ドラ10『街並み照らすヤツら』(4月27日~)日テレ

出演: 森本慎太郎 他
脚本:高田亮(「僕の姉ちゃん」☆「空白を満たしなさい」)
   清水匡(「僕の姉ちゃん」、映画「アイスクリームフィーバー」)
音楽:大野宏明(映画「キセキ -あの日のソビト-」、アニメ映画「シンドバッド」)
主題歌:
監督:前田弘二(映画「まともじゃないのは君も一緒」、映画「セーラー服と機関銃 -卒業-」
   鯨岡弘識(映画「Kay」(脚本兼任)、映画「FROM TOKYO TO TOKYO」(脚本・撮影兼任))
   中里洋一(「消しゴムをくれた女子を好きになった。」「his ~恋するつもりなんてなかった~」)
プロデュース:田中宏史(チーフ)、藤森真実、榊原真由子、宇田川寧、妙円園洋輝

さびれたシャッター商店街で経営ギリギリ潰れかけのケーキ屋を営む店主が、大切な店と家族を守るためとある悪事に手を染めてしまう・・・、怒涛のヒューマンエンタテインメント。
森本慎太郎さんはGP帯ドラマ初主演となります。脚本は「僕の姉ちゃん」やキネマ旬報ベストテン脚本賞を受賞した「そこのみにて光輝く」の高田亮さんと、同じく「僕の姉ちゃん」を手がけた清水匡さん。プロデューサーは2クール連続で土曜ドラマを手がける、「ブラック校則」「大病院占拠」の田中宏史さんと「ハコヅメ」の藤森真実さんらです。(急遽企画されたのか、没企画を拾ってきたのかは不明ですが)意外と掘り出しものになる可能性もあるので、期待度高めです。乾いたヒューマンサスペンスみたいな感じになるんでしょうか? 放送開始も遅めなのでじっくり作ってほしいですね。(5月スタートでもいいのに)

オシドラサタデー『東京タワー』(4月20日~)テレ朝

出演:永瀬廉、板谷由夏、松田元太、MEGUMI 他
原作:江國香織「東京タワー」
脚本:大北はるか(☆「女神の教室」☆「ラジエーションハウス」)
音楽:近谷直之(☆「パリピ孔明」☆「春は短し恋せよ男子。」)
主題歌:
演出:久万真路(☆「めぐる未来」「ワカコ酒」(脚本兼任))
プロデュース:中川慎子(ゼネラル)、残間理央、島本講太、岡美鶴

江國香織さんの恋愛小説『東京タワー』が令和の時代によみがえる。愛を知らない青年は20歳上の女性との許されざる恋に溺れていく・・・。(リリー・フランキーさんのじゃないですよ)
永瀬廉さんは恋愛ドラマ初主演。脚本は「ラジエーションハウス」シリーズの他、恋愛ドラマも多く手がける大北はるかさん。監督は「めぐる未来」の久万真路さんです。

土曜ナイトドラマ『6秒間の軌跡〜花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱』(4月13日~)テレ朝

出演:高橋一生、橋爪功、本田翼、宮本茉由 他
脚本:橋部敦子(☆「僕らは奇跡でできている」☆「フリーター、家を買う。」)
音楽:S.E.N.S. Company(プロデュース)、森英治
  (☆「モコミ」☆「やすらぎの郷」)
主題歌:
演出:藤田明二(「津田梅子」☆「やすらぎの郷」) 他
プロデュース:内山聖子(エグゼクティブ)、中込卓也、後藤達哉、山形亮介、新井宏美

山梨の花火店を舞台に、父の急逝で一人取り残された主人公・星太郎が、数か月後に死んだはずの父と弟子入り志願する謎の女性とともに不思議な日常が展開されるホームドラマの続編。
続編は「望月星太郎の2番目の憂鬱」なんてサブタイトルだったんですね。コレ書いててはじめて気づきました。「最後から二番目の恋」的な? もしシリーズ化したらどんどん数字が増えていくんですかね??(笑) 主演は高橋一生さん。お馴染みのキャストと、新たに宮本茉由さんを迎えます。脚本は「僕の生きる道」をはじめとした「僕」シリーズ、「フリーター、家を買う。」「遅咲きのヒマワリ」「僕のいた時間」「僕らは奇跡でできている」などで知られる人間ドラマの名手・橋部敦子さん。本作は淡々とした「僕キセ」に近い作風かなと考えています。答えのない旅に出た気分になれるのが「キセキ」シリーズ(?)の特徴ですね。監督は「アナウンサーぷっつん物語(もちろん見たことはない)」「やすらぎの郷(少し見たことある)」などの大ベテラン 藤田明二さん。前作では素晴らしいロケーションや、本田翼さんの演技を上手く引き出してくださっていたので、今作も期待です。

土ドラ『おいハンサム!!2』(4月6日~)東海テレビ

出演:吉田鋼太郎、木南晴夏、佐久間由衣、武田玲奈、MEGUMI、藤田朋子、ふせえり、野波麻帆、太田莉菜、浜野謙太 他
原作:伊藤理佐 「おいピータン!!」「おいおいピータン!!」
Special Thanks:伊藤理佐「渡る世間はオヤジばかり」「チューネン娘。」「あさって朝子さん」「ミックスリサ」「結婚泥棒」
脚本:山口雅俊(「ハケンの品格」(2020年版)、☆「新しい王様」)
音楽:MAYUKO(☆「あたりのキッチン!」「不適切にもほどがある!」)
   眞鍋昭大(☆「ばらかもん」☆「姉ちゃんの恋人」)
   宗形勇輝(「不適切にもほどがある!」「ばらかもん」)
主題歌:The Ronettes「BE MY BABY」
演出:山口雅俊(☆「新しい王様」☆「やれたかも委員会」)
プロデュース:市野直親(企画)、宮川朋之(エグゼクティブ)、山口雅俊、遠山圭介、塚田洋子、清水拓哉、森正文、中頭千廣(協力)

伊藤理佐さん原作の異なるいくつかの人気コミックをミックスしてドラマ化。恋×家族×ゴハンをめぐるハイブリッドホームドラマの続編、「食べて、恋して、人は生きている・・・」。
リニューアルした土ドラ第2弾として放送された前作。脚本・監督・プロデューサーは「ランチの女王(今TVerで見てる)」「不機嫌なジーン(一挙放送で少し)」「ロング・ラブレター〜漂流教室〜(TVerで途中まで)」「カバチタレ!(TVerで)」「ハケンの品格(地上波とDVDで)」「恋はDeepに(3話でリタイア)」の山口雅俊さん。吉田鋼太郎さん、木南晴夏さん、佐久間由衣さんら豪華キャストで放送前から注目度は高かったものの、パチンコ屋みたいな色合いをした初期の簡易ホームページや、職場で和太鼓を叩く吉田さんの予告と 消化器を担いだ佐久間さんのビジュアルに、個人的には(大変失礼ながら)地雷なんじゃないかと疑っていた本作。ですが、予想に反し、とても笑えてたまにグッとくる人間ドラマでした。特に主演の吉田鋼太郎さんは「サザエさん」の波平のような絶妙なバランスで頑固オヤジを演じられていて良かったです。前作は特に2話のラストシーンが好きだった気がします。コミカルなやり取り、ランチの女王風食ドラマ、たまに脚本家さんの愚痴(?)が絶妙にミックスされたあのバランスを続編でも再現してくれるのか・・・正直分かりませんが楽しみです。コレ書いてて気づいたんですけど、また原作(原案)増えたんですね・・・。急いで読まないと。笑

日曜劇場『アンチヒーロー』(4月14日~)TBS

出演:長谷川博己、北村匠海、堀田真由、大島優子、木村佳乃、野村萬斎 他
脚本:山本奈奈(「VIVANT」「監察医朝顔 2022スペシャル」)
   李正美(「VIVANT」「半沢直樹(2)」)
   宮本勇人(「VIVANT」「高嶺のハナさん」)
   福田哲平(☆「大病院占拠」☆「パンドラの果実」)
音楽:
主題歌:
演出:田中健太(☆「恋はつづくよどこまでも」☆「小さな巨人」)
   宮崎陽平(「VIVANT」「マイファミリー」)
   嶋田広野(☆「パパとムスメの7日間」)
プロデュース:飯田和孝、大形美佑葵

犯罪者である証拠が100%揃っていても無罪を勝ち取る弁護士の、逆転パラドックスエンターテインメント。
主演は7年ぶりの日曜劇場となる長谷川博己さん。脚本は八津弘幸さんとともに「VIVANT」を手がけた山本奈奈さんと李正美さんと宮本勇人さん。そこに「パンドラの果実」「大病院占拠」など日テレ土曜ドラマを多く手がけている福田哲平さんが加わります。監督は長谷川博己さん主演の「小さな巨人」を手がけた田中健太さんです。福澤監督色が抜けた「VIVANT」って感じですかね。今回は八津さんもいませんし。田中健太監督は「半沢直樹」の制作にも関わっていたかたですが・・・。「DCU」みたいな、なんちゃって日曜劇場になりそうであまり期待はしていません。テーマは面白そうな気もしますが、硬派な「リーガル・ハイ」っぽくて個人的には新鮮味も感じません。キャストは良さそうなので面白かったら嬉しいです。

日10『ミス・ターゲット』(4月21日~)ABCテレビ

出演:松本まりか、上杉柊平、鈴木愛理、川西賢志郎、八嶋智人、筒井真理子、沢村一樹 他
脚本:政池洋佑(映画「ハケンアニメ!」☆「レンタルなんもしない人」)
音楽:富貴晴美(☆『舞いあがれ!』☆『明日の光をつかめ』)
主題歌:家入レオ「ワルツ」
演出:植田尚(☆『群青領域』☆『お義父さんと呼ばせて』)
   日暮謙(『同期のサクラ』『ハケン占い師アタル』)
   近藤幸子(『明日、私は誰かのカノジョ』)
プロデュース:山崎宏太、南雄大、山本喜彦、神通勉、小路美智子

さまざまな男を手玉に取ってきた百戦錬磨の女性結婚詐欺師が、本気の婚活に乗り出すエンタメラブストーリー。
松本まりかさんは地上波連続ドラマ初主演となります。脚本は「ハケンアニメ!」で日本アカデミー賞の優秀脚本賞を受賞した政池洋佑さん。監督は「群青領域」「お義父さんと呼ばせて」「明日の光をつかめ」などの人間ドラマを手がけてきた植田尚さん。劇伴は連続テレビ小説「舞いあがれ!」「明日の光をつかめ」「花嫁のれん」「さくらの親子丼」「消えた初恋」など、素朴で優しい音楽を多く手がける富貴晴美さん。なお、本枠スタート後「日曜の夜ぐらいは…」から「アイのない恋人たち」までを手がけた清水一幸プロデューサーは制作を離れるため、ここまでのベテラン脚本家による落ち着いた恋愛・ヒューマンドラマ枠のイメージとは少し異なる作品になりそうですが、こちらも楽しみにしたいと思います。

日曜ドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』(4月7日~)日テレ

出演:間宮祥太朗、田中樹、古川琴音、竜星涼、嵐莉菜、増田昇太(s**t kingz)、福山翔大、坂口涼太郎、橋本じゅん、小澤征悦、吉川晃司、諏訪部順一、坂本真綾、中村悠一、花澤香菜 他
原作:メーブ(原作) / 恵広史(作画)「ACMA:GAME」
脚本:いずみ吉紘(☆「インビジブル」☆「ROOKIES」)
   谷口純一郎(「彼女たちの犯罪」「犯罪症候群」)
音楽:菅野祐悟(☆「罠の戦争」☆「昼顔」)
主題歌:
演出:佐藤東弥(映画「カイジ」☆「ごくせん」)
   狩山俊輔(☆「だが、情熱はある」、映画「メタモルフォーゼの縁側」)
   松田健斗(「最高の教師」「ブラッシュアップライフ」)
プロデュース:松本京子(チーフ)、藤村直人、岩崎広樹、後藤庸介、大庭佑理、本多繁勝

相手からすべてを奪うことができるアクマゲームを舞台に、究極のデスゲームを超VFXで実写化。全世界必見のサバイバル・エンターテイメント。
主演は間宮祥太朗さん。脚本は「ROOKIES」「南極大陸」をはじめ、原作ありのドラマでは安定してヒット作があるいずみ吉紘さん。監督は大ヒットした「ごくせん」シリーズ、「マイ★ボス マイ★ヒーロー」などの学園ドラマや、「カイジ」「逃亡医F」などの大味サスペンスドラマ・映画を数多く手がける佐藤東弥さん。「だが、情熱はある」「メタモルフォーゼの縁側」「俺のスカート、どこ行った?」の狩山俊輔監督も演出に参加されます。劇伴は「罠の戦争」「沈黙のパレード」「昼顔」「ハケンの品格」「刑事ゆがみ」などをはじめ、迫力のある音楽が印象的な菅野祐悟さんです。「VIVANT」に影響を受けたんじゃないかみたいな記事を見かけましたが、アレに影響を受けたならチャンバラ時代劇でもやれば良いのにと強く思います。(笑) 漫画原作でデスゲームって題材は日テレらしいと思いますが、正直この局の大型企画と銘打ったドラマが成功した試しを私は知らないので、あまり期待していません。もともと日テレはドラマにかける予算が他局に比べて低い気がするんですよね。だから限られた空間で繰り広げられる「ハコヅメ」「ブラッシュアップライフ」などのような雰囲気の秀作が多いんだと思います。今回は海外ロケも行っているとのことで気合いは入っていそうですが、ネタドラマになりそうなら見ないかな・・・。本当にサスペンスとして面白くなりそうなら楽しみなので、様子見です。

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