世界経済のパラダイムシフトと身の守り方
こんにちは!
千葉(@michiya1004)です。
先日、セラピストミーティング@オンラインというイベントを開催しました。
その場で300名ほどに簡単にスピーチする機会があったので、その内容をまとめておきたいと思います。
noteを購入した方や、オンラインサロンに入っている方も復習として、ぜひご覧くださいね。
1、ドルと中央銀行
今、世界の基軸通貨は「ドル」です。
アメリカで一般的に使われているドルが世界の通貨の覇権を握っています。
世界の基軸通貨として、各国でもドルは使用できるし、国と国の貿易にはドルが主に使用されています。
ドルがあれば生活もできるし、貿易もできるのです。
つまり、ドルは他の通貨と比べて強い性質をもっています。
そのドルを印刷しているので、アメリカの中央銀行であるFRB。
FRBはドルを印刷することが出来る組織です。
そして、FRBはいわゆる中央銀行と呼ばれます。
日本で言えば、日本銀行(以下、日銀)ですね。
日銀もFRBと同様に、中央銀行として円を印刷することができます。
しかし、ここからが重要。
この日銀はあまり知られていませんが、政府の機関ではありません。
極端に言えば、民間の企業なんです。
しかも民間の株式会社。
普通にジャスダックにも上場していて、日々の株価チャートも見ることができます。
そんな民間の組織である日銀が、日本を代表する「円」という通貨を刷っているんです。
もちろんこれはアメリカも同じで、アメリカの中央銀行であるFRBは民間の組織です。
つまり、世界の基軸通貨であるドルはFRBという一般の民間企業が印刷しているんです。
ほら。
なんだか違和感が出てきましたよね?
世界の基軸通貨であるドルは、国が発行しているものでもなく、一民間企業が発行しているんです。
そんな、いびつな状況が今の世界の根底にはあります。
しかし、そんないびつな状況が永続的に続くはずがありません。
結論から言えば、、、
あと数年で大きなパラダイムシフトが起きると予想されています。
2、基軸通貨の変更とパラダイムシフト
まずは基軸通貨の変更。
現在の基軸通貨であるドルから、別の基軸通貨へと変更されると言われています。
新しい基軸通貨はいくつか候補があるのですが、現状で最も可能性が高いのはIMFが発行している「SDR」という通貨になります。
IMFは国際通貨基金と呼ばれ、世界中の中央銀行の中央銀行と言われる機関です。
そのIMFがすでに発行済みなのがSDR。
このSDRがドルに変わり世界の基軸通貨になる予想があります。
となるとドルはどうなるかというと、極端に価値が下落する運命にあります。
今は世界の基軸通貨であるがために価値も高くなっていて、強いドルとしての存在感がありました。
もし、基軸通貨の地位が失われるとドルは「世界のドル」から「アメリカのドル」へと大きくスケールダウンします。
もちろん為替としてもドル安へと動くことになります。
これは暴落と言っても良いレベルのドル安となるでしょう。
資産をドルで持っている方は最終的にはドルは手放したほうが良いと千葉は思います。
ドルでの積み立て保険や、ドルでの運用、海外銀行でのドル預金など。
対ドルで考えれば、円のほうがよっぽどマシだと考えられます。
まだしっかりと円がどうなるか、日本がどうなるかは情報が入ってきていないので、絶対的なものではありませんがドルよりは下落する可能性は低いし下落幅も小さいはずです。
つまり、自分の資産を守るためには下落しにくい資産に変えておくことが必要となります。
それに加え、絶対的に必要なのは早く情報を掴んで行動すること。
情報は自分の武器であり鎧です。
情報が無いということは丸裸と同じ。
少しでも良い情報を、少しでも早く掴むことが、結果的に自分を守ります。
3、自分の身は自分で守れ!
良い情報を掴むコツを何点か下記に記載しますね。
①たくさん本を読む。
本には多くの情報が載っています。多くの人の思いや経験、知識の泉が本です。そのため多くの本を読むことで、多くの人の意見に触れることができます。しかも本はあまり変な内容は書いていません。ある程度信頼がある情報が載っています。
ただ、本に書いている情報はタイムリーではありません。執筆、修正、印刷などの時間的な制限があるので、少し遅めの情報だとは認識して読むと良いですよ。
②SNSの情報は信用しない。
基本SNSに流れてくる情報は信用できません。中には良い情報もありますが、良いか悪いかの判断はSNS上からは読みとれません。
SNSに投稿する人は、少なからず注目を浴びたい人が多いです。そのため極端に物事を言ったり、嘘をつく人もいます。
そういった意味で、SNSだけの情報を100%信じないほうが良いと思います。
③立場の違う人と交流する。
これも重要です。自分と同じような立場の人は、自分と同じような情報しか持っていません。職種、性別、年齢、年収など自分と全く別の立場の人と多く交流すると良いです。
新鮮で別な視点の情報を取り入れやすくなります。
ただ、むやみやたらに人に会うと中には悪い人もいるかもしれないので、そこは要注意です。
以上の①~③を継続的に行い、良い情報を掴んでいくことをオススメしますよ。
4、まとめ
上記の①~③を継続することで情報を大量に取り入れていくと、自分の中に図書館ができます。
この図書館は迷った時や新しい情報が入ってきた時に大きく役立ちます。
迷った時には自分のなかの図書館に聞くことで、何を選べば良いかを教えてくれます。
新しい情報が入ってきた時にも、その情報が良いものか悪いものかの判断を図書館がしてくれます。
迷ったり判断できなかったりするのは、自分の中に図書館が出来ていないからです。
まずは、自分のなかに図書館を作り、何か問題があった時には図書館と照らし合わせると良いですよ。
最後になりますが、今回のドルの話やSDRの話も完全に鵜呑みにせず、まずはご自分でもしっかりと調べてみることが重要です。
ぜひ、しっかりと考えて自分なりに行動していきましょうね!
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