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これあんたのnote?事件:嘘1割

 大変お久しぶりです。初めての方は初めまして。こんばんは。〻ゞです。
 ちゃんとした投稿をするのは9ヶ月ぶりだそうで。気づけば春を越え夏になり、蝉の鳴き声はいつしか鈴虫へと変わりました。
 ということで、感覚は正直残ってないです。しかもその投稿は嘘ついてないし。むずいすね。

 とりあえず近況を語りながら、タイトルの事件についてつらつらと書いていきたいなと思います。嘘も1割と優しいですね。リハビリにはピッタリです。

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① 近況

 前回更新から今までの間、僕に起こった大きなイベントは2つあります。ひとつは卒論、そして研究室の変更です。

 まず前者について。研究室を変えることは院試の時点で決めていて、というかメンタルがどん底だったのも元を辿れば研究室が原因だったので、変えないとヤバい状況でした。なので卒論のやる気はさらさら無く、「出すだけ出してトンズラここう」くらいの気持ちでした。
 それでもしんどかったです。正直舐めてました。先輩の修論の締め切りが先にあったため、データを取るにも先輩の実験が優先で、先輩の考察が優先で。僕がやりたい実験は否定され、それを教授にやれと言われて僕にお願いしてきて。「ああ、俺はここにいないし、いる必要は最初から無かったし、研究投げても何の支障も出ないんだな」と思い始め、本当に気持ちが沈みすぎて、何もできない日々が続きました。僕は外ヅラを気にする人間なのでそれらをおくびにも出さず、その分抱え込むしかなくて。コロナでおいそれと友達に会えないし。夜中2時に寝て、5時から5分おきに目覚ましかけて、無理やり体を起こして。今思い返すと本当にギリギリで生きていましたね。
 そんでもって先輩の修論が終わり、やっと僕のターン。そこで起きる実験機器の故障。詰まる日程と、先輩の修論と矛盾するデータ。それを卒論には載せずに、別の方針で行こうと遠回しに圧をかけてくる教授。違うじゃん。「でもこの研究室抜けるし」という明るい未来のみが僕を支えていました。
 やっとデータが揃って方針も決まり、あとはまとめるだけになった2月末。研究室でも家でもPCに向かい、時々しんどかった思い出がフラッシュバックして、不意に寝れなくなったり。米津玄師の「恋と病熱」を歌いながら泣いて、キーボードを殴っていたのを今でも覚えています。(※CD収録版とMVでは歌詞が違っています。引用はCDより。)

誰も嫌いたくないから ひたすら嫌いでいただけだ
皆のこと 自分のこと 君のこと 自分のこと

君がいないと 色んなことが
色んな風に嫌いになって

病熱を孕ませ夢を見ていた
盲いた目にみえた落ちていく陽
愛していたいこと 愛されたいこと
望んで生きることを 許してほしい

 いてもいなくても変わらない自分をとことん嫌いになって、それでも誰かを愛したいし、誰かに愛されたくて。そんな未来を思い描く、孤独な僕。傷にちょうどよく染みて痛くて、でも埋め潰してくれました。
 最後の最後、「本当に研究室を変えるのか、教授は残ってほしいと言っているぞ」と助教授との面談で言われ、ちゃんちゃらおかしくて笑っちゃいました。駒がそんなに欲しいのか。てめえが直接言いもしねえのに。そんなこんなで後腐れなく抜けることができました。ナイスアシスト!

 次に後者について。定員をオーバーすることがなく、無事に希望していた研究室へ。前評判だと「ホワイトすぎて楽しくない、暇すぎて逆にブラック」と言われていましたが、それは周囲の僻みの裏返しでした。
 実験のパラメータは自分で決めて、担当の先生や先輩とたくさんディスカッションをして。分からないことを分からないと言えるし、学ぶ機会を与えてくれるし、考えを聞いてくれるし。めちゃくちゃいい研究室です。良過ぎて語ることねーや。幸せな悩みやなあ。
 noteを更新していなかったのは普通に忙しかったからです。まあほかの理由もあるんですけど。

② 「これあんたのnote?事件」

 さて、本題です。てか①なげーなおい。
 この事件は僕がnoteから距離を置こうとした(実際置いた)一因となっています。

 事件の始まりは、とあるYouTubeのコメントでした。僕はYouTubeによくコメントをするのですが、そのコメントにとある返信が付きました。

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 通知が届き、首筋にじわりと滲む冷や汗。同じく〻ゞという名前でコメントしているので、「変な名前だな、読めないし検索してみるか」くらいで見つかったのだろうとは思います。それはいいのです。
 「YouTubeのコメント欄」という動画に対して喧々囂々やいのやいの侃侃諤諤しゃべりたてる場所で、いきなりガッと肩を掴まれ、無理やり振り向かされた感覚。さてたしかに俺のnoteだが、それを聞いて何になるのか。「あんた」という二人称だけで、いやに強く感じる語勢。怖くなって、何をすることもなく、ただただnoteから距離を置いてしまいました。
 ですが、「はい、そうです」等と返信することもできたのではないか。なぜ何もせずにただ逃げてしまったのか。それは、自分の記事に対する自信のなさというか、なぜか胸を張れない悔しさというか、そういう気持ちがあったのだと思います。いや、確実にありました。自分自身で感じていた自分に対する負い目を他人に指摘されるのが癪だったのかもしれません。そんなもやもやを抱えながら更新するのがしんどくなって、長らく距離を置いていた次第です。

  結局彼(ないし彼女)が何をしたかったかは分かりませんが、noteと向き合う機会をくれたという点では感謝しています。今回の更新を決意したのは、何かを書きたい、残したいという気持ちとnoteを久々に書きたいという気持ちが丁度噛み合ったからです。やっぱ文章書くの楽しーわ!
 書きたいから書く、それでいいんじゃあないでしょうか。それが集まったのがnoteというプラットフォームだし、その結果読んでくださる方がいるしね。

③ その他

 そういえば舞元力一や深夜32時におたよりを送るようになりました。採用されたときの喜びはひとしおですね。話を膨らませるのが上手いので、僕の想定から大きく広がった話を聞くのが好きです。
 メン限のやつも見たいし、早くクレカ作らんとなあ。

最後に

 以上、うだうだと自分語りをしてきた訳ですが、とりあえず元気に生きています。ナタデココの向こうで塩素を感じるように日々の隙間で苦しみにくすぐられていますが、友人と過ごす時間が増えたことで負の感情の清算がはかどっていますね。すべて消えることは未来永劫ありませんが、過去最高にコンディションが良いです。いぇいいぇい✌

 久しぶりにnoteを書きましたが、マジ半分以上自分語りになってしまい申し訳ないです。文字数もいつも通りなのに2時間かかってるし。いろいろ感覚が鈍っているのでやっぱリハビリが必要ですね。次は「diorama」の感想でも書こうかしら。

 今回は読んでいただきありがとうございました。それでは、また次のnoteでお会いしましょう。おやすみなさい。

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