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19 | ジュンク堂書店コラボ!と店主裏話。

はじまりました!ジュンク堂書店吉祥寺店×ブックマンションのコラボフェア第二弾!今回はこども本屋「まる:そ」も選書に加わらせてもらっております。

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息子が選んだ9冊は・・・

妖怪アパートの幽雅な日常(1)
妖怪の子預かります
一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ-
一瞬の風になれ 第二部 -ヨウイ-
一瞬の風になれ 第三部 -ドン-
DIVE!! 上
DIVE!! 下
都会のトム&ソーヤ(1)
車夫

となっております。
「うーん、うーーん」と顔を90度傾けるような悩みっぷりで、
「えーい!」と決めた本たちです。

「あれ?歴史本ないんだね?」と僕が尋ねると

「え。だって、この本は面白いんだもん。」

と何も不思議ではないですよ、と言わんばかりの表情で答えてくれました。

彼にとっての”今”の選択なんだと思います。面白い。

店主(息子)と本との関わりをもう一度考えてみる

最近の店主、本好き少年には変わりありませんが、ゲームにもテレビにも熱中するし、友達とも遊びに行くし、実は「本の虫」という感じではありません。

今僕がこうしてnoteを書いている側で、録画したテレビ番組「逃走中」を見てゲラゲラ笑っています。

2021年1月2日11:00にジュンク堂書店にコラボフェアの設営に行った際には、途中まで見ていた箱根駅伝が気になってしょうがなくって、

「うん、すごい良い感じだと思うよ!うん、これでいこう!」

と、全然良い感じじゃない(POPが棚からはみ出てるし、看板大きすぎて本取りにくいし・・・等)のに、良い感じだと押し切って早く帰ってテレビを見ようと必死だったり。

お年玉を握り締めて、店主が購入を目論んでいるのが、PS4のソフト「三国志14」。(年末から一層三国志にハマっているのです。)そんな流れからか、今日は本屋でこれ(↓)を買っていました。

エンターテインメントだったり、スポーツだったり、ゲームだったり、彼の興味があることは小学生らしく多数あって、その興味を邪魔することなく、むしろ全てにリンクしていくのが彼にとっての「本」「読書」なのかもしれません。

店主(息子)とブックマンションとの関わりをもう一度考えてみる

そんな彼なので、ブックマンションのこと、「まる:そ」のことを日々考えていて、お店の運営に一生懸命・・・・なんていう姿は実は全くありません。

あんまり無関心っぽい日々が続くと「あんまり関心ないなら、解約するけど?」と冗談半分に伝えてみると「そ、そ、それはない!それは困る!!!」と慌て出すので、彼にとって大切なことではあるようです。

ブックマンションの売り上げ=おこずかい としているので、たまに「そろそろ売らないと・・・」といそいそ準備をすることも(笑)

そんな彼も最近は2週間に一度の習い事に通う際に、ブックマンションに立ち寄って気になる本を読む、というのが彼の過ごし方になっているようです。

特別なものじゃなくて、そこにあるもの

「本」、「読書すること」と同じように、ブックマンションも、彼にとっては日常の中の1つであり、特別なことではないのかもしれません。

ブックマンションにお店を出してることくらい特別に思ってくれてもいいのになぁ。これは大人の勝手な想いなのか!?と、父としてはモヤモヤしますが、彼にとっての”今”は彼のもので、「おい!もっと真剣に考えてよ!」なんて言ってもしょうがない。きっとその時々の”今”によって、本やブックマンションとの関係性も変わってくるのだと思います。

この先どんな形であっても、本とブックマンションを通じた出会いが彼の人生に色々な刺激をくれることは間違いなさそうで、そんな彼を応援するために2021年もこの取り組みはゆるゆると継続していきます。

さて、話は戻りますが、そんなこども本屋「まる:そ」の店主が選書したジュンク堂×ブックマンションのコラボフェア、ぜひ足を運んでみてください。2021年もよろしくお願いします!!!

店主父

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