ひぐまりのーとさんのコメントへの返信(石破茂が総理になれない&なってはいけない理由)

先日のこちらの記事に、ひぐまりのーとさんからコメントをいただきました。とても長文でしたので、コメント欄ではなく、こちらで返信しようと思います。

ひぐまりのーと
2020/08/04 14:50
すいませんが、勘違いしている気はします。

まずだれが後継総理になるかは知らん。ほとんどの国民は決められない。これ、絶対的不変です。現在の選挙議席では「ほぼ全部永田町、自民の論理だけ」でまわる構造。だから、庶民がいくら反対言うても「安倍が辞めないかぎり」はいくらでも観測気球で回せる。後継は石破かもしれんし岸田かもしれんし河野かもしれんし麻生かも、菅官房長官かも、安倍4選かもしれん。はたまた枝野幸男かもしれん。山本太郎なのかもしれん。志位はポジ的には厳しいか…山口まであったな…そういうのはまだ分からん。

どれも全くないいう可能性までいえない。すべては永田町の動き次第です。まあ、安倍4選は確実に日本いかれる論者でありますが俺は

なってはいけないは、ただの願望なんです。●●のままでいいというのも、願望です。

誰が首相でも監視せんとならん思います。
強硬な反安倍側ですが。なってはいけないといいつつなるときはなる。そういうことです。

色々と新しい総理かわるなら、そんとき改めて注文つける思います。いつかは総理いうのは変わる。日本そのものが変わることに期待するしかない、日本で暮らすならね。

まず、前半のコメントについでですが、おっしゃるとおりだと思います。特に反論もありません。ただ、何に対して「勘違い」とおっしゃられているのかは、ちょっと気になりますね。石破さんが総理になる可能性が全くない、と思っていたら、そもそもあのような記事は書きません。石破になるかもしれないし、ならないかもしれない。そのとおりですね、としか言いようがないです。ただ、その主張は、何も言ってないに等しい気がしますけどね。あと、安倍4選については私は是とも非とも言っておらず、そもそもその話は全くしていないのですが、なぜ唐突に「安倍4選は確実に日本いかれる論者でありますが俺は」などと自分語りをされるのか、真意を測りかねます。私の記事と関係ない主張をしたいのであれば、私のコメント欄ではなく自分のnoteでされたら良いのではないでしょうか。

続いて後半です。

ひぐまりのーと
2020/08/04 14:56
>不十分な改憲をやって、それから10年後くらいにまたもう1度改正すれば良いでしょ

不十分な改憲は日本をおかしくします。つーか今がいっちゃんおかしい。だから改憲議論はもはや「無理だし無駄」です。
そりゃあ改憲変えるのに全く反対ではありません。憲法9条だけで日本は守っていません。しかし、お試し改憲といいますがその結果待ってるのはどう考えても滅亡の道です。「俺に任せろ」で核でもおとされたら人殺しとかわりません。いまだに国連から敵国条項外れていない国は、日本だけでございます。ドイツですら外れました。

結局改憲だのいうても声だけでございます。ヒトラー出してますが、ヒトラー持ち出すまでもなく安倍政権下の国民は何一つ守られていませんよ。だってアウシュビッツのかわりにコロナで苦しめてんじゃないですか。

「不十分な改憲は日本をおかしくする」「破滅への道」について、根拠が何も書かれていないのが残念です。もしも、単に感情的に発言しておられるだけではないのならば、もう少し具体的に、根拠を挙げ、筋道を立てて、論理的に説明するトレーニングをされることをおすすめします。

「俺に任せろ」という記述に至っては、そもそも何を言っているのかすらわかりません。憲法改正は誰かにお任せするのではなく、国民が投票によって決めるのです。

敵国条項について言えば、ドイツが外されて日本だけが対象という主張の根拠が全く分かりません。一部の左派がそのようなデマを主張しているのは見たことがあるので、あなたも左派に騙されておられるのでは?

また、そもそも論として、敵国条項は紙に書いただけの全くの空文です。日本は軍事的にメチャクチャ強い国というわけではないですが、かといって弱い国でもないです。日本を攻撃すれば少なからず反撃を受けることになるので、敵国条項を理由に日本を攻撃する国などどこにもありません。また、「中国が日本を攻撃してもメリットがない(から攻撃しない)」と主張しておられる方が「敵国条項があるから日本は制裁目的で攻撃される」と主張するのは矛盾だと思います。これは、ひぐまりのーとさんがそのように主張しておられるとは言ってませんが、一般論として、経済的メリットがないのに制裁目的で日本を攻撃するという主張は矛盾しているという話です。

最後の「アウシュビッツの代わりにコロナで」云々は全く意味不明です。まず、コロナで苦しんでいるのは日本だけではありません。むしろ日本は世界レベルで見れば圧倒的にコロナによる被害が極めて少ないです。

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