日本の学生の学力は低下しているのか
わたしはコメント欄で以下のように反論しました。
さとりが学力低下しているというのはおそらく嘘です。低下しているように見えるのjは、少子化で競争率が下がり、しかも進学率が上がってバカでもちょ〇でも大学に行くようになったというだけで、例えばトップ5%の学力の平均がどうかと言うと多分そんなに大差ないと思う。もちろん少子化のせいでトップ5%の人数は減ってるけど。
しかし、短いコメントでは私の主張の趣旨を理解していただけなかったようで、あまり他人のコメント欄でしつこく絡むのもどうかと思いましたので、こちらに書かせていただきます。
私は、ゆとうさんの主張が間違いだと言っているわけではありません。
ただ、正確さを欠いている、と指摘しているだけです。
日本の子供の数は減っています。一方、大学進学者数は増えています。
すると、昔なら大学に進学などできないレベルの学力の子が、大学に進学している、と推測するのが、正しいのではないでしょうか。
これは、大学生の学力が下がったのではなく、学力の低い大学生が増えた、と言うのが正しい表現だと思います。
え?なにが違うのかわからない?
ええと、秀才と馬鹿の比率は、おそらく昔も今もそんなに変わってないと思います。
ただ、少子化ですから、秀才の絶対数も、馬鹿の絶対数も、どちらも減ってるはずです。
そして秀才の絶対数が減っているのであれば、本来、大学生の数も減らさなければ、レベルは維持できないはずです。
ところが、大学生は増えている。そりゃま大学も営利企業ですから、生徒を増やさないと商売になりません。
しかし、秀才の絶対数は減っている。じゃあどうするか。馬鹿を入学させるしかない、ですよね。
そりゃ大学のレベルは下がりますよ、馬鹿を入学させてるんだから。
でも、それって、学生が馬鹿になったからですか?
いや、秀才と馬鹿の比率は、昔と大して変わってないですよね、たぶん。
むしろ、勉強効率を向上させる方法とか、たぶん昔よりは上がってると思うので、絶対的な平均の学力はむしろ上がっているのでは?あ、これは大学生だけではなく全ての少年少女の平均という意味ですよ。
ただし、もし仮に全ての少年少女の学力の絶対的平均が上がったとしても、少年少女の数が減っていて、なおかつ大学生の数が増えているため、大学生のレベルが下がっている、これは間違いないです。
大学生だけを見れば、学力が下がっているように見えたとしても、中卒、高卒まで含めた全体を見れば、大して変わらないか、ひょっとしたら上がっている可能性だって否めないわけです。スポーツの世界だって日進月歩なわけですから、学習技術だって私はきっと向上しているはずだと思います。
大学の経営を維持するために馬鹿を大量に進学させておきながら「学生の学力が下がった」って言うの、そりゃ当たり前やがなとしか言いようがないし、間違ってはいないかもしれないけど正確な表現とは言えないと思います。