「宇崎ちゃん」献血ポスター問題Part3

まだまだ献血ポスター問題やります。

珍しく太田弁護士の主張に私も全面的に賛成です。蘇民祭ポスター問題、すっかり忘れてましたが、当時、JR東の判断に、とても多くの人が批判していました。小倉智昭さんもテレビで批判してました。

こちらの話は正直知らなかったのですが、もし知っていたら、もちろん批判してましたよ。この2つの話、とてもとても、太田弁護士の主張に賛同できるのです。でも、それなのに太田弁護士はどうして「宇崎ちゃん」や「キズナアイ」等は目の敵にするのでしょう。

最後の「表現の自由の侵害だ」という批判を聞いたことがない は間違いです。太田弁護士が個人的に聞いたことがないのはもしかしたら事実かもしれませんが、批判は、物凄く沢山ありました。

炎上させている張本人が何を言っているのでしょう。「一部」だからそれが何だって言うんでしょう?「一部」なら炎上させても問題ないと?あなたが静かにしていれば炎上しなかった事例は沢山あります。

「環境型セクハラ」の拡大解釈が引き起こす悲劇

環境型セクハラというのは、例えば女性社員のいる会社に女性モデルのヌードポスターを貼る、などの嫌がらせ行為を言います。しかし、この定義を拡大すると表現の自由を大きく抑圧します。

「公共の場にふさわしくない」「女性の尊厳を傷つける」「わいせつ目的である」など、批判のロジックが今回の献血ポスターに酷似しています。

こういった批判に、この女性モデルはこう反論しています。

私の体を性的なモノ扱いしないで。自尊心を持った、健康的な女性らしい体、また女性用商品の女性向け宣伝を不快に感じるなんて酷いわ。自分の体に自信を持っていることが『不適切』で『下品』だと言うことは、私たちに対する侮辱行為です。(中略)これが"間違った"行動だと言うのなら、私は"正しい"ことをしたくありません。

当たり前ですよね。「おまえの身体はわいせつ物だ」と言われたも同然なわけですから。どっちが女性の尊厳を傷つけてるんだって話ですよ。

こどもだってきれいなドレスを着てみたいだろ。一番ダメなのは「Kマート」の対応ですね。ごく少数の先鋭的なキxxxからの抗議に簡単に屈してしまうのは日本だけじゃないんですね。

これが「宇崎ちゃん」問題にもっとも近い問題かもしれませんね。似非フェミニストは「私たちはこれには抗議していない」と弁解すると思いますが、現実問題として、このような抗議をする人たちがいるわけですよ。胸が大きい人がテレビに映るだけで環境型セクハラになると主張する人たちがいるわけですよ(その人たちは「環境型セクハラ」という熟語は使ってないでしょうが、言ってることは同じですよね)。

胸の大きな女性たちにこういうことを言わせてしまうフェミニズムって、どこが女性の権利拡大になってるの?明らかに女性の人権を踏みにじってるだけだよね。

まったくそのとおりです。

ツイフェミとは、ミサンドリー(男性嫌悪者)のことである。

というエッセイ(ノンフィクション)をTwitterで教えてもらいましたので、こちらに紹介しておきます。まだ執筆中らしいので、今後に期待ですね。ぜひ書籍化してほしい。

一方、こちらはフェミニスト側からの自白。問うに落ちず語るに落ちる。


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