ヘイト禁止条例に私は反対ではない

「私は反対ではない」というのを「私は賛成」と捉えていただきたくはないのだが、なぜ「反対ではない」と遠回しな書き方をするかというと「どうせこのような条例は空文化する」と分かり切っているから。ネットの罵詈雑言など取り締まれるわけがないし、本気で取り締まろうと思ったら条例ではなく国の法律でやらなければならない。そして国の法律で取り締まってもおそらく大した効果はない。目に見える成果を出そうと思ったら、チャイナに匹敵するレベルの厳しいネット検閲をする以外にないが、そうなると明らかに憲法違反となる。したがって、賛成か反対かと問われれば反対なのだが、実効性を考えた場合、わざわざ声高に反対しなくても良いかな、というのが私の考え。

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