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追いかけたい背中、ありますか?

やりたいと思ったことをすべてやろうと動いていたら12月までに(社外で)8イベント。
社内では今まで立ち向かったことのない大きな案件のアシスタントになり、なんだかもうてんやわんや。
社外の方は今月で3つ終わるのであれですが、スケジュール管理だけはしっかりしなくては、と。

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突然なのだけれど、わたし、他人への嫉妬がすごすぎて楽しそうな場所に自分が存在していないという事実をにこやかに受け入れることができません。ずっと前から。
愛だなんだ言っていますが結局は自分が好かれたいだけっぽいな、とか最近考えたりしていました。(やばめ)

24年も生きていたら自分の思い通りに行かないこともありますよね。
でもわがままで未熟な私は「そんなのいやだ〜〜」となるわけです。
よくない、ほんとよくないわ。
もっと心を広く持っていろんなことを受け止められるようにならなきゃいけませんね。(気づいてるなら直せよって感じなんだけど、そう簡単には変われなかったりして。精進しています。)

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さて、 #言葉の企画 第5回、遂に行けませんでした。
もちろんその後のことばの日の方も。
わたしは、ただその場にいられなかったことがそれはもうしんどかった。
仕方ないんだけど、悔しかったです。
仕方ないんだけど。
わたしにとって、仕事ほんとに大事だし。

じゃあその講座より大事な仕事って何か。
その日わたしがしていたのは、撮影場所の片付けとバレ消し(撮影場所にある色んなメーカーのロゴを見えなくする作業)です。
雑務に見えると思う。
「他の人に任せたらいいのに」とか
「そんなことまでするの?大変ね〜」とか
実際言われたりして。
でもそういう小さいところに心って現れたりしますからね。
余裕ないとぐしゃぐしゃってやっちゃうこともあるし。あったし。

でも、小さいところをちゃんとやっていること、見てくれている人って必ずいるんですよ。
だから、わたしにとってはすごく大事。
そういうとこちゃんと見てくれてるスタッフとか、だいすきだし。
「ありがとう」って言ってくれるスタッフとお仕事したいし、そんなスタッフのためにお仕事したいし。
こんなこと言って、全然まだまだで、修行中なんですけどね。笑
(笑ってる場合じゃない。精進します。)

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しかし、講座より仕事、と言っておきながら、言葉の企画は結構わたしの中で大きな存在感を発揮していて、通い始めてから、今までずっと抱えていた焦りが前よりずっと大きく大きくなりました。
負けず嫌いだし、なんでも人と比べてしまうし、そもそも自分に自信もないし、なんだかもうしんどいなってなっていました。
全部やめて、一度田舎でゆっくりしたいな〜とか本気で思ってました。

でも、なんだかもやもやっとしていて。
やめるならやめちゃえばいいしね。
でも踏み切れない自分がいたので、わたしはわたしが答えを出すために必要な人たちに会いに行くことにしたわけです。

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#NF in UNIT

サカナクションの山口一郎さんが率いるチームNFが開催しているイベントなのですが、これがまた撮影前日の深夜〜当日早朝にかけて開催されるという、もう最悪のタイミング。
でも、ここでもやもやを解かないことには絶対に前に進めないと確信していたので、行くしかなかったんですよね。(もちろん撮影に影響が出ないように撮影準備からの睡眠香盤を組み、万全の準備を整えてNFへ向かいましたよ。)

NFってね、ここにわたしが名前をあげた人たちがみんないるんですよ。
今回はVJでRhizomatiksチームもいたので、大度さんや無量さん、井上さんにもお会いして。
偶然、以前お仕事をさせていただいたカメラマンの石坂さんにまで会えちゃったりもして。

みんな、本当にありがたいことなんですけど、わたしみたいなのを記憶の隅に置いてくださっていて、もうそれだけでパワーチャージは完了しますが、今回ふたつとっても残っていることがあって。

ひとつは、この日DJをしていた黒瀧節也さん(以下おせつさま)に言われた
「そんな話はデイタイムのルノアールでやってよね〜!」
ってことば。

UNITでそんな浮かない顔してんじゃねえ!ってことなんですけど、暗い顔してるとこに一緒に暗い顔されるよりずっと元気になった気がして。
発する人を選ぶことばだなとは思うけど、そこはさすがおせつさま、本当に最高だなって。
めちゃくちゃパワーもらいましたし、わたしこんなんじゃだめだなって瞬間的に思わされたというか。
おせつさまがフロアぶちあげてんのにわたしなんしとんじゃろ!!!って。
まあそれだけのパワーがおせつさまにはあるんですよね。そんな人に出会えて、同じ時間を過ごせていることが最高。

もうひとつが、ライゾマの井上さんがしてくれた進路相談会。
元々はわたしと同じCM制作会社にいらして、そこからライゾマへ移った井上さんにだからこそ話せることがたくさんあって。

結論、本当に簡単にまとめると「やることやってこ!でも、別にわがままじゃない"嫌だ"って感情には素直になった方がいい。自分殺さないでいい。」って感じです。
最悪って思ったら誰がなんと言おうが最悪だし、最高って思ったらそれは絶対に最高なんですよ。
それを肯定してくれた井上さんは私にとってただただ最高。

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社会人になって、自分の感情を封じ込めて色んなこと我慢して毎日をやり過ごすことばかり覚えた。
けれど、一方で楽しくいることに一生懸命で、自分に素直な人生の先輩たちと出会えて、こうして話ができる環境がわたしにはある。
そして、この環境は誰に与えられたわけでもなくてわたしが行動して築いた場所。
それは自信にしていい。
わたしは彼らみたいな生き方がしたいし、彼らみたいに年を重ねていきたいから、なるべく一緒にいさせてもらったらいい。
一緒にいさせてもらえるように努力をしたらいい。

正直、社会人になってから、この人みたいになりたいって思える人がなかなか見つからずにいました。
目的地を見失うと本当にただつらいだけで、いろんなことに耐えられなくなってくるものです。
一年生の頃は会社から駅までの真っ暗な帰り道を歩いているときや帰れずに仮眠を取った会議室なんかでよくひとり泣いていました。
そんな時に再会したのが大度さんであり、そこから三田さんやおせつさまやチームNFのみなさんと出会ったんですよね。
運命的なタイミングだったなあと思います。
とっても本当に大切な人たちになった。
いつか私も彼らに必要だと思ってもらえる存在になれるんでしょうか。

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いまでも、冒頭に書いたように、もやもやっとすることは多々あります。
隣の芝生は青く見えます。
けれど、そういう時に、ふと思い出したり会って話したりしたら、自分をフラットな状態に戻せる人たちがいる。
背中を追いかけたい人たちがいる。
幸せなことです。

いちいちこうして目に見えるかたちにして、言葉にして、自分で再確認しないと前にすら進めないわたしはまだまだです。
いつか大好きな人たちの隣で同じチームで作品を作ることが出来る日を見つめながら、今は目の前のことに実直に取り組んでいくしかないのかな。

すこしでも追いつけるように、数回でも多く一緒に作品作れるように、これからも精進します。
いつか私も、彼らのように誰かのもやもやをぱっと晴らしてしまうような人になりたいなあ。

長い文にここまでお付き合い頂き、本当にありがとうございました。

#言葉の企画

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