いつかきっとこの日々を思い出して
泣いてしまう。
#制作女子の日常 番外編。
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志して今の仕事に就きました。
自分が関わったCMが渋谷の大型ビジョンで流れているのを見たとき、大好きだったCMの撮影に参加できたとき、スタッフに「また仕事しよう」と言ってもらえたとき、ずっと好きだったタレントさんのお誕生日ケーキをデザインさせてもらったとき、仲良くしてもらっていた人たちとお仕事できたとき…
就職して1年半、たくさんたくさん最高に幸せな瞬間を経験しました。
けれど、それ以上につらいこともありました。
何度も辞めたいと思ったし、心に余裕がなくなって人に優しくできなくなったりもしました。
それでも今までは、
この人と仕事するまではとか、あのスタッフとまた仕事したいからとか、そもそも3年は辞めないって思って入社したしとか、色々と理由を見つけて頑張ってきたつもりでいます。
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言葉の企画の数日前、
私にとって割とマイナスな出来事が頻発して、限界だな、と思って、人事に連絡しました。
お世話になってきた先輩やクリエイティブにも連絡しました。
先輩は「残ってほしい、辞めないでほしい」って一生懸命止めてくれたし、大好きなクリエイティブも「舞台だと思うと気が楽になるよ」なんて丁寧に受け流すコツを教えてくれたりしました。
でも、やっぱり限界で。
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8月10日、言葉の企画第4回。
仕事が終わらず遅れてみなとみらいに向かったけど、到着したとき講座はもうラスト15分でした。
あまりに疲れ切ってたし、そして会場に入った瞬間いつもの熱量をワッと感じ取ってしまって、みんながすごく遠くにいるように思えて、悔しくなってすごく泣いてしまって。
けれどその日、いつも以上に同期のみんながとっても暖かかったんです。
話を聞いてくれた人、ただ横に寄り添ってくれた人、おいしいスープを与えてくれた人、ハグしてくれた人…本当、なんて優しい人たちと出会えたのだろう、と。
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言葉の企画に通い始めて4ヶ月。
自分の視野を広げるために通い始めた場所でした。
気が付いたら、すごく大切で愛おしい人たちでいっぱいになっていました。
今まで抱え込んでいた仕事の悩みを打ち明けたり、恋愛相談をしたり、泣いたり、笑ったり、、、
社会人になって、こんなに仲良くなれる友人が出来るなんて考えもしなかったから、とっても驚いています。
自分を高める場所であることに変わりはないけれど、もしかしたらそれ以上に、企画生との出会いとか、そこで生まれて進んでいくプロジェクトとか、これから続いていくみんなとの繋がりとか、そっちの方が大きいのかもしれません。
もちろん授業も本当に、いろんなことに気付かされる大切な時間ではありますが!笑
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制作やめるのやめました。
もともと制作職をやめるつもりはなかったので、正確には会社辞めるのやめました。
ひとまず。
優しく愛しいみなさまに話を聞いてもらっていたら、やっぱり私は制作の仕事が好きなんだなってことに気がついてしまいました。
きつくてしんどいことはたくさん起こるけれど、今はただ遠くの目標を見つめて、目の前の一つ一つに精一杯向き合っていきたいと思います。
まだ2年目で、まだまだ力量不足だから、もっとスキルを上げていかないとなとも。
さて、たくさん優しくしてくださったみなさま、本当にありがとうございました。
今度何かあったら、頼ってくださいね。
精一杯力になります。
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