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ムネオハウスとFLASHアニメ

懐かしい。良くも悪くも、ビッグな政治家であった。

MUNEO HOUSE


鈴木宗男wikipediaより)

北海道開発庁長官(第66代)、沖縄開発庁長官(第35代)、内閣官房副長官(小渕内閣・小渕第1次改造内閣)などを歴任したが、汚職事件(鈴木宗男事件)において逮捕され、最高裁に上告していたが2010年9月7日付で上告が棄却され、異議申し立ても9月15日付で退けられたため実刑が確定し、議員資格を失い1年間収監された。日本の政治家の中でも特にロシアとの関係が深いことで有名。

ムネオハウス事件

国後島の日本人とロシア人の友好の家(通称ムネオハウス)の工事に関わる入札を意図的に地元建設業者5人と鈴木宗男の秘書が共謀して随意契約にさせた事件。


「ムネオハウス」という言葉に当時のネット民が反応し、70年代のディスコサウンドを起源とする「ハウスミュージック」になぞらえて「MUNEO HOUSE」が誕生する。

MUNEO HOUSE のPVは他にもいろいろあり。

ここまで国民に愛され、嫌われた政治家は田中角栄氏以来だと思う。



当時のネットには様々な面白ネタが転がっていた。ブロードバンドなど存在せず、夜11時になったらテレホーダイで「ピーヒャラヒャラ~」と電話回線をつないだ人も多いはす。


当時を語るのにFLASHは外せない。FLASHは動画やゲームなどを扱うための規格・アプリで様々な用途で使われたが、開発元 アドビ が2020年12月末をもって開発と配布を終了。PCからのアンインストールを勧告し、21年1月12日以降はFlash Playerの実行をブロックしている。

あまりに使い勝手がよく、悪用が増えたためセキュリティ対策が追い付かなかったのであろう。iPhoneがFLASHに対応しなかったことが開発終了の理由の1つとも言われている。


いまでこそメジャーになった「鷹の爪」も元々はフラッシュアニメからのスタートだった。画風は昔のままのフラッシュアニメ風だが、現在はYou tube 動画になっている。劇場版もフラッシュアニメ風。

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images:鷹の爪


DCヒーローズ VS 鷹の爪団


『スーサイド・スクワッド』秘密結社 鷹の爪 特別ムービー




FLASHアニメによるもう1つのヒット作といえば「恋のマイアヒ」だろう。海外では大ヒットした曲だが、ノマネコ(モナーのニセモノ?)がいなければ日本ではヒットしなかったかもしれない。

モナー・・・匿名掲示板2ちゃんねる生まれのスーパースター。AA(アスキーアート)と呼ばれる「文字だけを使った画像」で描かれている。

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image:wikipedia


恋のマイアヒ



こちらが世界的にヒットしたオリジナル版。


O-Zone - Dragostea Din Tei


「恋のマイアヒ」

 原題はルーマニア語でDragostea Din Tei(ドラゴスタ・ディン・テイ)。モルドバ出身の音楽グループO-Zoneの楽曲で、意味は「菩提樹の下の恋」。マイアヒのマイはルーマニア語で5月の意、語尾のアヒ、アフなどは感嘆詞。

日本語でもFlashムービーが作成され、当時はマイヤヒやマイヤヒーと呼ばれた。なお国内ブレイクの発端となった名古屋のZIP-FMによる邦題は「恋の呪文はマイヤヒ・マイヤフ」であった。(wikipedia より)

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