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解けてくると面白い日本文明の歴史‼️#005

第一章 
世界の神話のベースは日本

2-3 エジプト神話

 エジプト初期王朝時代 BC3100年~

 エジプトは、ピラミッドや神殿など古代から残る遺跡やオベリスクや石碑など文字が残っているため、数千年前の考古学的な資料が現存する重要な場所である。

ルーブル美術館


 統一国家形成する以前から、エジプトには人が住んでいた。その時代区分を先王朝時代と呼ぶ。(古く50万年前には人類の痕跡がある)

 現在では砂漠地帯になっている地域だ12,000年前頃から紀元前7千年紀頃まで、第4湿潤期という湿潤な時代がある。スーダン北部からエジプト南部の地域においては植物が繁茂し、ノウサギ、ガゼル、オリックス等が生息していた。

エジプト創世神話の世界観


女神が周囲に原始の水を注ぐと、
太陽が創造の丘の上に昇ってくる。

神話に登場する原初神

 ヘリオポリス九柱神(エニアド、エネアド)一覧
①アトゥム②シュウ③テフヌト④ヌト⑤ゲブ
 ⑥オシリス⑦イシス⑧セト⑨ネスティフ
※一部、ラー、トト、大ホルス、アメン=ラー、
 小ホルスなどが入れ替わる場合もある。

アトゥム(アテムまたはテム) 原初神 
  シュウとテフヌトの父親
 塚 (ベンベン) の上に座り原初の水(ヌー) から
  自らを創造した最初の神
 名前の由来は、「完了する」または「完了する」を意味する動詞tm =「完全な者」
 彼は、太陽神ラーと関連付けられている。

アトゥム


シュウ 空気、風、大気の神
  女神テフヌトの配偶者および兄弟
 ヌトとゲブの父
 オシリス、イシス、セト、ネフティスの祖父
 ギリシャ人は=タイタンやアトラスとする神

シュウ

テフヌト 湿気、露、雨の神
  ヌトとゲブの母
  オシリス、イシス、セト、ネフティスの祖母
  後に息子ゲブの正妃兼配偶者となる。

テフヌト

ヌト(ヌート) 天空の女神、葬送の女神
  配偶神は兄でもある大地の神ゲブ
  子供
   冥界の神オシリス
   豊穣の女神イシス
   戦争の神セト
   葬祭の女神ネフティス

ゲブ 大地の神
  女神ヌトの兄であり配偶者
  オシリス・イシス・セト・ネフティスの父

 妻のヌトと抱き合っている所を無理矢理父親のシューによって引き離され、天と地とが分かれたとされる。この時、別れるのを嫌がったゲブの一部が隆起して山になったと言われる。

wiki
上、ヌト、下がゲブ

家系図

ヘリオポリス九柱神 家系図


南エジプトで信仰された神

クヌム= フヌム 宇宙神
  ナイル川を司り多産と創造の神
  南エジプトで信仰
  一説ではアトゥムよりも古い神
  妻サティとアヌーキス
  ナイルの水源を守護し轆轤(ろくろ)を回して
  卵を造り,これから万物を創造した。

クヌム

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