結果にコミットしない人のためのGOバトルリーグの楽しみ方
こんにちは。usigome62です。
今日はポケモンGOの対人戦GOバトルリーグ(以下GBL)に関する記事です。
私生活が忙しいこともあり、以前ほどGBLに力を入れていませんが、今シーズンもエキスパートを達成しました。
ここまでの戦績は、490戦294勝、ジャスト6割です。
タイトルにもありますが、今回の記事はGBL初心者~中級者に向けて書きました。具体的には、対戦数100くらいの方~エキスパートに近いレート(最高レート2700くらい)の層の皆さんです。
既にレジェンドの方(大会出場者含む)や、レジェンドを目指して本気で頑張っている方に役立つ情報はほとんどありません。「戻る」ボタンを押していただき、それぞれの目標に向けて突き進んでください。応援しています。
さて、本題に入っていきます。
「結果にコミット」とは、某トレーニングジムのキャッチコピーですね。
シンプルで素敵だと思います。
GBLにおける「結果にコミット」とは、言うまでもなく勝ち続けて自身の目標までレートの数字を上げることです。
それぞれ、シーズンごとのポーズがもらえるレジェンド、その上のリーダーボード、あるいはアバターの服が揃うエキスパート、といった人もいるでしょう。
今回は、「結果にコミットしない」あなたに向けた記事です。
つまり、がむしゃらにレート上げだけを目指してGBLをやる、という常識を一旦手放してみませんか?という提案です。
僕自身は、過去に目標のレジェンドを達成し、結果にコミットすることの素晴らしさも充実感も、反対にそこまでの苦しさや投資して犠牲になった時間やエネルギーについても実感としてよーく知っています。
結果にコミットって、どのジャンルでもそうですけど、言うのは簡単だけど実行するのは非常に難しいし、何かを犠牲にしなければ決してたどり着けない境地なんですよね。
ダイエットでいえば「ハードな運動をする」「食生活を改善する」という2点さえ実践できれば必ず結果は現れるんです。ただし、誰もが分かっているのに自制心を持ってその習慣を続けることは至難の業です。
GBLにおいては、「毎日25戦潜る」「フレンド戦やみんポケ大乱闘で練習する」「交換を含めた厳選でポケモンを揃える」「YouTubeなどを見て流行
ポケモンやパーティを研究する」などを徹底して初めてレジェンドを目指す戦いのスタートラインに立てるという感覚です。
また、GBLというジャンル自体が少しずつプレイヤーを減らしながら、残った人たちの技量はアップしているため、過去にレジェンドを達成したプレイヤーでも最新のシーズンでレジェンドに到達できないケースが少なくないことも、シーズン最終盤でのエキスパート帯(当シーズンでレジェンドになっていない人)の多くがレジェンドポーズであることを見れば一目瞭然です。
よほど強い人を除けば、上に挙げた「毎日25戦」…の条件は満たして当たり前で、そうした「結果にコミットした人同士」の真剣勝負に勝ち上がっていくしかレジェンドへの道はないと言えるでしょう。
このことを知った上で「そこまでガチにならなくていいけど、でもGBLはマイペースでやりたい、できれば上のランクにもいけたら嬉しい」っていう欲張りなあなたはどうすれば快適にストレスの少ないGBLを楽しめるだろうか、という視点で筆を執りました。
【精神面】【実践面】の2つに分けて書いていきます。
リラックスしてお付き合いいただければ幸いです。
【精神面】
①自分は自分、人は人
SNS(主にX)で情報収集やフレンドとの交流を行っていると、シーズン中盤以降、レジェンド達成の投稿が溢れてきます。自分にとっての師匠である有名な方や同じエリアでよく見かけるトレーナー、また一緒にポケ活をする知り合い…など。
他人のレートを見て一喜一憂するのをやめましょう。
あなたは「コミットしていない」んですから、コミットした人と結果が変わってくるのは当然なんです。部屋の中で夜な夜なポテチつまみながらビールを飲んでる人と、仕事帰りにジムに寄ってハードな運動をしている人の体形が変わってくるのは当たり前のことですよね。
(あぁ、この人頑張ったんだな)って思って素直に心の中で拍手を送るか、それも嫌なら一旦ミュートしておきましょう。
②レートが下がっても過度に落ち込まない
GBLというコンテンツは、対戦相手(対戦パーティ)の選出がブラックボックスに包まれており、その仕様上「どう頑張っても勝てない相手との対戦が続くことも往々にしてある」ことは紛れもない事実です。
いわゆる「ナイアンマッチング」という言葉も、個人的には嫌いですが実際に耳にする機会も多いですし、1セット5戦のうち3,4回同じ初手ポケモンと当たって5連敗することだってあります。
だけど、たとえ5連敗して75レートが下がっても、理論上は「次はあなたより弱い人たちとマッチングするようになる」わけで、対戦を繰り返していくうちに自然と自分の適正なレートに落ち着くわけです。
5連敗した後でやけくそになって今まで一度も試したことのないパーティに変えたり、潜るリーグを変えたり、こうした行為を安易に取ってしまうことの方が危険です。
【実践面】
とはいっても、せっかくやるなら勝ちたいし、レートだって上げられるに越したことはないですよね。
コミットしないあなたが少しでも勝率を上げるためにできることを書きました。
①シーズン序盤から飛ばしすぎない
当然のことですが、シーズン序盤は全員レートが低い状態からスタートし、最終的にトップ層は3500くらいまで上がっていきます。
つまり、シーズン序盤の2500、中盤の2500、最終盤の2500は同じレート帯でも対戦相手の強さが全く変わってきます。
コミットした人たちは、前シーズン最終日の1セットをわざわざ残してまでスタートダッシュをかけ、1日でも早くレート戦に突入し、高みを目指してしのぎを削っていきます。
シーズン序盤に毎日25戦頑張って対戦しても、こうしたガチ勢とマッチングすることが多く、必然的に負けも増え、投下した時間の割に初期レートが出るまでの勝利数の積み重ねが思うようにいかなくなります。ストレスですね。
極論ですが、「シーズン前半は全く何もしない」とか「初期レート出たらしばらく休む」みたいにやってみると、後半の対戦相手が思いのほか強くなくて過去の最高レート更新、みたいなことも十分あり得る話だと思います。
勝率高いとGBLってこんなに楽しかったんだ!ということを再発見できる可能性があるので閉塞感や虚無感に襲われる方はぜひゆるーくやってみてください。
②途中でパーティを絶対に変えない
これは、以前に書いた有料記事に詳しく説明しているのですが、GBLにおけるパーティは道具と同じで、1つのものを使い続ければ使い続けるほど、上手く使いこなせるようになります。
以下参考リンク↓ 強くなりたい方だけどうぞ(導入部分無料です)
そして、パーティを変えると今までと勝手が変わるため、今まで勝てていたレベルの相手に負けるようになります。
そしてレートが下がります。
YouTuberが紹介する「勝率7割!爆勝ちパーティ」みたいなのを見てしまうと、自分もそれを使えば勝てるのではないか?と思って使いたくなる気持ちはよく分かりますが、それって「もともとレジェンドに余裕でいける技量を持ったプレイヤーが」「動画撮影用に練習して試行錯誤の末に身に着けた立ち回りで」「勝率7割を達成」しただけで、今のあなたとはそもそも土俵が違うんですよ。スポーツに置き換えて考えると、ビギナーなのに上級者向けの高級用具を「プロが番組で紹介していたから」とかいっていきなり買ったりしないでしょ?それと同じです。
勝とうが負けようが、これと決めたパーティからは浮気せず、ポケモンを信じて戦い続けましょう。使い続けたパーティが「あなたにとって一番強いパーティ」なんです。
それでも負けが込んで思うようにレートが上がらなければ、「そのリーグが始まる前までに(←ここ重要!)」強い人に自分の手持ち見せながらパーティ相談して組んでもらい、パーティコンセプトや大まかな動かし方をあらかじめ教わってください。
経験上、GBLガチ勢の大半は「自分より不慣れなプレイヤーから頼りにされる」ことで自尊心が満たされ、比較的丁寧に教えてくれるケースが多いです。上手にコミットした人の力を借りましょう。
いかがでしたか?
どんなジャンルでもそうですが、新規プレイヤーが参入しづらい分野、エンジョイ勢がすぐ離脱してしまう分野は、長期的に見ると必ず衰退します。
僕はGBL勢の端くれとして、現状の「コミットしない人に優しくない世界」に危機感を抱いていて、エンジョイ勢もゆるくマイペースで楽しめるGBLであってほしいなと常々思っていました。
ここ数シーズンは、「序盤ほとんど参戦せず、上位プレイヤーが上に行ってしまった後から得意リーグに絞ってレートを(ほしのすなを稼げて自分にとって無理のないレートであるエキスパートまで)上げていく」という戦略で動いていますが、最初からレジェンドを目指さないと決めておけば、本当にストレスが減ってGBLを楽しめて、しかも投下する時間やエネルギーを大幅に削減できるので、プライベートや勉強時間、こうした執筆時間に充てる時間を増やすことに成功しました。
コミットしないと決めたあなたは、GBLにすべてのリソース(時間、エネルギー、金など)を割かずに、でもGBLを楽しみたい!という素敵なトレーナーなわけです。その先「やっぱりやるからには上を目指したいぜ」となるか「GBL十分楽しんだし引退しよう」となるかは今の僕からは分かりませんが、明日からのあなたのGBLライフが、より充実したものになればいいな、と心から願っています。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
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