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京都の「ココロノコエウサギ」がめっちゃいい!

四条烏丸という京都の中心部に、最近、京都経済センターというビルができたのだけど、そこの一階に京都の老舗の本屋、大垣書店が入っている。

書店といっても、カフェやお花屋さん、スーパーと空間を共有して、イベントスペースもあったりと、まさに新しい本屋さんで、買い物帰りなどによく立ち寄っている。

そして、そこに特設コーナーが設けられて京都のクリエーターのグッズが売っていたのだけど、それが可愛くてたまらないので、紹介したい

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クリエータさんは「にしかわななみ」さんというそうで、うさぎがいろんなことをつぶやいているイラストのグッズが揃っている。

こいういキャラクターものはたくさんあると思うのだけど、ぼくがとても気に入ったのは4点である。(3つくらいにまとめたかったけど、好きすぎて4つになりました。)

一つ目は、言い切ってくれること

二つ目は、仕事で使えること

三つ目は、京都弁であること

四つ目は、ふざけているところ

まず一つ目。現実の世界では躊躇しそうなことを、バッサリ言ってくれているのが良い。

「悩むな、迷うな、後悔するな」

といったかんじである。シンプルだけど、文字にして書かれていると結構響いてくる。他にも、3フレーズでまとめてくれているものが多いようだ。

二つ目。仕事に対するウップンをスッキリ飛ばしてくれるようなフレーズが盛り沢山である。しかも、上司、部下、好きな立場が選べるのが良い。

「とにかくやれ。いますぐやれ!」

と、仕事の遅い部下を叱るフレーズがあれば

「いやです、ムリです、できません!」

と、上司の仕事を断るフレーズもある。
もしかしたら、サラリーマン経験があるのかな、と思うくらいリアルである。

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三つ目。京都のクリエーターさんが作っただけあって、京都弁で、しかもテレビドラマのようなわざとらしい京都弁ではなく、本当に現代のぼくたちが普段から使っているような自然な感じなのが良い。

「やる気?知らんわぁ。どこ行かはったんやろか?」
「しらん、わからん、おぼえてへん」

最後に四つ目。うさぎのイラストと共に、世の中への批判を少しふざける形で滲ませているところである。

「だるい、寝たい、帰りたい」

と、書いたお弁当入れにちょうどよさそうなエコバッグが売っていたりする。いやな仕事の日は、これを持って職場に行くだけで少し気持ちが晴れそうだ。

ちなみに、きちんとした(?)言葉が書かれたものもあって

「マイペースやない、マイロードや」

とか「豆腐のメンタルを焼き豆腐くらいに硬くしたい」とか、共感が持てるものばかりである。

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しかし、なによりも、京都のクリエーターさんが作ったものが、京都の書店で手に入って、京都に住むぼくらが購入して使う。昔は当たり前だったけど、今はなかなかこんなことないので、これができていること自体が、すごく嬉しい。

この特設コーナー元々9月末だったものが、2020年10月10日まで延長されている。京都以外の方も、もし京都に来られる際は、京都経済センターの大垣書店に是非寄って欲しい。


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