ややこしい仕事を「断らない理由」
職場には、誰もやりたがらない「ややこしい仕事」がよく転がっている。
必ず残る仕事
部署が曖昧だったり、新たな問題から生じたものであったり、単に上の人が「してほしい」と言っていたりと原因はいろいろある。
そういったものでも、通常は簡単なものであれば誰かがサクッと終わらせてします。だから、転がっているのはだいたい「ややこしい」ものなのだ。
そして、こうした仕事は誰かが言い出さない限りは、そのまま放置されているのだけど、だいたい、よりによって忙しい時に、上司が満を持してそれを頼んできたりする。
頼まれた時は
そういうとき、もし上司がぼくに話しかけてきたら、ぼくは基本的に断らないようにしている。
理由はすごく簡単で、そのほうが「かっこいいから」である。
これって、なかなか共感を得られないと思うのだけど、ぼくは、結構「かっこつけるタイプ」なのだ。
といっても、服装とか、髪型などの見た目の話ではない。上司に対してでもない。
それこそかっこつけて言えば「自分自身に対して」なのだと思う。
断ろうとすれば「いや、それは別の部署の」とか「なんでもぼくばっかり」とかいうことはできるだろうけど、ぼくはそういうの「カッコ悪い」と思うのだ。
勉強も運動もそんなに得意ではなく、それこそ、見た目もかっこよくないぼくのようなタイプは、生き方くらいかっこつけないといけない、そう思っているのである。
条件はつけるけど
だからぼくは必ず「わかりました、やります」と答えることにしている。
もちろん「この仕事があるので、この程度のクオリティですが」と条件をつけたり時間的な猶予は求めるようにしている。
基本的に上司も無理矢理頼んでいることを自覚しているので「かまわない。その代わり、こっちの業務は遅くなってもいい」と言ってくれることも多い。
本当にかっこいいのかは不明
そもそも、これが本当にかっこいいのかどうかもよくわからない。
だけど、少なくともぼくはこれまで、こうやってたくさんのややこしい仕事を受けてきたけど、後悔をしたことはない。
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