京都のこと|京都人が「東京都」にイラッとしてしまう瞬間

京都人は、いまだに京都を首都だと思っているけど、なんだかんだで「一般的に」首都と言われている東京のことはそんなに嫌いじゃない

京都人は意外に東京が好き

新幹線に乗ればたった2時間で行き来できる距離なので、たくさんの観光客が来てくれるし、京都人も「たまに高い建物が見たくなったら」東京に遊びにいくこともある(本当はお買い物)。

なによりも、京都にきた東京の観光客が「やっぱり京都はいいですねえ」と言っているのを聞くと「東京の人もわかってはるわ」とご機嫌になる。

ただ一つ、京都人が「東京都」にイラっとするときがある。

イラっとする瞬間

それは、話題のお店のサイトなんかを見ている時。全国展開している店なんかであれば、店舗一覧をクリックすると、北海道から順に店の一覧が出てくると思う。

そこでスクロールが面倒なので、検索で「京都」とすると、大抵「東京都」が先に引っ掛かるのだ。

しかも面倒なのは、東京都の店舗が一番多いこと。なかなか京都にたどり着かないとイライラしながら探した結果、京都にはなかったりする。

探すのに時間がかかったことと、京都にないのに東京にあること、そして逆に東京を検索するときは京都が引っかかることがない事実にも気付いて、怒りが増幅してしまうのだ。

ほんと「東京」で検索しても「京都」はひっかからないのに不公平である。

名簿の場合も

「京都府」で検索すればよい、と言われるかもしれないけど、政令市の場合、都道府県名を書かないことも多いので、そうはいかないのだ。

他にも、ちょっとマニアックになるけど、ダイレクトメールとかの名簿リストで京都の人だけ探し出そうとしてエクセルでソートしても「東京都」がたくさん出てきてしまう。

ちなみに英語表記は検索では流石に引っ掛からないし「TOKYO」と「KYOTO」は間違わないけど、行先表示で「TO KYOTO」って書いていると、「東京都行き?」と勘違いしそうになる

イライラの解消方法

このイライラを解消するには一つしか方法がない。なんでこんなに名前が似ているのかを思い出すのだ。

「東京はそもそも京都の東やから東京。つまり、日本の中心は京都ということ」

こう考えれば、検索の手間ぐらいは仕方ないと思えなくもない。

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