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マリナーズ、Jesse Winker とEugenio Suárezを獲得!

2日連続投稿となります、うしとらです。
深夜にMatt Olsonがブレーブスにトレードされたり、Fernando Tatis Jr.が3ヶ月ほど離脱するなどの出来事を対岸の火事を見物するように見ていたのですが、贔屓のマリナーズにも大きな動きが。

レッズの外野手Jesse Winkerと三塁手Eugenio Suárezが右腕Justin Dunn、外野手Jake Fraley、左腕Brandon Williamson(と後日発表選手か金銭)とのトレードでマリナーズに加入するとのことです。
今回はこのトレードに対する感想を書き記していきたいと思います。

マリナーズ側が獲得した選手

Jesse Winker

Jesse Winkerは昨年キャリアハイのops.949叩き出し、通算でも.888の左打ちの外野手です。
マリナーズの右打者にはある程度長打の打てるMitch Haniger、Ty Franceがいますが、左打者で長打を打てる選手はいませんでした。
課題であった得点力不足解消にはもってこいの選手でしょう。
稼働率には若干の不安が残りますが、マリナーズはDHを固定していないので、同じく稼働率に不安が残る外野手Haniger、Kyle LewisらとでDHを休養枠として回すことでコンディション管理を行えるでしょう。
マリナーズは外野に若手が多いので、若手起用の機会を増やすメリットにもなり得ます。
baseball savantでの指標も軒並み優秀な数値を叩き出しているので、打者不利のT-モバイルパークでも大きく数字を落とすことはないと考えたいです。
2年保有できるのも大きなメリットとなるでしょう。

Eugenio Suárez

Eugenio Suárezは昨年のops.713の3塁手。
守備も平均以下とあまりパッとしない印象の選手
です。
しかし 2年前まではops.800〜900台を叩き出していたので、実績からバウンスバックも狙える選手ではあります。
とはいえTモバイルパークではそれも厳しそうではありますので、彼には成績的にも近しいものがある去年のKyle Seagerのような活躍を期待したいです。
仮に壊滅的な成績だとしても、今季から本職のサードに専念できるAbraham Toroを起用すればいいだけです。
指標は悪いものの、ショートを守ることができるので、J.P. Crawfordの保険としても機能します。
サラリーダンプ要員とはいえ、年平均$9.4MMで契約期間は残り3年と今のマリナーズにはそこまで痛くない契約で、使い道もそれなりにある選手だと思います。

レッズへ放出した選手

Brandon Williamson

Williamsonは昨季A+とAA合わせて19先発で防御率3.39、三振を159個奪い、四球も33個と上々の成績を残した左腕。
マリナーズには昨季同じようにAAまで昇格して好成績を残した投手が他にもいますが、その中で左腕はWilliamsonのみ。
覚悟はしていまたし、仕方のないことですが残念です。
順調にいけば今年メジャーデビューすると思いますので、今後レッズで活躍することを祈ります。


Justin Dunn

 
Dunnは昨季11先発で50と1/3イニングを投げ防御率3.75、三振や四球の数も去年より改善しており悪くない選手でしたが、ロビーレイの加入や前述の通りマイナーからの突き上げも激しく、押し出されそうになる前に放出した格好になります。マリナーズの編成にとっても大きな痛手になることはないでしょう。元々トッププロスペクトの器ではあるので再建中のレッズの柱になることを期待しています。

Jake Fraley


Fraleyは昨季ops.721の外野手です。
打率は低いものの、卓越した選球眼(打率.210に対して出塁率.352)と意外性のあるパンチ力が武器の選手です。去年まではパッとしない、いわゆる4番手外野手という立ち位置の選手でしたが、今年はKyle Lewisの負傷やJarred Kelenicのスランプのおかげである程度まとまった出場機会を確保。
マリナーズにとってはセンターを平均程度に守れる貴重な選手でもありました。
私個人の思い出を書かせて頂くと、タイガース戦でのホームランキャッチなど記録よりも記憶に残る選手でした
Winkerを獲得し、元々飽和気味の現在のマリナーズの外野陣だと放出されるのは至極当然ですし、何より彼は試合に出てる時が一番輝く選手なので再建中のレッズでの活躍を期待しています。

総括

Jesse Winkerレベルの選手をあぶれそうな選手 2人とプロスペクト1人で獲得できたのは、マリナーズにとって暁光であると考えます。
Suárezは先日のノートで書いた通り、Bryantのような大物FA選手よりもコントロールしやすいサードに当てはまり、Jose RamírezのFAやNoelvi Marteの成長を待てます。
現在のマリナーズのロースターは若手が多く、開幕しないと分からない部分が多いので、とりあえず開幕して足りないと分かったところにはTDLまでにそこを補うという選択が一番現実的だと思います。
もちろん、ここからKris Bryantら大物FA選手との契約もあり得ますが。

P.S.
昨日の記事、初めて書いた割にはかなりの反響がありました。
TwitterのFF外から見てくださる方もかなりいました。
誤字脱字や助詞等の不自然さなどが目立つ粗い記事でしたが投稿してみてよかったです。
閲覧頂き本当にありがとうございました。 

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