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友達がタイムマシンを作ったので無理を言って一緒に乗せてもらったのはいいものの、壊れて現…
同僚の住んでる家が事故物件だというので見にいった。 「ほら、このカーペット、ここだけ色…
友達は蝶の幼虫だったので、成虫になるためには蛹にならなくてはいけないらしかった。 「で…
お化け屋敷で迷子になって仕方なくそこで暮らしていた。 「困ってるの?」ってお化けが聞い…
両親が亡くなったせいか最近ちょっと危ういなと思っている友達をごはんに誘うと、 「もう生…
ゾンビになりつつある友達が、「もう限界だからきみもゾンビになっちまったほうがいいよ」と…
ゴールデンウィークが終わってしまったことを悲しんでいると、「ゴールデンウィークを伸ばせる能力の人」がやってきて、 「わたしにご依頼いただければ、ゴールデンウィークを伸ばせますよ」と言ってくる。 「どれくらいですか?」と尋ねると、その人はにっこりと笑って「いつまでも」と言った。 五月の太陽は幻のようだ。夏のように赫灼と照りつけるのではなく、春のように穏やかでもない。春の霞の中に消え入りそうな陽の下で、その人はうっすらとした笑みを浮かべている。 「でも、いつまでも伸
ゴールデンウィークなのでどこかへ連れてってほしいと息子が言うけれども、 「いいかい息子…
わたしがファンをしている漫画家の先生が最近あんまり活動していなくて、なにかあったんだろ…
世界征服に失敗した魔王が落ちこんでいるので慰めにいくと、 「もうだめです。魔王は(※一…
なにをしているんだかわからないけれどもよく日の高いうちからビールを飲んでいる隣に住んで…