政治と宗教と野球とジェンダーの話はするな

夏場の男性の臭いが苦手と言ったフリーの女子アナの方が炎上して、契約解除になってしまったとかなんとか。

そこまで悪いこと言ってるか?という気もするけど、そういう時代なんだろうな。

当初、ボヤぐらいの段階でその投稿を見たときは、「まあ汗の臭いって人によっては嫌よね。でもさすがに1日に何度もシャワー浴びてらんないっすよ。というか、この人仕事の3分の1くらいシャワー浴びてないか?」くらいの笑い話だと思ってたのに、世間の声は存外厳しかった。

まあねえ、全員が全員涼しいオフィスで仕事してるわけでもないし、私が土木作業とかしてたら「対策なんてねえよ!!」とキレるかもしれないな。


かつて森元総理が「女性が多い会議は長い」(意訳)と言って炎上した時も、「そこまで悪いこと言ったか?」と思ったし、確か当時のnoteにも書いた気がする。

当時「女は会議が長い」を大炎上させてしまった手前、「男は臭い」も大炎上させるしかなかったのかもしれん。過去の判例に従うのが日本の司法のあり方だ。


最近のこういう流れは恐ろしいものを感じてしまう。

言論の自由が制限されている!などと大上段に構えたくもないが、少なくともジェンダー差による話題というのは現代日本では話題に出さない方が無難な世になってしまっている。

しばしば、政治と宗教と野球の話はよほど仲が良くないとするな、といわれる。最近はそこにジェンダーが加わってきているように思う。

この流れは決してジェンダー間の平等には寄与しないものだろうし、なんだったら一層の分断を進めるものでしかないだろうなと危惧している。



あと、私が男だから無頓着のかもしれないけど、そんなに人の臭いって気になるもんかね?

スポーツジムで臭いとかカードショップ(実際に行ったことないが)で臭いとかはまあ分かるのだけど、そんなに日常的に人の臭いが気にならないのだけども。

まあ都会だと人口密度もすごいだろうし、例えば満員電車に乗っていれば近くに1人2人はきつい体臭の人がいるのかもしれない。

でもそんなこと言い出したら、東京なんて都市全体がふんわりと変な臭いしてるしな。

周りの臭いが気になる段階で、都会に住むのは向いていないという説はある。鈍感な人間の方が適合しやすい説。


いや、普通に汗とかは対策した方がいいのは事実。私も気をつけないといけない。

仕事中にシャワーを浴びるのは無理でも、制汗アイテムなんかは駆使した方がよろしい。自分もそっちの方が快適だろうし。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?