オリンピックは男子バスケを楽しみにしてます。

オリンピックが始まった。

早速色々な競技で日本人が活躍していてニュースを見るのもワクワクするね。

やっぱり他の国際大会とかよりワクワク度は桁違いやね。


一番興味を持っていた男子バスケの初戦ドイツ戦。

日本バスケの現在地をしっかり刻み込めた試合のように思う。

内容的には十分満足いくものだったのではないか。

結果だけで言えば20点差の敗北ではあるのだけど、強豪ドイツ相手に30分ほどは渡り合い、相手の主力を最後まで出させ続けたというのはワールドカップからの大きな前進だ。


やはり八村選手の加入は大きかった。相手にパワーで張り合える選手という今までの日本が持ちえなかったピースを一枚入れただけで、チームとしての強度がグンと上がった。大黒柱ホーキンソンの負担が若干減ったのも大きい。

八村選手からの1on1での得点という新しい選択肢が生まれたのも大きい。(高望みすると、もう少し決めてほしかったというのはあるが、こればかりは仕方ない。)


内容に関して、日本バスケ史上最高のシューターこと富永選手をほとんど出さなかったことに一部批判があったらしい。

まあ富永選手ほどのスリーポイントシュートに期待を持ってしまう気持ちも分かるのだけれど、それでもドイツ戦で富永選手を出しても結果は大きく変わらなかっただろうなと思う。

わずかな出場時間の中で、富永選手がドイツのオフェンスに対応できていたとは思えないからだ。

もちろん、もっと時間を出していたら段々とアジャストしていった可能性もあるが、それも博打でしかない。


もしかして批判している人たちはバスケのルールを知らないのかもしれない。バスケって相手のオフェンスを失敗させないと逆転ができないルールになってるんですよ。

相手はオフェンスを失敗して、自分たちはオフェンスを成功させる。これが逆転には必要なんですよ。

『スラムダンク』を始め、創作物の中でスリーポイントシュートがいかにも逆転の切り札みたいな描かれているから勘違いをしている人も多い。決してそれが大間違いだとは言わないけれど、思い出して欲しい、数々の大逆転はディフェンスを頑張ったから生まれているのだ。


そういう意味では、比江島選手が早い段階でファウルが重なってしまったのが残念だったように見えた。

比江島選手はドイツの主力シュルーダー選手を止めれたように見えたので。

あと、NHKのスタジオ解説が盟友の辻選手だったので、比江島選手にもっと活躍してほしかったところもある。


次戦、日本時間今晩フランス戦。

日本はエッフェル塔を攻略できるのか。エイリアン、ウェンバンヤマを討伐できるのか。

私はこの試合を一番楽しみにしている。


絶対王者バスケ大国アメリカも初戦のセルビアに快勝。

現役最強ニコラ・ヨキッチが単身無双してアメリカを返り討ちにしたらどうしようという杞憂はあったが、さすがアメリカ強い。

でも、ヨキッチの出場時間だけを見れば得失点差は±0だったらしい。は?


まだまだ続くオリンピック。楽しみで仕方ない。

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