バスケ興味ない人にもパリ五輪の男子バスケを見てほしいって話よ
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なんやこの厨パぁ!!!
パリ五輪の男子バスケアメリカ代表が決定した。
はい。優勝です。解散解散。見てほしいってタイトルで言っといてなんだけど、見なくてもいいかも。優勝国決まりました。
バスケとかよく分からないし…という方にはすごさが伝わりづらいかもしれないけれど、ちょっと大げさに話すと、大谷翔平みたいなのが12人いるようなもん。
一騎当千の猛者を12人集めたドリームチーム。なんだったら一騎当千の猛者でも入れないチーム。
かつて2000年スラムダンクコンテスト、ヴィンス・カーターが魅せたスーパーダンクに実況が、(もう優勝者は決まったからこれ以上見る必要はない、と意味を込めて、)「Let's go home!!」と叫んだ。
今回のオリンピックもあるいは見る必要すらないのかもしれない。
いや、見るが。そして、見てほしいが。
注目選手は?と言われると難しいけれど、やはりNBAのキング、レブロン・ジェームズを推したい。
そもそも、今回のアメリカ代表は「最後の花道を歩くレブロン」を主役にした物語だとすら思える。
レブロンの凄さは、「なんか知らないけど、ずっと凄い」ところだ。どんなスポーツ選手にもある年齢による衰えが、レブロンにはかなり効果が薄い。
39歳とキャリア末期を迎えているレブロンだが、なぜかは分からないけれど、未だに最前線バリバリで得点を取りまくっている。この間も40得点くらいしてた。
今年は自身の持つNBAでの通算最多得点記録を40000点まで伸ばし、もはやアンタッチャブルレコードである。
バスケの神様マイケル・ジョーダンとのGOAT論争もいよいよもって、大きくレブロンを否定する根拠がなくなってきた。
※GOAT…Greatest of all time つまり、史上最高の選手を表す用語。アメリカスポーツで使いがち。さらっと使えると「スポーツ詳しい感」が出せる。
そんなレブロンの(おそらく)最後のアメリカ代表としての試合。ぜひ、見ていただきたい。
(レブロンが規格外なだけに、普通に四年後も現役でバリバリプレーしている可能性もなくはないのが恐ろしい。)
通ぶりたい人は、おそらく黒子役に徹してくれるだろうデビン・ブッカーとかを注目してください。
もちろん他にも、面白そうな国はたくさんある。
ワールドカップ優勝国ドイツ、ニコラ・ヨキッチを欠きながらワールドカップ準優勝のセルビア。
中でもやはり、開催国フランスに期待したい。守備の達人ルディ・ゴベアに超大型新人ヴィクター・ウェンバンヤマがコンピを組んだらと思うとワクワクしてしまう。少なくともペイントエリアで点は取らせてもらえなそうだ。
万が一アメリカ代表が負けることがあれば、相手は地元ブーストもあるフランスだろうなと思う。
もちろん日本代表にも期待したい。
ワールドカップで数多の感動を巻き起こしたあのチームに八村塁が加わることで、一体どこまでのものが見れるのか楽しみで仕方ない。
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対戦相手も当然強豪しかいないので、正直グループリーグを突破できるかとか言われると厳しいとは思う。(フランスとドイツとか死のグループだけれど、そもそも別に他のグループも死のグループだ。)
それでも今の日本代表ならあるいは?と思わせてくれるし、間違いなく良い試合はしてくれるはずだ。
世界に向かって、「日本バスケはここにいるぞ!」と存分に暴れまわってほしい。
多分、オリンピックの男子バスケはどの試合を見ても面白いはずだ。
だからぜひ、バスケに興味がなくても、見ることをおすすめする。
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