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収入低くても税務調査は来るよ。脱税しないでねというお話【2024年6月19日】毎日投稿 #うしくんマネー教室

はじめに

こんにちはー!税理士Vをやってるうしくんです。
このマガジンでは、お金にまつわる色んな面白話、役立ちそうな話を毎日投稿しています。やる気維持のためぜひnoteのフォローお願いします!!!✌

↓ここから本題↓
最近、周りで聞いた話で気になっていたことがありました。
収入が少ないから税務署は来ないと思っている方、それは大きな誤解です。税務署は、副業のちょっとした収入やフリーマーケットでの売り上げ、友人に貸したお金の利子など、意外と細かいところまでチェックしています。デジタル化が進んだ今、少しのミスや隠し事も基本的には、見逃されません。

だからこそ、たとえ収入が少なくても、きちんと税金を申告することが大切です。結局脱税的な方法も皆さん同じような方法を使うので、バレバレです。最近ではAIが利用されているのではという噂もあったりします。
今回は、収入が少ないからと言って、油断した結果多額の罰金を食らった人の話をしますよー。れっつごー!

詳細な解説

個人事業主として年収300万円で税務調査が来た人の末路
個人事業主のSさんは、収入が300万円で税務調査を受け、その結果100万円近くを追徴課税されることになりました。
Sさんは過去数年間、課税所得が0円になるように経費を多く計上していたため、税務署から調査対象とされました。調査の結果、自宅作業場の家賃全額やカフェでの仕事に関する経費などが否認されました。
Sさんは結局、追徴課税(罰金)を支払うことになり精神的に大きなダメージを負いました。
なぜこのような少額の場合でもばれてしまったんでしょうか。

税務調査が来やすいポイントとは?
税務調査が来るかどうかは、収入や売上などのさまざまな要素が絡んできます。ただ、特定の経費科目が突出していたり、計算に明らかに誤りがあったりすると、調査対象になりやすくなります。
例えば、消耗品費や交際費が異常に多い場合などが当てはまります。また、1つの経費科目の中に「雑費」など曖昧な項目があると、調査につながる可能性があります。今回のケースでは勉強代として、本を大量に購入していたり食費を経費に入れていたようですね。

調査が来た場合どうなるか?
税務調査では、過去の3年分の経費がチェックされます。
調査官は、経費の必要性や妥当性を判断し、必要に応じて修正を指示します。修正の結果、税額が増える場合は追徴課税が行われます。また、調査対象となった経費が意図的に不正に計上されていたことが判明した場合、加算税や延滞税などの罰金が課されることもあります。

大体これやってるとつかまります。


うしくんの周りの反応

クリエイターなどの職業の方は特に、経費の範囲が難しいので、結構当てはまる人多いんじゃないかなーと思ってます。
特に家賃とか全額経費にしている人はかなり見かけますね。
大体住んでいる場所から逆算すれば異常な数値だとすぐばれちゃいます。
もちろん、脱税がばれないように頑張って計算している方もいますが、おそらく今後数年でAIが普及した結果、9割方は発見できるような仕組みが整ってしまう気がしていて、あんまり頑張る意味もなくなってくるんじゃないかなー
毎年確定申告の時期だけ頑張るのではなく、暇な時間を見つけて、一回勉強してみるのをお勧めしますよ~
もし悪意が無くても罰金はとられますので、自分で調べてセーフかアウトかを調べる癖をつけた方が結果的には楽でしょう。

まとめ

以上、収入関係なくちゃんと計算しないと駄目よ~というお話でした。
Sさんの場合、税務調査が来た理由は、課税所得が0円になるような経費の計上を数年続けていたからです。雑費など曖昧な項目は避け、具体的な内容を記載する必要があります。
ぱっと見で具体的な取引内容がわかるようにしておくだけでリスクはかなり下げられるので、面倒でもちゃんとやっておきましょう。
何かわからないことや気になることがあれば、Xでハッシュタグ
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こたえるようにしますね!(見逃したらごめん)

じゃあまた明日お会いしましょうじゃあね~✋

参考URL

筆者 うしくん プロフィール

うしくん像

世界最古の税理士Vtuber メタバース経済圏の創出を目指して活動中!
VRChat公式パートナー/公認会計士&税理士 / #CLUSTARS 運営
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