減点方式の絶望

これから僕がお伝えしたい減点方式というのは、
対人関係のおいての話だ。

自分に対しての相手の行動や言動など、減点方式でしか見られない人たちがいる。

これは、お互いに地獄だ。

同棲しているカップルでも、夫婦でもいい。

持ち点を100点として、相手がなにか失敗するごとに点数を引いていく。
減点方式の恐いところは、加点の要素が全くないところだ。
朝早く起きて、洗濯して、食器洗いして、キレイに身仕度整えて、5分遅刻したらマイナス5点

洗濯も、食器洗いも、キレイな身仕度も加点にはならない。
遅刻したという一点のみに注目して、話を進める。

結婚10年くらいの夫婦もどちらかが減点方式だと、
地獄だ。

減点のみだと、長く連れ添うほど無理ゲーだと思う。
お互いに、人間だし。嘘をつくこともあるし、
相手に悪いことだと分かっても自分の欲望を優先してしまうことだってある。(ウソついて飲みに行くぐらいのことだよ。)

いくら毎日、家事をして、共働きで働いて、子育て(送り迎えや学校の行事)をこなしても、
その一回の嘘で、全て無し。
だって、加点がないもの。
「はい、嘘つき。マイナス30点」

採点をしているほうも地獄だよ。
だって、加点する意思がないから相手の良いところ全く目が行かない。
ダメなところにしか、目が行かない。

なので、少しのダメなところで、
イライラして、沸点が低くなる。

良いところは全く覚えてないのですが、
ダメなところは何年経っても覚えています。

10年前のあの時味方してくれなかった。
結婚当初に家事をしてくれなかった。
子育ても私、僕任せだった。

今現在、いくら努力していても、
相手のことを全く認められない。

今更家事を頑張っても、10年前はしてくれなかった。
今更子育て頑張っても、10年前はしてくれなかった。

これってどちらも不幸になっていませんか?
攻められているほうも、責めているほうも。

なんで過去のことにそこまで固執してしまうのか?
なんで現在の相手を見ようとしないのか?


人生やり直して来ます。

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