40代女性ライバーが語る「ライバー」、その魅力とは
※インタビューを受けました。
ドラマ「おっさんずラブ」でも大活躍された男性俳優・吉田鋼太郎さんが出演している「17Live(イチナナライブ)」のCMをご存じでしょうか?CMの内容は、吉田鋼太郎さんが会社帰りに行きつけのバーで、若い女性のライブ配信を見ているというもの。CMの内容や自分自身のイメージから、「ライブ配信をする人(以降:ライバー)=若い女性」だと考えていました。
しかし今回インタビューしたのは、40代女性ライバー「うしじまいくこ」さん。うしじまさんは、ご自身でライブ配信を行いながら、ライバー専用の事務所も立ち上げられたそう。また、その実績も凄まじく、イベントで1位を取ったこともあるのだとか。若い女性でなくても挑戦できる「ライブ配信」について、Skypeでオンラインインタビューを行いました。
コミュニケーションの中で収入が生まれる、今後大注目の職業「ライバー」
「よろしくお願いいたします。」
物腰の柔らかい、明るい女性の声。早速、自己紹介をしてきいただきました。
「うしじまいくこと申します。たまたまなのですが、今日が誕生日で46歳になりました。私は15歳の娘を持つシングルマザーです。今はライブ配信という分野で収入を得ています。また、その経験を活かして、ライバーさんを育成・プロデュースする事務所も立ち上げ、現在活動中です。」
自己紹介を聞く限り、どこにでもいる普通の40代女性。しかし、うしじまさんはライブ配信の分野で大活躍。その魅力とは。早速ライブ配信・ライバーについて聞いてみました。
「ライバーというのは、ライブ配信アプリを使ってライブ配信を行っている人たちのことです。ライブ配信のアプリは、CMで流れている『17LIVE(イチナナライブ)』や『Pococha(ポコチャ)』、『BIGO LIVE(ビゴ ライブ)』、『LINE LIVE(ラインライブ)』など様々な種類があります。」
ライブ配信アプリを使用し、ライブ配信を行う、それが「ライバー」。
その仕組みは、ライブ配信者としてリスナー(視聴者)とお話をし、コミュニケーションを取る中で「投げ銭」と呼ばれるライブ配信アプリ上の通貨をいただき、収入に繋げていくというもの。ユーチューバーも新しい職業として定着してきましたが、これからは「ライバー」という職業が注目を集めそうです。
「ライバーとユーチューバーの違いは、コミュニケーションの仕方にあります。ユーチューバーは、視聴者が見たいと思う内容の動画を作成・広告収入を得るというもの。ライバーは、ライバーとリスナーがコミュニケーションを取ることで、直接ライバーに投げ銭(収入)を与えるというものです。」
同じ「配信」という内容でも、ライバーとユーチューバーには大きな違いがありました。
「『YouTube(ユーチューブ)』は再生回数が増えることで喜びを感じるのだと思うのですが、ライブ配信はすごく直接的で、リアルタイムにコミュニケーションを取ります。『生』の感覚が強く、自分の発した言葉に対して、ダイレクトな反応が返ってきます。」
自分が配信したことについて、視聴者がすぐに反応してくれる……。まだまだ、私とは関係ない、別世界の出来事のように感じています。もっと詳しく聞いていきましょう。
ライブ配信の市場は拡大中。うしじまさんの実績も公開!
ライブ配信の世界は、今どのような規模なのでしょうか?
「『SHOWROOM(ショールーム)』というライブ配信アプリも、アイドルがたくさん配信しているライブ配信アプリですね。ライブ配信は日本ではまだまだ発展中の市場ですが、日本の外・中国になると配信アプリの業界が発展しています。中国のインフルエンサーはライブ配信をして、ものすごく稼いでますよ(笑)」
中国は、日本より人口がかなり多い分、規模が桁違いのようです。
「中国は、本当にすごく成長しています。日本ではまだそこまで盛り上がっていませんが、コロナの期間に大阪でキャバ嬢として働いている『進撃のノアちゃん』という方が、17LIVEで2週間の期間に2億コイン(17LIVE上の通貨)という大記録を出したそうです。」
2億コイン……。ライバーに入るロイヤリティが公式サイトに記載されていないので実際いくら稼ぎ出したのかは分かりませんが、とても夢がありますね。思わず拍手をしてしまいました。……うしじまさんの実績も、気になるところです。
「現在、ライブ配信ではコンスタントに月収40万円以上いただいています。ライブ配信の魅力は、家で配信してお話を聞くだけで収入を得られるところ。最高月収は62万6790円。そして、私の一番大きな実績は、イベントで1位になったこと。そして、渋谷の街頭ビジョン7箇所でビジョン広告として出演させていただきました。」
す、すごい……。家にいながらそんな月収を得ることができるなら……。夢が膨らみますね。
ライブ配信に向いている人、向いていない人
CMのイメージだと、やはり若い子がライブ配信を行い、歌を歌ったりしてアイドルのように活動しているイメージなのですが、うしじまさんがコンスタントに稼いでいる秘密は何になるのでしょうか。やはり、リスナーさんの想いを聞く力が強い、などの魅力があるのでしょうか。
「ライブ配信は若い子のイメージがありますが、実はリスナーさんの年齢層はすごく幅広いんです。もちろん、20代の女性の方が若くて可愛らしいし、人気のある方はたくさんいます。しかし、リスナーさんの年齢層の幅は、40代以上~、60代の方まで様々。そうすると、私のような40代……アラフォー通り越してアラフィフになりますが(笑)、アラフィフにだって需要があるんですよ。」
なるほど。なんだか、ライブ配信のイメージが変わってきました。
「そうなんです。キャバ嬢の華々しい話や、現役アイドルの活動が皆さんの知っている『ライブ配信』の印象だとは思うのですが、実態はアラフォーでもアラフィフでも、人気ライバーにはなれる世界なんです。」
少しずつ、身近な世界に感じてきました!数々の実績を積み重ねてきたうしじまさんですが、そんなうしじまさんにも実績が出る“前”があったはず。実績が出るまで、一体どれくらいかかったのでしょうか。
「私が配信を始めたのは2019年1月30日でした。完全にど素人からのスタートです。母の介護で引きこもり生活でしたし、離婚してから一人で娘を育てるためになりふり構わず働いてきて、自分の容姿に手をかけてこなかったんので見た目に自信があったわけでもありませんでした。当然、彼氏とかお付き合いしている男性もいないし、お金がなくてお茶にも行けなかったからママ友もいないような寂しい人間でした。(笑)当時はGoogleのアップデートでSEOがらみの仕事が激減したので、事業の方も大変でした。お金もなくて、買い物とか食事とかにも行けなくて、お洒落もしなかったし、なんかもう人生摘んだ感じでした。一人で部屋にこもってパソコンの画面に向かって作業して、ほとんど誰ともしゃべらずに一日が終わったり・・・。私の話を聞いてくれる人なんか誰もいなかったですね。そんな私がライブ配信をやりだして、初めて10万円を超えたのが、2019年6月だったので、開始から5ヶ月程かかっています。そして、30万円を超えたのが8月になります。」
うしじまさんのライブ配信はかなり人生ハードモードな中でのスタートだったのですね。それにしても、10万円から30万円を超えるまでが、2ヶ月間というハイペース。なぜなのでしょうか。
「使用するライブ配信アプリによるのですが、ランク制度があります。ランクがアップすると、時間あたりのお給料が上がっていく仕組みになっています。6月から8月にかけては、割とぽんぽんとランクが上がり、一気に増えたという部分があります。ただ、早い方だと開始1ヶ月で30万円以上稼ぐので、私はかなり遅咲きのライバーですよ。」
ライブ配信は、リスナーさんが0(ゼロ)のところからスタートして、積み上げていくものだと思います。初めて10万円を超えた時の気持ちを教えてください。
「10万円を超えた時は嬉しかったですね、やっぱり。やっと超えた―!っていうか。(笑) コツコツ続けようと思っていたので、10万円いただけたんですけど、何となく『嘘?!本当に?』みたいな。(笑)『本当に10万円もらっちゃった』という感じでしたね。」
家で稼いで……確かに、実感として湧きにくいというか、「本当にもらっていいの?」と感じそうです。しかし、10万円稼ぐまでは5ヶ月かかったとのこと。そこまでコツコツやっていこうと思ったきっかけはあるのでしょうか。
「私は元々インスタでフォロワーが1万人いて。そこでの先輩みたいな女性が、ちらっと教えてくれたのがきっかけです。でも、その時は自分には関係ないことだと思っていました。ただ、検索して調べてみたら『ちょっと面白そうかも』って思って。元々ネット関係のお仕事をしていることもあり、ネットのものは何でも試してみたい性分なんです。ツイッターもフェイスブックも、サービス開始後すぐに始めていたし、面白そうだからまずは自分でやってみようと思ったんですね。その時から、『絶対に攻略したい』という気持ちがありました。あと費用が一切かからない点も魅力でした。お金がありませんでしたから(笑)自分に向いているとは1ミリも思わなかったのですが、とにかくランクを上げて絶対稼ぐまではやめない、と心に決めていました。」
ネットのサービス、確かに攻略するまで使ってみたくなります。うしじまさん、かなり決意は固かったようです。
「そうじゃなければ、やっぱり10万円行くまで5ヶ月くらいかかっているので……。みんな、そこまで続けられずに辞めてしまいました。」
ライブ配信、「継続すること」が一番難しいのかもしれません。ライブ配信は、毎日やらなければいけないのでしょうか。毎日まとまった時間が取れなかったり、子育て中のお母さんなど、時間帯が不規則な方は向いていないような気がしてしまいました。
「実は、そうとも限らないんです。結局、ライブ配信は24時間配信可能。例えば夜中の2時でも配信してオッケー。自分の出来る時間に配信する枠を設けて、コツコツ配信していけばいいと思います。小さなお子さんがいらっしゃる方でも、ライバーとして稼いでいる方はたくさんいらっしゃいますよ。お子さんが4人いながらトップライバー、なんて方もいますよ。」
なるほど。確保できそうな時間は不規則でも、ライバーには挑戦できるんですね。他に、向いていない方の条件はありますか?
「向いていない方の補足すると、ご結婚されている方で旦那様の同意が得られない場合は、ライブ配信は難しいと思います。内緒でやるっていう方もいらっしゃるのですが、内緒だといずれバレると言うか。最初に旦那さんの理解を求めておいた方がいいのかなとは思いますよ。先程お話した4人のお子さまがいながら配信されている方は、旦那さんが応援してくれているそうです。10万円でも稼げるようになったら、認めざるを得ないというか。(笑)」
そうですね。稼いできてくれれば、晩御飯のおかずが増えるかもしれないですし、旦那さんも応援したくなっちゃいますね。
お子さまがいながらライブ配信に挑戦できることは分かったのですが、私のライブ配信のイメージは、「お顔が美しい方が行うもの」。顔出しの有無や、お顔の美しさが関係あるのか、ぜひ知りたいところです。
「顔出しは基本的には必須。まれに、顔出しはほとんどせず配信して人気になった方もいらっしゃいますが、最近はライブ配信アプリも段々規約が厳しくなってきて、顔出ししてないとだめですよ、みたいなものもあります。
そりゃもちろん、お顔が綺麗な方は、いいに越したことないのですが、そこまで関係ないかな、とは思います。結局、リスナーさんが何を求めているかって言うと、コミュニケーション。なので、一緒に話をして楽しいとか居心地がよいとか、癒しを提供できる人は需要があります。」
私自身、美形枠は難しいですが、癒し枠だとなんとかなりそうです。(笑)
「ぜひ、みなさんにもチャレンジしてほしいですね。お顔の美しさより、一番必要なのは、真面目さかもしれません。コツコツ続けることが大切です。基本的に、毎日配信の枠を開けて欲しいんです。1時間でもいいので。コツコツ毎日配信しないと、リスナーさんが根付きません。だからやっぱり、真面目な方が向いています。」
やはり、真面目さが必要なのですね。継続できる人がライバーに向いていそうです。
「コツコツ配信」することの大切さ
うしじまさんがライブ配信を始めるきっかけに、元々ネット関係のお仕事をされていることを挙げていました。本業のお仕事がある中で、ライブ配信の時間を確保するのは、とても大変なことではないのでしょうか。
「当時、母親が脳梗塞で倒れちゃって。元々会社に通勤していたのを、完全在宅に切り替えました。そのため、家事と介護の合間に仕事をするような生活で、更にその合間に配信をしていました。やっぱり、大変でしたね。私も最初は訳がわからない中で始めて、2時間半くらいをコンスタントに配信をしていていました。」
やはり、自分で「やる」と決めた方は強い。しかし、そんなに意志の強くない方は、やはりライバーに向いていないのでしょうか。
自己管理を任せてしまおう「事務所ライバー」のすすめ
うしじまさんは、ちゃんと結果が出るまではやめないと決められ、それを自分で守り、とてもすごいと思います。しかし、自分だけでは続けられない方もいますよね。そういう方は、ライバーにはなれないのでしょうか。
「そんな方におすすめなのが、『事務所ライバー』です。事務所に所属しない『フリーライバー』は、自分の意思でライブ配信を行っていますが、事務所ライバーは、いわゆる芸能事務所みたいなイメージ。マネジメントする事務所に籍を置いて、ライバーとして活躍していく形です。」
なるほど。それぞれ、どんな特徴があるのでしょうか。
「フリーライバーと事務所ライバー、どちらの方がいいか、というのはよく話に上がるのですが、どちらが合っているかは人によって違います。フリーライバーになれば、100%自分の収入として入ってきます。対して事務所ライバーは、マネジメント料を手数料として引かれます。収入面だけで見ると、フリーライバーの方がいいという結論に。しかし、事務所ライバーが損かと問われれば、決してそういうことはありません。何も分からないままライブ配信を始めても、どうやってリスナーさんとコミュニケーションを取ればいいか分からなかったり、そもそもライブ配信アプリを触ることが初めてだと、画面の触り方から覚えなくてはなりません。ランク制度がどうなっているか、など覚えなきゃいけないことがたくさんあるんです。事務所ライバーですと、そのような初心者に対するサポートがあります。」
事務所ライバーは、初心者に優しいイメージですね。かなり助かる方、多いと思います。
「それだけではありません。事務所ライバーは、収入が得られるようになるまでの立ち上がりが早い、というメリットもあります。フリーライバーで成果が出る前に辞めてしまわれる方、とても多いんです。事務所ライバーの場合、相談ができたり、事務所側からも応援してもらえたり、とサポートが充実しています。『自分は絶対に自分一人でできる!』という意志の強い方はフリーライバーでいいと思います。しかし、稼げるようになるまでが早く、安心できるのは、やはり事務所ライバーですね。」
ついつい後回しにしてしまったり、『ちょっと私、自分に甘いかも』という方は事務所に所属するほうがよさそうです。ちなみに、うしじまさんの事務所に所属すると、どんなサポートが手厚いのでしょうか。
「一番は、私自身がライバーとしての実績があるというところ。『生々しい経験(笑)』を元に、様々なアドバイスができます。今、ライバー事務所は乱立していてとても数が多いのですが、事務所側にライブ配信に対する知験がないと、ライバーの心に寄り添ったサポートって難しいと思うんです。目標数値だけを見せられても、ライバーは機械じゃありませんから。ライブ配信ならではの特有の悩みもありますしね。例えば、なかなかランクアップできないときの気持ち、リスナーさんとの距離感など、日々の苦労も私自身が通って来た道なのでとてもよく分かります。自身の経験をもとに一人一人きめ細かなサポートをしています。そして、そういった質問や相談はチャットでいつでも相談可能にしています。
あまり大きな声では言えませんが、ライバーのサポートをせずに手数料だけ抜いている事務所もあると聞きます。そんな事務所だったら、所属する意味がないですよね。ですから、事務所選びはとても大事です。親身になって相談に乗ってもらえるか、初心者向けのサポートがあるか、上級者が必要とするサポート体制があるか。私の事務所は、自分がライバーとして「コレが合ったら助かるのに」というサポートを網羅して作りました。ライバー目線で事務所です。
ライバーは、もちろんいい面ばかりではなくて苦労することもあります。応対するのが大変なリスナーの方もいらっしゃいますし、ライブ配信の趣旨を勘違いされていて出会い系だと思っている人が来ることもあります。嫌な思いをすることも少なからずありますよ。そんなときは自分の方からその方をブロックしたりコメント禁止にすることができますので、自分を守る方法をお伝えしています。顔を出して行くだけで不安な気持ちも、とても分かります。自分の心を守ることもお伝えしています。」
それは、とても心強いです。ライブ配信で、上手く喋れなかったらどうしよう、だとか、たくさん不安な方がいらっしゃると思います。
「不安なこと、困ったことはいつでも相談してください。私の事務所に所属していただけた場合は、独自の応援システムがあり、フリーライバーよりかなり有利にスタートすることができます。また、最低これだけではっていう額を保証することもできます。気軽に挑戦してみたいという方はもちろんそれでOKですし、上に行きたい方はどんどんランクを上げて、出来高制で稼いでいってほしいですね。」
精神面だけでなく、金銭的な選べるサポートも充実。フリーライバーより有利に始められるのも、とても大きいですね。
「他にも充実したサポートを用意しているので、ご紹介しますね。弊社はもともと通販をやっている会社ですのでコスプレ衣装の割引購入や、オリジナルグッズの制作や発送代行もおこなっています。ファンの方からのお手紙やプレゼントの受取先として事務所の住所を利用することができます。また、税務申告のサポートもあります。ある程度稼いでくると皆さん悩むのが申告のことなんです。専門知識をもったスタッフが常駐していますので、気軽に相談してほしいです。SNS運用のアドバイスや、オンラインで自分のショップや教室を開きたい方からのご相談にも応じていますよ。ライバーの先に将来やってみたいことがある方は、積極的に話してほしいですね。」
手厚いサポート、本当に助かることばかり。ただでさえ、初めてのことに挑戦するときは不安でいっぱい。それを支えてくれる事務所ライバー、かなりアリですね。
「ライバー」、職業としての魅力
「実は、ライバーは家でライブ配信をしていますし、住宅費はもちろん、お顔を出すのでメイクやファッションを経費にできるんですよ。」
芸能人以外でお顔を出す職業は、なかなかありません。女性として日々必要なメイク道具や洋服を経費にできるのは、それだけでかなり価値がある気がしますね。
「実は、ライバーのいいところって、それだけじゃないんです。心も明るくなれるんですよ。母の介護で仕事を完全在宅に切り替えてからは、ずっと家にこもって一人で仕事をしてきました。出かけることもほとんどないし、だから出会いもないし、話を聞いてくれる人もいない。一人で毎日、暗く過ごしていました。そんな生活を続けているうちに43歳になって、更年期障害の症状が出るようになったんです。何もしてないのに心臓がバクバクして動悸がして...。寝ているだけ、座ってるだけなのにバクバクするんですよ。当時は『私、このまま枯れていくのかな』と寂しい気持ちで日々を過ごしていました。でも、ライブ配信を始めてからは、そんな生活が一変しました。
たくさんの方とお話をして、配信中はとにかくよく笑うんです。そのおかげか、更年期障害の症状が出なくなって、動悸もしなくなったんですよ。おまけに毎日人から見られるから、見ための印象まで垢ぬけていきました。娘にもママ変わったよねって言われてます(笑)。」
聞けば聞く程、ライバーは魅力的な職業ですね。
「今は毎日会いに来てくれるリスナーさんがいて、応援してくれる仲間がたくさんできて幸せですね。以前と違って、娘に洋服を買ってあげたりご飯に連れていったりもできるようになりました。半分心が死んでいたみたいな時期よりも、ずっと活き活きと生きられていると思います。」
「私がどういう人に『ライバー』という職業をオススメしたいかと言うと、私みたいにアラフィフの人はもちろん、アラフォーアラサーでも、子育て中の方にもぜひチャレンジしてほしい。自宅の外にパートにお仕事に行かなくても、今住んでいる自宅でスマホの前でお話をするだけでお金を稼げてしまうわけじゃないですか。それって、本当にすごいことですよ。しかも年齢も、性別も関係ない。男性でも女性でもOKで、年齢だって40代50代でもチャレンジできちゃいます。特別な資格だって必要ありません。もしネットで起業しようと思ったら、ウェブの勉強したり色々なソフトの使い方を覚えたり、最低限できるようにならないといけないスキルがたくさんあります。でも、ライバーは何かを使いこなせるようになる必要もありません。ネット回線とスマホさえあればできるんです。本当にゼロからできるんですよ。例えば、物販をやろうと思ったら、仕入れにお金がかかりますよね。資金ゼロ円で出来ますという方法でも、クレジットカードがないと参入できません。じゃぁブロガーになろう、と思っても、やっぱりドメイン・サーバー代は最低でもかかってきます。稼げるかわからないものに、最初にお金をかけられないっていう人もいますよね。でも、ライブ配信だったら、今自分が持ってるスマホとネット回線があれば、今日からでもスタートできるんです。だから本当に誰にでもチャンスがあるし、借金があったってできるんです。副業で結果が出なくて苦労されている方とか、シングルマザーの方とか、お金が本当に苦しい方も多いと思うのですが、ライブ配信なら、元手がかからないで、本当のゼロからのスタートで収入を作っていける。本当に、もう、ぜひチャレンジしてみてほしいと思っています。」
とても熱い気持ち、ありがとうございます。私も、旦那を説得してライバー、始めてみます!(笑)
まずは、ライバーのアカウント登録。事務所も調べてみて
たくさんのお話をお聞かせいただきありがとうございました。もし、事務所ライバーとして「うしじまさんの事務所に所属したい!」と思ったり、お伺いしたいことがあれば、どうすればいいのでしょうか。
「私のLINEで質問・相談を受け付けています。なんでもお気軽にご連絡ください。ツイッターでもライブ配信について更新しているのでご覧ください。」
あなたも「ライバー」という職業にぜひ挑戦してみてください。
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