出会い
子供が1番手がかかる時期に、職場で出会った7歳年下の友人。当時、独身だった彼女はよく子供達の相手をしてくれた。
もう、10年以上の付き合いになる。
今日は我が家でおしゃべりをした。
お互い、周りから見れば大変な状況の時も多かったけれど。
全部、気づきしかなかったよねと確認し合う。
彼女は、私にいつも奇跡を見せてくれる。
今回は、彼女の幸運を共に喜んだ。
彼女は、人との出会いに恵まれていると言う。感謝しかないと。
素敵な事だなぁと思う。
彼女が帰った後、散歩へ出かけた。
私の出会いはどうだろうかと考えていると。
男の子3人がこちらへ歩いて来るのが見えた。
仲良さげに何やら話している。
よく見ると、我が家の息子3人だった。
思わず、携帯のカメラを向けたが、顔を隠す3人。さすが思春期。
心が温かくなった。
仲良く道を歩く息子達を見るだけでこんなに幸せを感じるとは。
今まで、出会った人達がいて今の私がいる。
道を歩いている息子達を見るだけで、幸せを感じられる私が存在している。
少しずつ、みんなに気づきを貰いながら過ごして来た日々が。
「今」という瞬間に集約されているのだなぁとぼんやり思った。
空を見上げると、夕焼け空にかすかに虹が出ていた。私にも、奇跡は日々起こっている。
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