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支援学校でのモーモースクール

今日は支援学校での酪農体験活動をしてきました。

※小学校に牛を連れていき触れ合い体験や乳搾り体験、牛のお話を聞く体験などを、子供達に提供するワクワクモーモースクールに、年間10校ほど参加しています。支援学校への訪問はそのうち1〜2校ほど。

動物を見るのも触るのもはじめて、という子もたくさんいます。
体験前は、極度に怖がる子、泣き出してしまう子、たくさんいます。

でも、不思議と牛に全く触れなかった、っていう子は過去にもほとんどいないんですよね。。

今日も、とっても怖がってしまって、この子は触るのは難しいかな?って思った子がいました。最初は先生の手の上から子牛を撫で、、、
自分の指の先で一瞬だけさわることができ、、、
最後には手のひらで牛さんをいい子いい子できました。乳搾りもできたんです。

先生が1番びっくりしてました。

また、「うちの子は絶対牛に触れないと思います」ってご両親が言ってたという子もいました。

そんな気配を微塵も感じさせず、こちらが何か言う前に自分から牛に触れて、終始ニコニコしててくれました。

ハムスターすら触れなかった子が、牛に触れた。
教室から全然出てこられない子が、牛が見たくて3回も教室から出てきた。

嬉しい話がたくさん出てきます。
これぞ牛の持つ秘めたるパワー。

牛ってアニマルセラピーに絶対向いてる。(デカすぎて連れて歩くのが大変だけど)

牛には、何かある。
人を惹きつけるなにかが。

今日の支援学校の子供達は、モーモースクールをとっても楽しみにしていてくれて、牛柄マスクを手作りしてきてくれたり、モーモースクール関係者の控室には手作りの「なかよしぼくじょう」が設置され、牛乳パックで工作した個性豊かな牛達が置いてありました。

楽しみにしてくれていた子供達の気持ちが伝わってきて胸が熱くなりました。

この体験を通して、私たち酪農家もたくさん学ぶことがあります。

そして何より、これからも子供達に美味しい牛乳を飲んでもらうため、酪農をがんばろうとモチベーションが燃え上がります。

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