2021.06.02

自転車漕いでいたら、前方に両手にダンベルを持って走る、おじいさんがいた。
筋肉ムキムキ。血管モリモリ。
筋肉と皮しかないんじゃないか?と思った。
走るペースもなかなか速くて、すごくストイック。
自分が同じ年齢になったら…と考えてみたけど、こんなこと流石にできない。
「元気いっぱいなおじいさん、すごいな。」

でも。
横断歩道で信号待ちしていると、まだ信号が赤なのに渡ってしまうおじいさん。
「あれ?」
次の横断歩道も信号がもうすぐで青に変わるけど、まだ赤だよって時に渡ってしまうおじいさん。
「あれれ?」
ペース乱したくないのかな?でも、危ないよな。
結局声をかけることができず、走って行ってしまったおじいさん。
おじいさんの走る姿には「生」を感じたけど、その走りは「死」と隣り合わせ。
おじいさんの安全を祈るばかり。
去ってしまっても…声かければ、よかったな。

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