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夢日記963 ~ 24番ルームはどこだ ~

 私は、カラオケが併設されているファーストフード店のようなところで、自分が入る24番のルームを探していた。ところが、ルームナンバーは60番とか70番まであるのに、ルームが番号順に並んでいなかったせいで、24番を探すのに時間がかかってしまった。
 ようやく24番ルームを見つけて、ドアのガラス窓から中を覗き込んでみると、ルーム内には客がいた。私は困惑したが、どうやら24番ルームは2か所あるようだったので、私はもう片方の24番ルームを探し始めた。ところが、もう片方の24番ルームにも客がすでに入っていたので、私はルームに入れなかった。
 このタイミングで、私はファーストフードのコーナーの席に友人のKくんをずっと待たせていたことを思い出して、彼のようすを見にいった。24番ルームを探すのに時間がかかりすぎて、私は彼を数十分も待たせてしまっていた。そのため、私は、彼が怒っていないか心配であった。しかし、彼はまるで怒っていないどころか、「これからカラオケに行こう」というようなことを言い出した。私は、先ほどカラオケルームを探すのに時間がかかってしまったので、またカラオケに行くと再び彼を長く待たせてしまうのではないかと思った。そこで、私は気を遣って、彼に「なんなら、もういいですよ」というように返事をした。ところが、彼は「2回め、やっとかなアカンでしょ」と言った。どうやら、今年に入ってから2回めのカラオケを、彼はかなり重視しているらしい。
 そのまま、Kくんは、カラオケの受付に向かっていった。私は、彼の後ろをついて歩きながら、「彼とは何年かぶりに会ったから、今年2回めとちゃうねんけどな」と思っていた。
                             < 完 >

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